テニスラケット 国内正規品と海外正規品の違い 見分け方 まとめ

Pocket

はじめに

 

読めばテニスがうまくなる」

 

この講座は、

「読むテニスの教材」として、

テニスのレベルアップに役立つ情報や、

テニスの上達法、テニスの練習法、

最新のテニスグッズなどを紹介していきます。

 

今回はラケットの話です。

 

みなさんのラケットは、

どこの国のものですか?

 

日本で買ったから日本のもの?

いやいや、

ヘッドはオーストリア

ウィルソンはアメリカ

バボラはフランス

でしょ?

そう、もちろんそれはその通りなんですが、

今回はそういう話ではありません。

 

日本で売られているラケットでも、

正規のディーラーを通したものかどうか

で扱いが異なります。

 

それが国内正規品と海外正規品

というお話です。

 

これからラケットを買われる方は、

ぜひ知っておいてください。


スポンサーリンク

 

国内正規品と海外正規品の違いって?

 

基本的に、

国内正規品だろうと、

海外正規品だろうと、

正規品である以上、

中身は同じです。

海外のものと言っても、

海賊版を指すわけではないのは当然です。

 

では、ピュアドライブを例にとって見てみましょう。

こちらが国内正規品

BabolaT(バボラ)「PURE DRIVE 2018(ピュアドライブ 2018) BF101335」硬式テニスラケット

価格:26,180円
(2019/10/7 11:28時点)
感想(19件)

こちらが海外正規品です。

バボラ ピュアドライブ 2018(Babolat PURE DRIVE)300g BF101334/101335 硬式テニスラケット

価格:14,890円
(2019/10/7 11:27時点)
感想(31件)

価格が1万円以上も違いますね

 

なぜそんな価格の違いが起こるのか。

それは、上の広告をよく見ればわかります。

 

国内正規品には、

安心の、

保証

があるということです。

ラケットの保証というのは、

万が一、

ラケットに初期の不良があって、

ボールを打っている最中に折れた場合、

メーカーに申請すれば、

新品と取り換えてくれるということです。

これが、海外正規品なんかをネットで購入した場合、

日本の代理店なんかに電話しても、

当然取り合ってくれません。

 

一方で、

海外正規品の場合は、

保証がない代わりに安いのですが、

保証がないと言っても、

メーカーの保証がないだけで、

ネットショップなどは、

独自の保証を1年くらいつけていたりします。

バボラ ピュアドライブ 2018(Babolat PURE DRIVE)300g BF101334/101335 硬式テニスラケット

価格:14,890円
(2019/10/9 00:04時点)
感想(31件)

上の広告を見ていただけたらわかると思いますが、

このショップは1年保証を付けていますね。

なので、海外正規品=保証なし

と考えるのは必ずしも正しくありません。

 

もっとも、

一番信頼できるのは

国内正規品だというのは間違いないわけですから、

多少高くても、

確実に納得いくものを入手したい

という方は高くても国内正規品を買うということです。

メーカーの保証に1万円以上の価値を感じる

というのであれば国内正規品を買うべきですし、

最近のラケットはよくできていて、

簡単に折れたりしないから大丈夫

という方は海外正規品を買うでしょうね。

そんな感じです。

 

メリット・デメリットのまとめ

 

<国内正規品>

・メリット

メーカーの保証がある

安心感がある

 

・デメリット

高い

 

<海外正規品>

・メリット

とにかく安い

 

・デメリット

メーカーの保証がない

偽物をつかまされるケースがまれにある。

 

といったところですかね。

 

国内正規品と海外正規品の見分け方

 

ちなみに、この二本のピュアドライブ

一本は国内正規品、

もう一本は海外正規品です。

見分けがつきますか?

