この講座は、
「読むテニスの教材」として、
テニスのレベルアップに役立つ情報や、
テニスの上達法、
テニスの練習法、
最新のテニスグッズ
などを紹介していきます。
今回は、なんとなーく、ゆるーいテニス談義でもしようかと思っています。
いつもはろくでもないラケットの話ばかりしているのですが、
今回はさらにろくでもないです。
さっさとブラウザを閉じて寝た方がマシだと思いますが、人生の貴重な時間を垂れ流しても一向にかまわない暇な方や、仕事のない方はぜひ最後までお付き合いください。
よくよく思い出してみると、例年通りなら、テニスファンはフレンチオープンに沸きたっいてるころだったはずですね。
去年の記事です。
ナダル選手が連覇しても、今さら感動すらしなくなったフレンチオープン(笑)
あー、またですか。
と思っている方が多いかと思いますが、もう、それって、感覚マヒしてますよ(笑)
グランドスラムタイトルなんて、1個取れるだけでもスーパースターですからね。
小さなころから、テニスばかりして、世界一になりたいと思ってがんばってきた選手のほとんどが、一度も優勝できないで終わる。
プロテニスの世界とは、そんな厳しい世界なのですが、ナダル選手がすごすぎて、もうみんなわけがわかんなくなってますね。
ま、それはともかく、今年はウインブルドンは中止だし、
フレンチオープンは延期だし、とんでもない時代になりましたね。
トッププロだけでなく、われわれアマチュアも、全然テニスができない。
そんな環境になってしまいましたが、ようやくコロナの問題も一区切りしそうな状態ですね。
そんなわけで、これからどうやって楽しくテニスを再開するかという話をしたいと思います。
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「コロナのせいでテニスができない」
と嘆いていた方、多いのではないでしょうか?
ステイホームと言われて、うちでマリオテニスをしてみても、テニスの王子様ミュージカルのDVDを見てても、あまりテニスがうまくなった気がしないなーと言う方、多いかと思います。(←当たり前)
うちの近くのテニスコートも、5月下旬までは閉鎖されているところが多かったのですが、だんだん再開されてきているようです。
5月の間、まともにテニスができる施設は少なかったのですが、これはやむを得ない措置かなと個人的には思っています。
屋内は仕方ないにしろ、屋外のテニス施設まで使えないのはやりすぎではないかという向きもたしかにありました。
実際、ホリエモンこと堀江貴文氏は、
「ゴルフとか、登山とかが自粛ってバカじゃないのか」
という言い方をされてました。
堀江貴文氏、過剰な外出自粛にNO!「登山禁止とか頭悪すぎて笑う」https://t.co/Zgibeg0J9o
— Share News Japan (@sharenewsjapan1) April 23, 2020
たしかに、ゴルフや登山は、密にはなりにくいのですが、クラブハウスや山小屋は密になりやすいので、一律に自粛という判断も一概に誤ちとは言えないかと思います。
その判断はむつかしいですけどね。
テニスは、身体と身体が接触するいわゆるボディコンタクトがあるスポーツではありません。
対戦相手と距離が取れるスポーツです。
ラグビーとか相撲とかは、今再開しようと思っても躊躇される方が多いのは当然ですが、テニスはそうではない。
ソーシャルディスタンス(社会的距離)という言葉が盛んに言われるようになりました。
2mくらいの感覚をお互いが取ることで、感染予防に繋げるというものですが、テニスはネットを挟んで相手と向き合うので、相手との接触がありません。
また、ネットを挟んだとしても、卓球くらいの距離感だと相手とはかなり近い感じになりますが、テニスコートで向き合っても、相手に飛沫が届くことはありません。
そのへん歩いてるおっさんのくしゃみの音がデカくて、町内中に響き渡るほどだとしても、そのおっさんの飛沫が届くのは、せいぜい5mくらいのもんです。テニスのネットを挟んで向かい合っている限り、届くことはないでしょう。
テニスコートの長さは23.77mです。
また、パートナーとの接触も少ないスポーツです。
ラケットをプレーヤーが持っているので、ダブルスのパートナーとも、プレー中の身体の接触はまずありえません。
またテニススクールなどでの集団レッスンにおいても、接触はほぼありません。
というのも、ラケットの長さはだいたい70cm
で、みなさん、おてもとのラケットを持って胸にグリップエンドを当てて、片側の手を前ならえのように前に伸ばしてみてください。
だいたい腕の長さとラケットの長さって大人なら同じくらいの長さかと思います。
つまり、腕の長さとラケットの長さを合わせて半径1.5mくらい。
この範囲は、人が近づいてこない、あるいは近づいてこれない範囲なのです。
で、周りの人も半径1.5m、両者合わせてだいたい3mくらいはお互いに距離が取れるスポーツなのです。
そう考えると、テニスって、安心してソーシャルディスタンスが保てるスポーツなんですよ。
ただ、プレーの際の常識はこれから変わってくると思います。
ダブルスのプレー中にポイントを決めたときに、ペアとのハイタッチはしないとかね。
試合の最後の握手もしないような終わり方にしないとダメでしょうね。
お互いに軽く手を上げて握手と礼の代わりにするとかね。
こんな感じでプレーに関するマナーの常識も変わってくるでしょう。
「新しい生活様式」という言葉が世間一般に浸透しつつありますが、テニスの中にも新しい様式が生まれてくると思います。
で、そんなふうに新しい様式を取り込みつつも、とにかく、テニスを再開できることが、われわれの願いです。
というのも、今後コロナウィルスとの戦いはまだまだ続きます。
「アフターコロナ」ではなく、「ウィズコロナ」とも言われるように、コロナウィルスとは今後もうまく付き合っていくしかないのです。
感染しないためには、免疫を高めることが非常に重要になります。
免疫を高めるのは、心身が充実していることが必要なのですが、一般に言われているように、食事、睡眠、運動という当たり前のことが当たり前にできてないといけません。
免疫が高まればウィルスと接しても感染しない。
あるいは、感染したとしても、症状が軽くて済むわけです。
そんな強い身体づくり、健康の維持のために、テニスというスポーツは一役買えるのではないかと思っています。
外出の自粛で運動がしっかりと出来ていないと、精神面でもネガティブになりがちで、エネルギーが下がります。
精神面でも、運動をすることは大きなプラスになります。
心と体、いずれにとってもテニスをすることは大きなプラスになると私は考えています。
いかがでしたでしょうか。
今まで外出自粛で運動ができなかったみなさん。
テニスを再開してみませんか。
ただ、再開してすぐはいきなり全開でプレーしないこと。
プロのスポーツ選手でさえ、ブランクがあったときには、ゆっくり再開します。
アマチュアがいきなり全力でプレーなどもってのほかです。
あっという間にケガに繋がります。
十分気を付けてテニスを楽しんでください。
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