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「筋力には限界があっても、感覚を鍛えることに関しては無限。」 室伏広治

 

これはハンマー投げの室伏選手が筋力のピークを過ぎたときに語った言葉です。

 

実際室伏選手はここから技術を磨くための独特のトレーニングなどを取り入れて、見事に結果を出すわけです。

 

年を取ったからうまくなることはもう無理かもしれないなんて思わないでください。

 

何歳でも関係ないんです。

 

感覚は無限に鍛えられます。

 

脳は無限に鍛えられます。

 

私もかつて自分が試合に出場していたころは必死で練習していました。

 

しかし、引退して、コーチの仕事に専念するようになってからはまるで練習しなくなってしまっていました。

 

ラケットを握るのはレッスンのときだけ。

 

自分はもうテニスコーチとして人に指導するだけの最低限の技術はあるから、あとは理論を勉強したり、うまく物事をわかりやすく伝えるための言葉の勉強をするだけでいいと思っていました。

 

練習したところで、現役選手のように強くなれるわけではないんだから。

 

そんな言い訳を自分の心の中でして、まったく練習しないことを正当化していました。

 

それでも、コーチをしていてお客様から、クレームをいただくことなどありませんでした。

 

「コーチ、テニス下手ですね。」なんて言われることはありません。

 

レッスンで生徒さんと打ち合いをするときにそんなにボロボロとミスをするほど下手になったりしません。たとえ全く練習しなかったとしてもです。

 

しかし、この室伏選手の言葉を聞いて、ハッとさせられたんですね。

 

感覚を鍛え、技術を磨くことは無限にできるのに、なぜそれをやろうとしないのだろうと。

 

たしかに、私が、今からめちゃくちゃたくさん練習したとしても、おそらく試合でインカレ選手や実業団の選手と渡り合えることはもうないのかもしれません。

 

練習して技術がついても、走りこんだり、筋力トレーニングをしたりはしていないので、「強さ」は得られないかもしれません。

 

しかし、「うまさ」に関してはこれからまだまだ向上することができる。

 

私はまだまだうまくなれる。

 

練習を必死でしたのに試合で勝てないのであれば惨めな思いをする。

 

それを逃れるための口実として自分は練習しなくなってしまっただけではないか。

 

やるべきことはたくさんありますから、現役選手のときほど長時間練習はできません。

それでも、1日10分の練習でもいい、感覚を磨き続けて、1日にほんの一歩の前進でいい。

 

これからもっとうまくなりたいと思うようになりました。

 

これを読んで下さっているみなさんはテニスがうまくなりたいと思ってここまで読んでくださっているはずです。

 

必ずうまくなれます。

 

感覚を日々鍛え続ける。

 

そこに年齢は一切関係ありません。

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