この講座は、
「読むテニスの教材」として、
テニスのレベルアップに役立つ情報や、
テニスの上達法、
テニスの練習法、
最新のテニスグッズ
などを紹介していきます。
今回はラケットの話です。
職業柄、色々とテニスのことを調べて、様々なサイトを見ているんですが、最近面白い言葉を見つけました。
「大和スペック」
とあるホームページで見つけたのですが、ある特定のスペックのラケットを指してそう呼ぶらしいので解説していきます。
で、その「とあるホームページ」というのは、ウインザーラケットショップさんのホームページです。
この記事を書いたライターさん、ほんとに博識ですごいなと脱帽です。
ま、興味がある方は読んでください。
では、「大和スペック」とはなんぞやということについて次に書いていきます。
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そもそも「〇〇スペック」といえば、黄金スペック。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
黄金スペックの「黄金」は黄金比の黄金。
1:1.618の数値が示すように、「美」は客観であるということ。
テニスラケットにおいても、最高のスペックは客観的に決まる。
そう思わせてくれるほど、「黄金スペック」のラケットは、大当たりのスペックでした。
多くのユーザーを虜にするスペックとなったのです。
そんなわけで、「全てにおいてバランスの取れたもの」というくらいの意味合いで、そんなネーミングになったんだと思います。
黄金スペックの元祖とも言えるのが、このピュアドライブ。
BABOLAT(バボラ) ピュアドライブ テニスラケット 2018(BF101334/BF101335) グリップサイズ:2 (フレームのみ)
今も大人気のモデルですね。
ぜひ、こちらの記事もご覧ください。
これに対し、「大和スペック」というのは、日本人好みの設計のラケットで、主に300g、320mmと重さ・バランスに関しては、黄金スペックと同じ。
あるいは、それに近い重さ・バランスですが、フレームの厚みが21mm~23mm程度とやや薄めに抑えられているものを指しているようです。
日本人が好きなスペックで「大和スペック」というネーミングのようですが、実はこれが世界のラケット市場にもじわじわ浸透してきているようなのです。
では、大和スペックのラケットって、どんなものがあるのか?
具体的な例を挙げると、
ウィルソンのブレード100
ヨネックスのVCORE PRO 100
ヨネックス YONEX 硬式テニスラケット Vコア プロ 100 VCORE PRO100 02VCP100
ヘッドのスピードMP
バボラのピュアストライク100
BABOLAT(バボラ) [フレームのみ] 硬式テニス ラケット ピュア ストライク 100 グリップサイズ2 BF101400
といったところですね。
あ、先日の記事で紹介したダイアデムのNOVAも大和スペックじゃないですか!
Diadem ダイアデム 硬式テニスラケット Nova (ノバ) (グリップサイズ3)
ダイアデムについて、まとめの記事はこちら。
で、これらのス大和ペックと言われるラケットになぜ注目が集まるかというと、黄金スペックと言われるラケットに、満足できないユーザーをうまく取り込んでいるからなんですね。
よく聞く話なのですが、ピュアドライブは飛びすぎるから、自分には合わないという声です。
確かにピュアドライブって、フレームの厚みが最大26mmもあるので、非常によく飛ぶわけです。
これは初心者にとっては非常に快適ですし、また、激しいボールの打ち合いをする上級者にもありがたい設計なのです。
ピュアドライブを使いにくいという層は、スピンをかけてボールをコートにおさめるのが苦手な中級者、例えばハードヒットがイマイチコントロールできない、フラット系のプレーヤーに多いです。
ピュアドライブはどんな層にも使える万能ラケットなんて言いますが、中にはあまり好きではないという人もいるんですね。
そんな方には、今回紹介する「大和スペック」なるものは、1度トライしてみる価値ありではないかと思ってます。
「大和スペック」という言葉が、一般に浸透して、流行るかどうかはわかりませんが、「大和スペック」と呼ばれるラケットの良さは、今後少しずつ認知され、広まって行くのではないかと思っています。
私もかつて記事にしたのですが、ピュアストライク100なんて、めちゃくちゃいいラケットなのに、イマイチ使っている人がいないんですよね。
「大和スペック」ならこちらがイチオシです。
ピュアストライク100について詳しくはこちら。
おすすめラケットランキングでも、紹介しています。
詳しくはこちら。
いかがでしたでしょうか。
黄金スペックに代わって、新たな主役となりそうな、「大和スペック」
ぜひみなさんも一度試してみてください。
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