この講座は、
「読むテニスの教材」として、
テニスのレベルアップに役立つ情報や、
テニスの上達法、テニスの練習法、
最新のテニスグッズなどを紹介していきます。
今回はストリング（ガット）の話です。
シグナムプロの超人気ストリング、
トルネードを紹介します。
スピンがとにかくかかりやすいと評判のストリングです。
発売からはかなり時間がたっていますが、いまだにヒット商品である理由を探ってみたいと思います。
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シグナムプロ トルネード
シグナムプロの発売するスピンに特化した多角形のストリング。
パッケージ裏はこんな感じです。
このトルネードというストリングは、以前こちらの記事でも紹介しました。
おすすめの多角形のストリングをまとめた記事です。
その中でもトルネードは、ちょっと珍しい７角形という形状で、しかもらせん形状になっているという、とにかく見ただけでエグいスピンがかかりそうな形をしているんですね。
実際に打ってみるととにかくスピンがかかりますんで、スピンをもっとかけたいスピンプレーヤーも、スピンが全然かからなくて悩んでいる初級レベルのプレーヤーも、とにかく一度試してみてください。
シグナムプロ トルネード
ロールでもこの安さ！
では、実際に打ってみて感じた詳しいレビューを次の項目でしていきますね。
シグナムプロ トルネード
先ほども書きましたが、７角形にらせん形状というとにかく、表面がギザギザな構造になっていて、スピンが本当にかかります。
バボラのピュアドライブ2018に張ってみたんですが、写真からわかりますかね？
表面がギザギザで光が乱反射してるの見えます？
物理的には、断面が三角形だと一番スピンがかかるとか、四角形だとスピンがかかるとか、いろいろ言われていますが、実際に打ってみたら、この７角形のトルネードめちゃくちゃスピンかかるじゃんと驚かれること間違いなしです。
打った打感としては、ちょっと硬いので、それを苦手にする方もいらっしゃるかもしれません。とくに最近の柔らかいポリエステルに慣れてしまった方にとっては、一昔前のポリエステルストリングの感覚だと思われるかもしれません。
こちらのレビューにも書いた、バボラのプロハリケーンツアーなんかを使われている方にとっては、違和感なく使ってもらえるストリングではないかと思います。
プロハリケーンツアーも、硬いけどスピンはよくかかる
そんなタイプのストリングでしたね。
同じバボラだと、最近はＲＰＭブラストなんかの方が人気かもしれません。
というのも、ＲＰＭブラストの方が少し柔らかい感覚なんですよね。
シグナムプロのトルネードとＲＰＭブラストを比較すると、シグナムプロのトルネードって、やっぱり打感はトゲトゲしていて、硬いなという感覚です。ただ、スピンとしてはトルネードはジャリジャリと本当によくかかります。
イメージで言うと、ＲＰＭブラストはボールをしっかりくわえこんでスピンをかけていく感じ。
シグナムプロのトルネードは、くいつきこそ弱いものの、ボールの表面をさっとなでるだけでスピンがかかっちゃう感じというとこでしょうか。
テニスの試合の中では、しっかりと構えて腰を落としてボールをつぶせる場面ばかりとは限りません。
場合によっては、手先だけでボールを打たなくてはいけない場面も多々あります。
そんな中でボールを打っても、軽くちょいっと擦っただけでも、ボールが回転してくれる。
これってすごいサポートになるんです。
追い込まれたときにスピンの効いたボールをショートクロスに切り返すなんてこともやりやすくなると思います。
ちょっと使ってみたくなりませんか？
ぜひ下のリンクから試しに一本買ってみてください。
シグナムプロ トルネード
シグナムプロ トルネード
耐久性：７２点
パワー：８２点
コントロール：８５点
打感：８２点
快適さ：７９点
スピン性能：９６点
テンション維持性能：８５点
コストパフォーマンス：８５点
総合評価：８３点
今回テストしてみた感覚ですけど、スピンのかかりは非常にいいです。打感も硬いですが、このストリングを求める層のプレーヤーであれば、それが気にならないくらい、ボールを思い切り叩けるので、メリットの方が多いのではないでしょうか。
ＳＩＧＮＵＭＰＲＯ ＴＯＲＮＡＤＯ
多角形のストリング、スピンストリングはたくさんあれど、これほどよくスピンがかかるものはなかなかないかなといった印象です。
スピンをとにかくかけたいというプレーヤーには、自信を持っておすすめできるストリングです。
いかがでしたでしょうか。
シグナムプロ トルネード
ぜひ一度試してみてください。
ロールならこちら。
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