この講座は、
「読むテニスの教材」として、
テニスのレベルアップに役立つ情報や、
テニスの上達法、
テニスの練習法、
最新のテニスグッズ
などを紹介していきます。
今回はストリング(ガット)の話です。
トアルソンのデビルスピン
すごい名前ですよね。
なかなかいかつい名前のグッズなので、以前こんな記事で特集したことがあります。
トアルソン デビルスピン
でも、本当に大げさではなく、その名の通り、よくスピンがかかるストリングなのです。
今回はそんなトアルソンのデビルスピンについて書いてみたいと思います。
トアルソン デビルスピン
デビルスピンはなぜこんなにもよくスピンがかかるのか。
秘密はその独特の形状。
パッケージの裏側に、その独特の断面の形状が描かれているんですが、見えますかね。
ちょいとでっぱりがあるこの形が、ボールに対するひっかかりを産んだり、ストリング同士のスナップバック効果を高めるので、非常にスピンがよくかかるのです。
スナップバックについては、こちらの記事をご覧ください。
スナップバックが起こりやすくするために、ストリング表面に出っ張りを作るという発送は、バボラのハリケーンや、ブラストと同じですね。
ハリケーンやブラストは、非常にスピンがかかりやすい人気ストリングです。
こちらの記事を参照してください。
さて、デビルスピンなのですが、そのカラーリングは、主に赤に見えるのですが、よく見ると赤と黒のデザインになっていて、めちゃくちゃかっこいいんですよね。
プリンスのビーストや、ヨネックスのVCOREなんかに合わせて張ると、非常に統一感があって映えるカラーリングになります。
ぜひ組み合せて張ってみてください。
で、実際に張って売ってみると、かなり意外な結果になりました。
デビルスピンは、ストリングを張る際、ストリングを持ってみた瞬間に、ハリやコシを強く感じたので、実際張ったら、相当硬く感じるだろうなと思ったんです。
ところが、実際ボールを打ってみると、その柔らかいホールド感に驚きました。
最近のポリエステルストリングって本当に柔らかいタッチのものが増えていて、昔と比べたら断然性能が上がったよなぁと痛感しました。
実際にボールを打ってみる前はストリング自体がかなり硬くてガチガチのイメージだったのですが、柔らかく、ホールドが長いので、スピンをかけつつも、しっかりボールをつかむ感じがあります。
また、期待通りのスピンのかかり具合、いや、期待以上のスピンのかかり具合で、ストローカーには最適ではないでしょうか。
スピンガットというと、通常は多角形のストリングが思い浮かぶと思うのですが、デビルスピンは、五角形とか、八角形のギザギザの断面ではないので、その辺が柔らかく感じたポイントなのかもしれません。
その他の多角形ストリングについてはこちらの記事をぜひご覧ください。
そして、このトアルソン デビルスピンシリーズなんですが、非常にラインナップが豊富。
ゲージの種類も120 125 130と選べますし、カラーバリエーションも125や130に関しては、4色から選べるのも魅力です。
カラーはブラック / レッド / ブルー / イエローの4色展開。
これだけの種類をドーンと並べているあたりからも、トアルソンが自信を持って発売しているのがはっきりと見て取れます。
ジュニア選手や、女性でも扱いやすい120ゲージ
ポリエステルなので、120でも十分な耐久力を持っています。
ストリングがあまり切れないタイプの方であれば、この細いゲージのスピンのかかり具合は最高に気持ちがいいと思います。
何と言っても定番の125ゲージ。
一般的な男性プレーヤーがお試しするなら、何と言ってもまずは125からでしょう。
通常のポリエステルストリングとどれくらいスピンのかかり具合が違うか確かめてみると良いと思います。
パワーのある男性や、部活動などで毎日テニスをしていて、頻繁にストリングを切るプレーヤーには130ゲージ。
デビルスピンに本当にハマるユーザーは、このゲージを使っているような層かなと思います。
そして、頻繁にストリングを切る超ヘビーユーザーにはうれしいロール。
ちなみにこちらは200mのロールではなく、240mのロール。
ラケット20本分が優に張れる長さです。
また、ブルーやイエローは60mのロールという珍しいタイプ。
だいたい5張分ですね。
と、こんな感じで非常に多種多様なラインナップが用意されているデビルスピン。
トアルソンの一押しポリエステルストリングです。
一度ぜひ試してみてください。
いかがでしたでしょうか。
とにかく、柔らかい打感を持ちつつも、強烈なスピンがかかるトアルソンのデビルスピン。
記事の途中で紹介した赤いカラーのタイプはこちら。
どんなラケットにも合わせやすい定番のブラックはこちら。
バボラのブラストやハリケーンが好きだという方なんかは、一度乗り換えを検討するために、試してみてもいいかもしれませんね。
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