これで全て解決!テニスラケットが汗ですべる・すっぽ抜ける対策を完全網羅 まとめ

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はじめに

 

この講座は、

「読むテニスの教材」として、

テニスのレベルアップに役立つ情報や、

テニスの上達法、

テニスの練習法、

最新のテニスグッズ

などを紹介していきます。

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今回は、

「ラケットが汗で滑る・すっぽ抜ける対策」

を網羅した記事を書いてみたいと思います。

 

暑い時期に汗で手からラケットがすべる対策も大切ですが、

寒い時期に乾燥で手がすべることもあるので、

一年を通じて滑り止め、

すっぽ抜け防止の策は準備しておく必要があります。

寒い時期だって、ちゃんと競技としてテニスをされている方であれば、

プレー中は汗だくで、汗でてがすべることもあるでしょうしね。

 

手からラケットが滑ると、

サーブやスマッシュのように上からラケットを振るショットの場合、

ラケットを地面に叩きつけてしまうことになります。

そうなると、最悪ラケットは折れてしまう可能性があります。

そんな悲惨な事故は未然に防ぐ必要があります。

 

今までラケットが手からすべってすっぽ抜けた経験のある方、

ぜひ最後までお付き合いください。

 

すべらないグリップテープはこれ!

 

一番の滑り止め対策はなんと言っても、

自分に合ったグリップテープ(オーバーグリップ)を使うことです。

まさか、買ってきたばかりのラケットのグリップのビニールを剥がして、

そのまま使ったりしてませんよね?

手からラケットがすべって欲しくなければ、

グリップテープは必ず巻きましょう。

 

おすすめのグリップテープについては、

過去にも何度か書いたことがあるので、

こちらの記事をご覧ください。

おすすめのグリップテープ(オーバーグリップ)について

 

定番はこちらのヨネックスウエットスーパーグリップテープです。

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グリップテープの王道みたいなやつで、

どこのテニスショップに行っても、

このウエットスーパーグリップが売っていないことはないと言ってもいいくらいです。

ただ、それだけにみなさん、もしかしたら、

何も比べず、吟味することなく、これを選んでいるかもしれませんね。

 

手が滑りやすいという方はもしかしたら、

別のチョイスをされた方がいいかもしれません。

 

そんな方に、より表面がネバネバとして、

すべりにくい感覚のグリップテープを三つ紹介しておきましょう。

 

①ウィルソン プロオーバーグリップ

最強のしっとり感!ウィルソン プロオーバーグリップ

ウィルソンのプロオーバーグリップは、

錦織圭選手や、ロジャー・フェデラー選手が絶賛する超高性能グリップ。

ヨネックス ウエットスーパーグリップなんかと比べると、

かなり表面の粘着力が強い感じがします。

握力が弱い方でも、手の中でラケットが滑ったりせず、

汗をかいても、しっかりとグリップしてくれます。

とにかくおすすめのグリップです。

 

②トアルソン ウルトラグリップ

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もう二度とすべらない!テニス用グリップテープ最強のグリップ力 トアルソン ウルトラグリップの紹介

トアルソンのウルトラグリップは、

これまた昔からある超ロングセラーモデル。

ラケットのブランドとしてはそれほどメジャーではありませんが、

ストリングにしても、グリップのような小物にしても、

長く愛される名作をたくさん生み出しているのがトアルソン。

今回紹介するグリップ三種の中でも、

グリップ力は断トツかもしれません。

一度試してみる価値ありですよ。

 

③バボラ プロタッキー

最近発売されたばかりですが、こちらもかなり優秀です。

このプロタッキーについてはレビュー記事をまた作ってみたいと思います。

実際に使ってみると、

プロオーバーグリップとウルトラグリップの中間くらいのグリップ力かなと感じました。

 

これらのグリップテープのグリップ力は、

ヨネックスのウエットスーパーグリップよりも数段上です。

手が滑りやすいという方はぜひ一度試してみてください。

 

ただ、あまり手が滑りにくくても、

グリップチェンジがスムーズにできなくなることがあるので、

そこは慣れが必要です。

どれくらいグリップ力があれば自分に適しているかは、

ぜひご自身で比べて最適解を探してください。

 