 

実は私でも、

こんなに遠くから見ただけでは、

これが国内正規品なのか、

海外正規品なのか、

海賊版なのか、

飴細工なのかわかりません。

うん。たぶん、飴細工でもわからん(笑)

 

じゃあ、どうやって見分けるかというと、

 

バボラの場合

国内正規品の場合は

ホログラムシールがあります。

ホログラムというのは、

ビックリマンシールのキラキラしたあれです。

別冊宝島 ビックリマンシールコレクション 80`sチルドレンセレクション

価格:3,800円
(2019/10/9 23:41時点)
感想(0件)

 って、世代がばれますね(笑)

というか、

日本のお札にもホログラムが

ありますから、

そっちを例にすればよかったですね。

 

バボラをたまたま例に挙げましたが、

他のメーカーの場合も、

国内正規品にはホログラムシールが貼ってることが多いです。

こんな感じです。

 

YONEXの場合

グリップサイズの表記が異なります。

G2 G3

などと表記されているのは国内正規品

4 3/8

などとインチ表記の場合は、

海外のものですね。

 

あと、YONEXの場合、

シャフト部分に、

シリアルナンバーがあります。

その末尾に、

 

JP

FR

US

などの表記があります。

 

JPはジャパン

FRはフランス(EU)

USはアメリカ

です。

 

これを見ることで、

国内正規品なのか、

ヨーロッパから輸入したのか、

アメリカから輸入したのか、

がわかります。

 

と、こんな感じで、

国内正規品と海外正規品を見分けるのは、

そんなに困難ではありません。

みなさんが、

メルカリやら、

ヤフオクやらで、

ラケットを中古で買おうとする場合は、

ラケットのその辺を写真で確認するとわかります。

 

まあ、ラケットを中古で買うのは、

どれくらい損傷しているか

わからないですからね、、、

表面上の傷がなくても、

中身が損傷している可能性があるので、

あまりおすすめはしません。

 

ネットショップで買った場合、

国内正規品と海外正規品かは

必ず表記されていますし、

わからなければ、問い合わせて確認するべきです。

価格を見れば、だいたい一目瞭然ですけどね。

 

大きなスポーツ店や、

テニス専門店など、

実店舗でラケットを購入する場合、

ほぼ間違いなく国内正規品です。

そういうところは、

もともと国内正規品しか扱わないのが当然ですからね。

 

作ってるのはほとんど○○

 

国内正規品とは言っても、

メイド イン ジャパン

とは誤解しないでくださいね。

 

現在売られているラケットのほとんどは、

メイド イン チャイナ

です。

そう作っているのはほとんど中国です。

 

YONEXのみが、

メイド イン ジャパン

それはこの記事でも書きました。

YONEX VCOREとEZONEどちらがいい?

YONEXのラケットだけは、

今もかたくなに新潟の工場で作っています。

メイド イン ジャパン

にこだわるなら、

ヨネックス一択になります。

 

余談ですが、

一昔前の偉大なチャンピオン

ピート・サンプラス選手は、

ある場所のラケットしか使わなかったことで有名です。

A Champion’s MindLessons from a Life in Tennis【電子書籍】[ Pete Sampras ]

価格:1,538円
(2019/10/7 11:09時点)
感想(0件)

そのある場所とは、

 

セントビンセント島

 

ここですね。

カリブ海に浮かぶ島なんですが、

ここに昔ウィルソンの工場があって、

そこで作られていたプロスタッフは、

台湾製のものと

明らかに打感が違っていた

というのです。

 

そんなわけで、

当時から、

セントビンセント版は

プレミアがついていました。

今でもコレクターはいるので、

みなさんの押し入れに、

古いラケットがもしあれば、

ぜひチェックしてください。

お宝かもしれません。

 

たぶん、ガラクタでしょうけど(笑)

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

国内正規品と海外正規品について

ご理解いただけたでしょうか。

ラケットを購入する際は、

正しい知識を持って買いましょうね。

 

よくよく吟味あるべきものなり。

 

この記事を読んでいいね!と思ってくださった方、なるほどと思ってくださった方、ぜひ下のシェアボタンからSNSでシェアしてくださいますようお願いいたします。

 


スポンサーリンク