追記 美文字トレーニングとテニスの上達について(2018年8月21日追記)

Pocket

この記事は2018年8月21日に追記しました。

 

テニスの上達にとって一番の方法は何かと言えば、それはもちろん「テニスコートで実際にボールを打つこと」であって、うちでルールブックを熟読することなどではありません。

 

それは当たり前として、じゃあ、コートでボールを打つときに「何を目標にしてボールを打っているか」という視点が欠けているとこれは大変な問題だと思うのです。

 

私は一日に5~10分程度ですが、字の練習をしています。

 

別に書道教室に通っているとかそういうことではなく、うちで心を落ち着かせながら、ボールペン字の練習帳に書きこんで練習しているだけなんですけどね。

 

その成果と言えるかどうかわかりませんが、勤務先の会社でこんなことがありました。

 

お客様にダイレクトメールを何通か送ることになったのですが、「宛名書き」を字がきれいな人に任せたいと。

 

そこで、指名されたのが私です。

 

もちろん、私よりも字がきれいな人は世の中にたくさんいますが、私の勤めているところで周囲の人と比べると、私の字はきれいだと評価されたようです。

 

とくに書道の素養があるわけでもなく、独学で字のバランスなどをお手本を見ながら勉強したのですが、ここ数年で確実に字はきれいになったと感じています。

 

ここでふとおもったんですよね。

 

テニスだって、上達に必要なことは同じじゃないかと。

 

文字を書くのはお手本見ないとなかなかうまくならないんですよ。

 

がむしゃらにノートに同じ字を書き続けたところで、自分のクセ字をくり返して書いていたら、いつまでたってもきれいな字は書けません。

テニスも同じことで、がむしゃらにボールを打ちまくるのではなく、目標とする選手であったり、身近にいるうまい人であったり、コーチであったり、お手本となる人の動作を見てほしいんですよ。

 

ようするに、そのお手本のように上手になることが目標なんでしょ?

 

今はYouTubeでいついかなるときもプロ選手の動画が見れる時代です。

 

そして、スマートフォンでいつでも自分の姿が動画で撮影できる時代です。

 

自分の現在の姿と、お手本となる目標の人の姿を照らし合わせて何が足りないかを考えていく。そんな視点が必要じゃないですか?

 

そして、そのお手本のマネをしようと行動してみる。

 

大人になるとそういうことをやらなくなりますよね。

 

子供の頃って、例えば野球少年であれば、憧れのピッチャーの投球フォームを真似したり、例えば私の世代であれば、野茂投手のトルネード投法をマネして遊んだ子供たちはたくさんいるわけです。そして、やっぱりモノマネ上手な少年はうまくなるんですよね。観察し、コピーする能力ですよね。

 

なぜか大人はそれをやらない。

 

遊び心がないからなのか、自分がある程度確立してしまっているからなのか、、、

お手本をマネすることは何にも恥ずかしいことじゃないのにね。

 

よくよく吟味あるべきものなり。