グリップが滑りやすいという方は、

以前に紹介したこんなセミドライタイプみたいな、

サラサラのグリップテープは不向きです。

さ~らりとした~♪グ~リップ~♪バボラ ツアーオリジナル グリップテープ 

バボラのツアーオリジナル。

これはこれで、いいグリップテープだと思いますけどね。

すべりにくいグリップテープを探しているのであれば、

ちょっと違うかなと思います。

 

とにかく、グリップテープひとつで、

すべりやすさは全然変わってくるというのは知っておいてください。

 

さて、グリップテープには、

様々なカラーバリエーションがありますが、

みなさんはどんな色のものがお好みですか?

実は、好きな色が何かに関わらず、

グリップテープならこの色を選ぶべきというものが、

一択で存在します。

 

グリップテープは白を使え!

 

「グリップテープは白を使え!」

グリップテープは白がいい?

これは以前にも書きましたね。

グリップテープには様々なカラーがありますが、、、

女性だとピンクを使いたい気持ちもわかります。

でも、白いグリップテープを使うと良いです。

 

トッププロが言うには、

白のグリップテープは、もともとの素材にカラーインクを混ぜていないから、

最も手が滑りにくいというような話なんですが…

一般人にはそこまでわかるかどうか…

 

それでも、私は、はっきりと、

グリップテープは白がいいとおすすめしています。

その理由は、

汚れの具合がハッキリとわかるからです。

黒いグリップテープの方が汚れが目立たないというのはあるのですが、

目立たないということは、気づかないのです。

白だとこんなに汚れが目立ちますね。

実はグリップがこんなにも汚れているかもしれない。

 

それって恐ろしいことですよ。

 

最近では感染症対策の面でも、

グリップを清潔に保つため、

マメにグリップテープを交換されることをおすすめいたします。

白いグリップなら汚れたときにすぐに気づきますね。

人前で汚いグリップを持っているのは恥ずかしいので、

ズボラな人でもマメに替えるようになるはずです。

週1プレーヤーでも、2ヶ月に1回くらいは替えた方がいいですよ。

 

マメにグリップテープを交換されると、

気づかれるはずです。

新しいグリップって、こんなにもすべらないのかと。

 

汗で手からラケットがすっぽ抜けるのを嘆かれる前に、

まずグリップ交換をしましょう。

これだけは最低限です。

 

マメに巻き替えるためには、まとめ買いが必要です。

まとめ買いならこちらの大容量パックをどうぞ。

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そこまでたくさんはいらないというテニス愛好家の方でも、

グリップテープは最低でも10本くらい入っているパックのものを買って、

こまめに巻きかえてください。

ウィルソン プロ オーバーグリップ 12パック(WRZ4022)/ホワイト/ウエット
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3本入りくらいのパックや、ましてや1本ずつ買ってる人、

もったいないとか、めんどくさいとか言って、

なかなか巻きかえないでしょ。

そういうとこをまず直さないとだめです。

 

いつまでもプレー中にラケットを投げ飛ばしていると、

陰であだ名が「室伏広治」になってる可能性ありますよ。

 

さて、次に、もう一つ、グリップテープを紹介。

ここまで読まれた方は、

普通のグリップテープに不満を持っていらっしゃる方かもしれません。

汗で手が滑るのを防ぐために、もう一つ、

抜群の効果を発揮するグリップテープを紹介します。

 

ドライタイプのグリップもアリ!

 

プロ選手がこぞって使用するグリップがあります。

それがこのトーナグリップ

 

トーナグリップ

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グリップテープにはウエットタイプとドライタイプがありますが、

こちらはドライタイプの最高峰と言われているグリップです。

夏場ならこのようなドライタイプのグリップを使われると、どハマリするかもしれません。

汗をすーっと吸収して、

汗をかいたときの方が滑りにくくなるという不思議なグリップです。

 

ただ、冬場は滑りますよ。

乾いているときの表面はサラサラなので。

あと、耐久性は問題あり。

トーナグリップは素晴らしいグリップテープなんですが、

ほとんど使い捨てくらいに思ってもらったほうがいいです。

2、3日使っただけで表面がボロボロに剥がれます。

その点、同じドライタイプでも、

トーナグリップの弱点を克服したタフドライは耐久性あり。

タフドライについては、以前も紹介しましたね。

ウイニングショット タフドライ トーナグリップを超えた?

