この講座は、
「読むテニスの教材」として、
テニスのレベルアップに役立つ情報や、
テニスの上達法、
テニスの練習法、
最新のテニスグッズ
などを紹介していきます。
今回はストリングの話です。
テクニファイバーのポリエステルストリング、4Sについて書いてみたいと思います。
テクニファイバー 4S
断面が四角形のいわゆる多角形ストリングですね。
多角形のストリングに関しては、こちらにまとめを作っていますので、ぜひご覧ください。
このストリング、4Sは、かつて「ブラックコード4S」という名で、販売されていました。
テクニファイバーの超人気ストリングで、多角形ガットの人気に火をつけたとも言っていいブラックコード。
4Sが登場したとき、4Sは、五角形のブラックコードに対して、四角形のブラックコード4Sという派生商品のような位置づけでした。
現在はネーミングが「4S」とシンプルになりましたが、基本的なコンセプトは変わりません。
五角形のブラックコードよりも、四角形の4Sはさらにギザギザした表面に感じられます。
とにかくガリガリスピンをかけたい。
ラケットの面で大根おろしも作れたら便利という方のために作られたストリングです。
今回はそんな4Sについて書いてみたいと思います。
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TECNIFIBRE 4S テクニファイバー 4エス
素材:ポリエステル
特徴:ポリエステルモノ、特殊添加剤、特殊コーティング
定価2600円
ゲージ 1.20㎜ 1.25mm 1.30㎜
最初にお話ししたように、断面が四角形という、珍しい形のポリエステルストリングです。
とにかくスピンがかかりやすいというのがウリです。
多角形のストリングで、どれが一番良くスピンがかかるかという論争は、弥生時代からずっと存在しているのですが、
あるメーカーは、「実験の結果、三角形がベストだった」と言い、あるメーカーは「四角形だ」と言い、また他のメーカーは「五角形」と言うわけです。
みなそれぞれに自分の商品にとって都合のいいデータを出してくるので、何が正解なのかはまだハッキリとは分からない状況だと思います。
わしもわからん!(笑)
と言ってしまっては身も蓋もないので、一応言っておきますと、
個人的には五角形、あるいは四角形が一番スピンのかかりがいいような気がするのですが、これはあくまで個人の感覚。
みなさんもいろいろ試してみてベストなものを見つけてもらえたらと思います。
もしかしたら、みなさんもこの4Sを使ってみると、これこそがベストオブスピンガットだ!
と思われるかもしれません。
4Sは、それくらいスピンのかかりやすいストリングです。
TECNIFIBRE 4S テクニファイバー 4エス
では、ベストオブスピンガットを探すために、いくらか比較の候補を挙げておきましょう。
まずは、このストリングを試さないわけにはいかないでしょう。
テクニファイバー ブラックコード
4Sと比べると、スピンのかかりなら間違いなく4Sがかかる!
ブラックコードは、打感の柔らかさとボールの飛びや食いつきでやや上ですね。
トータルのバランスで言うならブラックコード。
バランスなんか関係ない。とにかくスピンをガリガリかけたいというなら、間違いなく4Sと言えるでしょう。
ヨネックス ポリツアースピン
こちらのストリングも、先ほど紹介したブラックコードと同じく五角形のストリング。
打った感触としては、ブラックコードよりもちょっと硬いかなという印象です。
スピンのかかり具合も、個人的にはブラックコードよりも少しかかりやすいかなという印象なのですが、4Sの方がさらにスピンはかかりますし、打感が4Sって思ったほどかたくないので、ポリツアースピンよりは肘にやさしいかもしれませんね。
ソリンコ ハイパーG
ベストオブスピンガットに挙げるプレーヤーも多い、人気ストリング。
こちらもスピンのかかり具合としてはかなり優秀。
4Sと甲乙つけがたいくらいの印象なんですが、やや4Sにスピン量では軍配が上がるかな。
緑色のデザインは好き嫌いがはっきり分かれそうです。
性能で言えばハイパーGが好きだけど、色がね、、、
というプレーヤーは割といます。
4Sのブラックのデザインはどんなラケットにもマッチしますからね。
ただ、ハイパーGは相当評価の高いストリングなので、最後迷うのは、ハイパーGとの比較かもしれませんね。
ぜひこちらも一本試してみてください。
いかがでしたでしょうか。
TECNIFIBRE 4S テクニファイバー 4エス
究極のスピン量を保証します。
あとは打感が気に入るかどうかです。
気に入れば当然ロールで持っておくべきストリングです。
スピンプレーヤーなら、4Sでガリガリスピンを打って、どんどんストリングが切れる。
そういった戦い方になると思います。
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