テニスでこれだけは正しいと言えるトレーニング

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今回の記事はテニスのトレーニングについての記事です。

 

前回の記事でも書きましたが、テニスにおいて、

ベンチプレスのような重いバーベルを使うトレーニングが本当に必要かどうか

ということに関しては私もはっきり答えを出せません。

 

それが必要だとする専門家の意見もあれば不要とする専門家の意見もあるからです。

 

ただ、現時点において、これだけは間違いなく結果を出せるというトレーニングについてお話ししようと思います。


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1、ダッシュ

当たり前すぎる話かもしれませんが、走る競技である以上、ダッシュは必ず結果を出せるトレーニングです。ダッシュをやる距離に関しては、10メートル、20メートルのような短距離から、100メートル、200メートル、400メートルというようなある程度の長い距離まで、どれぐらいの距離を走ればいいのかという問題はありますが、今あなたがダッシュを日々のトレーニングに入れていないのなら、何メートルのダッシュを取り入れようとすぐに結果は出ます。

 

2、ランニング

持久走ですね。競技としてテニスをするのであれば、3セットマッチを戦い抜くスタミナは必要です。5セットマッチを戦い抜くスタミナはアマチュアには必要ありませんし、プロでもごく一握りのトップしか5セットマッチなどやりません。5セットを戦い抜くスタミナの開発はグランドスラム大会の本戦出場が見えて来たらやればいいことです。とりあえず3セット、だいたい長くて2時間ぐらいですかね。それぐらいを戦えるスタミナがあれば大丈夫でしょう。

 

3、素振り

実はこのトレーニングをしていない選手がかなりいます。練習と言えばコートでボールを打つだけという人はかなり多いんですよ。素振りなど全くしていないという選手は、まず素振りをしてみましょう。これ、実はすごい効果があるんです。素振りってまさにテニスの動きの中でのトレーニングなわけですよ。ラケットを実際に振ることによって、ラケットを振るための筋力が徐々についていきます。

これが、バーベルを持ち上げるときとの違いなんですよ。バーベルを持ち上げていると、バーベルを持ち上げる筋肉は付きます。ただ、大事なのはそれをテニスの動きにどう結び付けていくかなんですよね。ウエイトトレーニングがむつかしい理由はそこなわけです。ところが素振りならトレーニングが即競技に結び付いているわけです。

野球の話になりますが、去年広島カープがリーグ優勝をしましたが、その原動力となったのは2000回というような尋常じゃない回数の素振りなんですね。それで選手のスイングスピードが上がって、打撃の力が上がった。

テニスでも素振りをすることのメリットはたくさんあります。素振りって、テニスコートじゃなくてもできますし、相手がいなくてもできる最高の練習方法なんですよ。

 

ぜひ取り入れてみてください。

 

今回紹介した1、2、3のトレーニング。どれも拍子抜けするほど当たり前のトレーニングですよね。

 

でも、それこそが、確実に間違いがないと言えるトレーニングです。

 

残念ながら、今のところラクしてうまくなれる抜け道を発見するにはいたっていません。

精進あるのみ。

 

「千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とす。」

「千里の道もひと足ずつはこぶなり」宮本武蔵

 

ではまた。


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