新たなスタンダードとなるかもしれませんね。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

テニス用グリップテープ タフドライとトーナグリップの比較

タフドライ

その名の通り、ちょっと使ったくらいでは、

びくともしないくらい表面がタフで頼もしいです。

しばらく使い続けてもこの状態。

 

さて、これまで読んで察しのいい方は気づかれたかもしれません。

あれ?おまえ、さっき白のグリップテープをすすめてなかった?(笑)

そう、その通りなんです。

ただ、このトーナに関しては別です。

このグリップはもう昔から青。

それが伝統。

そういうもんだと思ってください。

そして、青なのに、こんなにもすべらないグリップは他にないので、

許してください。

トーナなら青ですが、

タフドライには白もあります。

WINNINGSHOT(ウィニングショット) テニス グリップテープ (カラー:ホワイト)長持ちするドライグリップ タフドライ 5本セット (エンドテープ(グリーン))
WINNING SHOT

これも選択肢の一つですね。

 

リストバンドはしていますか?

 

リストバンドが超有効な滑り止め対策になるというのはご存知ですか?

実はグリップが滑る方にとってリストバンドは非常に有効です。

プレー中に汗をかくのはどこか?

もちろん手のひらにも汗はかくわけですけども、

夏場の過酷な試合では、

ほとんどの汗が腕や脇から流れてくる汗です。

腕や脇からの汗をせき止めることで、

グリップがびちょびちょになるのをかなり防げます。

 

プロの選手のほとんどがリストバンドをしています。

それも当然です。

リストバンドの効果の高さは折り紙付きです。

まだリストバンドを使ったことがないという方、

絶対にしてください。

お前ら何言ってんの?テニスにリストバンドは必須です

 

間違いなくプレーが変わります。

リストバンドは何でも構わないですが、

この辺のものを使っていれば間違いないでしょう。

テニス用の幅の大きいものがおすすめです。

タオルがわりになるので、ポイント間に顔の汗をぬぐったり、

リストバンドは、プレーに必須のアイテムと言ってもいいくらいです。

 

さて、お次はあまり知られていないすっぽ抜け対策を紹介します。

 

ウィルソンのラケットを使え!

 

ラケットのすっぽ抜けが嫌ならウィルソンのラケットを使おう。

と言ったら驚かれるでしょうか。

 

ラケットであれば、

どんなメーカーもグリップエンドが少し出っぱって太くなっているものなんですが、

ウィルソンのラケットの場合、

グリップエンドが少しだけ他のメーカーより広いのです。

こんな感じです。

ウィルソンのラケットのグリップエンドは、

他のメーカーよりもかなり盛り上がって引っかかりやすいようにできています。

まるで野球のバットのような感じですね。

グリップの端っこを握ってプレーするような選手が、

他のメーカーからウィルソンに乗り換えると違和感を覚えるかもしれません。

 

ただ、手から滑ってラケットがすっぽ抜けるのが心配という方は、

ウィルソンのラケットをチョイスするのも一つの手です。

今までウィルソンのラケットを握ったことがないという方、

ぜひ一度試してみてください。

ウィルソンのラケットで万人におすすめできる一本はこれですね。

 

ウルトラ100

ウィルソンの黄金スペックモデル。

男性なら初心者から上級者までおすすめできる万能ラケットです。

 

女性ならこちらかな。

ウルトラ100L

 

とにかく、このウルトラシリーズは、

扱いがしやすいラケットです。

もちろん、ウルトラシリーズでなくても、

ウィルソンのラケットのグリップエンドは、

どれも少し太くなっているので、

手からラケットがすっぽ抜けるという方は、

ウィルソンのラケットの中からお気に入りの一本を見つけてみてはいかがでしょうか。

 

カルフレックス ジャストグリップ

 

さて、ウィルソンのラケットではなく、

自分の使い慣れたラケットのグリップエンドがもう少し太かったらなーという方には、

こちらがおすすめです。

これ、簡単にグリップエンドを太く加工できるグッズです。

以前これについては記事を書いていますので、

気になる方はこちらもお読みください。

鈴木貴男選手になりたい?カルフレックス ジャストグリップでグリップの端を太くできるぞ!

