この講座は、
「読むテニスの教材」として、
テニスのレベルアップに役立つ情報や、
テニスの上達法、
テニスの練習法、
最新のテニスグッズ
などを紹介していきます。
今回はストリングの話です。
以前テクニファイバーのナイロンストリングの一覧を作っていたのですが、
今回はテクニファイバーのポリエステルストリングを比較してみます。
現在、日本のカタログに載っている5機種を比較しながらレビューしていきます。
テクニファイバーのポリエステルストリングは、どれも自信を持っておすすめできるものばかりです。
どの製品も、高い製造技術があるからこそのクオリティ。
そんなテクニファイバーのポリエステルストリングを、メーカーのカタログよりも詳しく紹介してみようじゃないかという企画です。
では、行ってみましょう。
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テクニファイバーのストリングに関しては、旧モデルがネット上で売られていたり、海外輸入品が売られていたりもするのですが、それらも含めると多くなるため、今回の記事では、
①アイスコード
②レーザーコード
③4S
④ブラックコード
⑤レッドコード
この5機種に絞って比較します。
では、各ストリングを順に見ていきましょう。
テクニファイバー アイスコード
打感 ☆☆☆☆☆
スピン性能 ☆☆☆
テンション維持性能 ☆☆☆☆
テクニファイバーの最新ストリングですね。
ダニル・メドヴェデフ選手が使用を開始したことでも話題になりました。
詳しいレビューはこちらからどうぞ。
鮮やかな蛍光色のカラーリングのストリングが全盛の中で、真っ白なカラーのストリングは、逆に目立つかもしれません。
今どきのポリらしく、ストリングを張ってからのゆるみが少なく、テンション維持性能はなかなかです。
また、打感も見た目や、名前の冷たい感じからは想像できないほどやわらかく、食いつきがあります。
スピンのかかり具合も、ボールが打球時に食いつくので、ボールをしっかりと潰しながら打てる方にはスピンをかけやすいストリングです。多角形ガットではないので、ガリガリ引っかけながらスピンを打つというものではないです。
どちらかというと、フラットドライブで攻めていくプレーヤー向きだと思います。
テクニファイバー アイスコード
テクニファイバー レーザーコード
打感 ☆☆☆☆
スピン性能 ☆☆☆
テンション維持性能 ☆☆☆☆☆
発売されたときは衝撃だった、驚異のテンション維持性能を持つレーザーコード。
他のストリングとの比較もありますので、レーザーコードの詳しいレビューが気になる方はこちら。
打感としては、やや硬いという方が多いかもしれません。
スピンをかけるストリングというよりも、どちらかというと、フラットドライブを打つプレーヤーに適したストリング。
テンション維持性能はさすが!といったところです。
テクニファイバー レーザーコード
他にテンション維持性能と言えば、他社のストリングになりますが、評価が高いのはこれですね。
こちらの記事もぜひ参考にしてください。
テクニファイバー 4S
打感 ☆☆☆
スピン性能 ☆☆☆☆☆
テンション維持性能 ☆☆☆
かつてはブラックコード4Sというネーミングだったこのストリング。
断面の四角形のストリングを張り上げると、ラケット面はギザギザ。
手でなでなですると痛いほどになります。
詳しいレビューはこちらの記事をご覧ください。
とにかくスピンがかかるストリングなので、ヘビースピンで相手を強引に押し込むようなテニスがしたい方にはうってつけ。
また、逆に、スピンをかけるのが苦手で、なかなかスピンがうまくかけられないという方にも、楽にスピンがかかるストリングなのでおすすめです。
打感は、多角形のガットらしく、少し尖った感覚がありますが、素材自体はポリの中ではかなり柔らかい部類なので、いやな感じはしないと思います。
テクニファイバー 4S
テクニファイバー ブラックコード
打感 ☆☆☆
スピン性能 ☆☆☆☆
テンション維持性能 ☆☆☆☆
多角形のストリングの定番と言ってもいいかもしれませんね。
スピンがかかるストリングで、しかも柔らかい。
プロの選手の使用も多数。
さらに詳しくは、こちらのレビュー記事をご覧ください。
スピンや、打感、テンション維持性能のバランスが取れたストリングだと思います。
プロの選手の使用率が高いのもうなずけるストリングです。
テクニファイバーの契約プロだけでなく、多くのトッププロが、自腹で買ったりしているストリング。
その性能の高さには、定評があります。
テクニファイバー ブラックコード
テクニファイバー レッドコード
打感 ☆☆☆☆
スピン性能 ☆☆☆
テンション維持性能 ☆☆☆☆
こちらのストリングもバランスの取れたストリングですね。
スピンガットではないので、スピン性能はそれほど高くはありませんが、柔らかい打感と、テンション維持性能はなかなかです。
詳しいレビューはこちらの記事をご覧ください。
レッドコードには、一時期レッドコードWAXという商品があったのですが、現在テクニファイバーのカタログ上は、レッドコードと単純に表記されているのみです。
それでも上のリンクのレビュー記事は参考になるかと思いますので、ぜひご覧ください。
テクニファイバー レッドコード
いかがでしたでしょうか。
テクニファイバーのポリエステルストリング5機種の比較をしてみましたが、みなさんがどんなプレーをしたいかによって、どれを選ぶかは変わってくるかと思います。
どれをとってもパーフェクトだと呼べるようなストリングはどこにも存在しないので、みなさんがどれを重視するかによって、選択は変わるかと思います。
この記事にある☆マークの評価を参考にしていただければと思います。
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