今回はボレーの話。
今まで、このブログの「技」のカテゴリーにボレーの記事がなかったので、補てんするつもりで書いてみました。
ボレーの記事第一号ということで、基本中の基本から解説したいと思います。
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まず、こちらの写真を見てください。
これは、私が過去に作った、ボレー練習用の遊び道具です。
ラケットの真ん中部分に穴が開くように、特別なガットの張り方をしています。
そう、このラケット、ボールをラケットの真ん中できちんと触って打てる人であれば、ボールが後ろにすり抜けるんです。
ボレーの基本は、まずボールを「しっかりと見て」ラケットの真ん中、スイートスポットでボールをとらえることです。
「しっかりと見る」と一言で言うと簡単ですが、みなさんは本当にボールを「しっかりと」見ていますか。
実はこの写真のラケットのように、真ん中にわずかな隙間しかない道具を使って練習すると、どんな方でも、真剣にボールを見ようとするんですよ。
ラケットを「顔の近くでセット」して、ボールがよく見える位置でボレーを打つようになります。
あとは、この写真のラケットのような道具を使って練習すると、ボールを打つ瞬間に手首をこねたりする動作がなくなってきます。
このわずかな隙間にボールを通そうとすると、手首をこねたり、ラケットでボールをちょん切るような打ち方はしなくなります。
みなさんにぜひこのような道具を使って練習してほしいとまでは言いません。
特殊な道具ですから、これは。
ただ、想像力を働かせてみて欲しいのです。
もしこんな道具を使って練習するとしたら、自分はどんな打ち方でボレーをするだろうかと。
きっとしっかりボールを見るはずです。大振りはしないはずです。
そうやって、ボールをしっかりと見て、ボールをラケットのスイートスポットでとらえ続けることです。
ボレーのミスの大半はスイートスポットに当たっていないことが原因なのですから。
よくよく吟味あるべきものなり。
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