実はプロの選手には、ウィルソンのラケットのような、

少しグリップエンドが高く盛り上がっているタイプのラケットを好む選手が結構います。

なんと言ってもその筆頭が鈴木貴男選手なわけです。

 

日本のテニス界のレジェンド、

鈴木貴男選手のラケットもグリップエンドが極端に太くなっていると言われています。

 

詳しくはこちらの記事を参照してください。

鈴木貴男選手のグリップエンドについて

鈴木貴男選手のラケットについて、

ガットやグリップの話もしています。

鈴木貴男選手のラケット・ガット・グリップについて

 

鈴木貴男選手は、

グリップエンドにテーピングテープをグルグルと巻いて、

グリップエンドを少し高くしているようなのです。

真似してみたい方は、簡単なので、ぜひトライしてみてください。

テーピングテープはこんな感じのものがおすすめです。

ただ、鈴木貴男選手の場合は、

別にラケットがすっぽ抜けないためにこんな加工をしているわけではなく、

サーブや、ボレーのときのラケットの扱いがしやすくなるようにしているわけですが。

 

先に紹介したジャストグリップなら、

鈴木貴男選手のようにテーピングテープで調整をするよりも簡単にグリップエンドの太さを変えれます。

手からラケットがすっぽ抜ける方は、

試してみる価値ありですね。

 

手に付けるすべり止め

 

野球の選手であれば、

ピッチャーが、松ヤニ、ロージンバッグみたいな滑り止めを付けてボールを投げますね。

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あれ?松ヤニは反則だっけ?

ボールにつばをつけたりするのは反則なはずですけど、

実際ボールになんか塗ったら汚いし。

そんな理由で野球では、ボールにマーガリンやマーマレードを塗ってもいけません。

 

ロージンバッグはテニスでも有効かなと思うんですが、

テニスの選手ではそんなのをあまり見かけませんね。

 

理由は、最近のグリップテープの性能が良くて、

滑り止めを手に塗る必要性があまりないからなんだと思います。

 

ウレタンのグリップテープが誕生する前は、

テニス選手達はラケットのグリップの本革のレザーを直に握ってプレーしていました。

その頃の古い白黒の映像なんかを見ると、

たしかにテニス選手たちも、野球選手のように手に何か塗っているのです。

白い粉のようなやつをマメに塗ってるんですね。

 

さて、現在では、レザーのグリップはさすがに滑るので、

レザーのグリップを直に握っている人はまず見かけなくなりました。

ただ、グリップテープを上から巻いても滑るから滑り止めが欲しいという方にはこんな商品があります。

ヨネックスの滑り止め。

 

ヨネックス グリップパウダー

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パウダーなので、小分けにして持とうと思って、

小さいジップロックみたいなヤツに小分けにして入れてると、

警察に職務質問されたときに大変なことになるかもしれないのでやめましょう(笑)

 

握力を強化する?やめときなさい

 

握力を鍛える。

もうこれは最後の手段(笑)

あ、この器具146kgだって。

まじかよ(笑)

 

握力を強化する。

まあ、たしかにグリップがすべらなくなりそうな気もしますが。

ただ、プロの選手でも、

女子の選手で握力20キロそこそこしかありませんという選手はザラにいます。

握力は必須の要件ではありません。

ないよりはあった方がマシという程度のものなので、

握力を鍛えることにあまり深入りしないように。

 

最近のグリップテープは滑らないので、

握力はそんなにいりません。

グリップテープについては先に紹介しましたね。

 

手袋?やめときなさい

 

手袋による解決もあまりおすすめしません。

プロの選手で手袋をしている選手なんていませんよね。

数mmのわずかなラケットの傾きで打球の行方が決まる繊細なスポーツです。

手袋をしてそんな繊細なプレーができるはずがありません。

手袋をしてテニスしてる人はアマチュアで、

それなりのレベルでしかないと思います。

それ以上でもそれ以下でもないでしょうね。

この記事であえて論評するまでもないレベルです。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

ラケットがすべる・すっぽ抜ける対策はこれで網羅しているはずです。

あとは練習あるのみ!

 

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