この講座は、
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今回はグリップテープ(オーバーグリップ)の話です。
いつもはバボラのVSオリジナルグリップを愛用している私ですが、
今回、同社のツアーオリジナルというグリップをテストしてみました。
感触が良ければ乗り換えてみてもいいかなと思ってたんですよね。
VSオリジナルに不満があるわけではないですけど、
やっぱりいろいろ試してみたくなるものなので。
「オリジナル」
と名前に付いているものは良いものが多いという思い込みもありますし、
ルキシロンのオリジナルとかね。
ぜひテストしてみたい。
そんなわけで、
とりあえず一本だけ買ってテストしてみました。
巻いてみたんですけど、
もうこの時点でサラサラ。
はっきりとわかります。
ちにみにタイトルの、
さ~らりとした~♪
というCMが昔ありましたが、
(今もあんの?最近はテレビ見ないからわからん。)
ひどい音程の女優が歌ってましたね。
テレビのボリューム上げたら、
音波で戦車とかも破壊できるんじゃないかと思ったほどです。
ま、それはおいといて、詳しくレビューしていきましょう。
バボラ ツアーオリジナル
Babolat tour original
スペック
その厚みは0.55mm
画像からわかるように、、、
何を書いてるかわからんか(笑)
厚みで比較すると同社VSオリジナルグリップよりはやや厚めで、
プロツアーよりは少し薄めなのです。
0.55mmというスペックは、
ド定番のヨネックス ウエットスーパーグリップの厚み、
0.6mmなんかと比べても、やや薄いのですが、
その違いはあまり気にならないレベル。
それにしても、
「シルキータッチ」
と言われるグリップ表面は本当にサラサラで驚きました。
本当にシルクのようなサラサラの手触りで気持ちがいいです。
グリップチェンジするときに手のひらで引っかかる感じはまるでないですね。
さらりとし感じのグリップと言うと、
ドライタイプのトーナグリップなんかが定番だと思いますが、
ウエットタイプの外観でこんなにさらっとしたグリップは、
たぶん他にないのではないでしょうか。
同社の販売するプロタッキーなんかとは、
対極にあるグリップテープだと思います。
このプロタッキーグリップも後にレビューしようかと思っていますが、
こちらは、ウィルソンのプロオーバーグリップや、
トアルソンのウルトラグリップのような、
ねちゃねちゃ系のグリップですね。
素早いグリップチェンジで様々なショットを繰り出したい。
バボラ ツアーオリジナルは、
そんなセンスあふれるプレーヤーにはぜひおすすめです。
反対に、汗をかいて、
すぐにグリップがすっぽ抜けてしまうような人にはおすすめできないかもしれません。
非力で握力に自信がないという方にも、
このツアーオリジナルの良さは感じてもらえないかもしれません。
このグリップの良さはグリップチェンジのしやすさにあるので、
グリップ力という点ではどうしても心もとない感じが残ります。
その意味では「ツアー」の名を冠しているだけあって、
やはり、ある程度パワーのある競技者を想定した商品かなと思います。
VSオリジナルなんかも、
「セミドライタイプ」
などと言われていて、
比較的サラサラな部類に入るのですが、
このツアーオリジナルは、それよりもずっとサラサラですね。
滑りがいいのですが、汗で滑ってるのとはわけが違います。
汗で滑ってるツルツルした感じとは違い、
このツアーオリジナルは、サラッと滑って、
必要なときにはキュッとグリップする感覚があります。
汗をかいたせいで、
意図せずしてグリップがすっぽ抜けるというような
滑る感覚とは全く違います。
今までにない新しい感覚のグリップだと思うので、
ぜひみなさんも一度お試しください。
いかがでしたでしょうか。
私自身も自分が使う分にはVSオリジナルの感覚が好きだなと思いましたが、
これを読んでくださっている方はきっと、
ツアーオリジナルに興味を持ってどんなものか気になっている方だと思うので、
一度試して見る価値ありですよ。
バボラ ツアーオリジナル
気に入った方には12本入りや、30本入りもあります。
こういう大容量パックが発売されている時点で、
やっぱり、頻繁にグリップを巻き替える競技者を想定しているなと感じます。
また、このツアーオリジナルは、
元々がサラサラでよく滑るので、
ちょっと劣化して滑りすぎになると、
早めに巻き替えた方がいいと思います。
そうしないと、このグリップの本領は発揮できません。
ちょこちょこ巻き替えるためにも大容量パックをおすすめします。
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