厚ラケ⇔薄ラケのスイッチについて考える

Pocket

はじめに

 

この講座は、

「読むテニスの教材」として、

テニスのレベルアップに役立つ情報や、

テニスの上達法、

テニスの練習法、

最新のテニスグッズ

などを紹介していきます。

今回は久しぶりの本格更新となりました。

テニスコーチではなくなってしまったので、テニスに関わる機会は減ってしまいましたが、

今回は久しぶりに思うところがあって更新してみることにしました。

私が記事を頻繁に更新できていた時期と比べると、新しいラケットやストリングがどんどん登場しているようですが、

基本的なことは以前と大差ありません。

道具に関する私見を今回も淡々とお話ししたいと思います。


スポンサーリンク

 

あなたは厚ラケ派?薄ラケ派?

さて、あなたが使っているラケットは厚ラケですか?それとも薄ラケ?

何を持って厚ラケとするか薄ラケとするか、

実は完ぺきな定義などないというのが実情だと思いますが、

ラケットを横から見て、フレームの厚みが厚いなと思えば厚ラケですし、

逆に薄いなと思えば薄ラケなんでしょうけど、、、

概ね薄ラケと言われたら、厚さ22mm以下、

厚ラケと言うなら厚さ23mm以上といったところでしょうか。

(もちろんこれは人によって、メーカーによって考え方が違うのかもしれませんが。)

 

あなたのラケットはどうですか。

フレーム厚は、ノギスなんかで測らなくても、

フレームに情報が通常プリントされているのでわかります。

プロ選手のフレーム厚事情。

一昔前、といってももう20年以上前の話ですが、プロの選手のラケットと言えば、フレーム厚が薄くてしなるラケットが当たり前でした。

ヘッドのプレステージ、ウィルソンのプロスタッフ、プリンスのグラファイト。これらを三種の神器と俗に言ったりしてたのですが、今はそんな時代ではなくなりました。

テニスラケットの三種の神器について(プロスタッフ プレステージ グラファイト)

その昔、プロの選手と言えば、薄いフレームのラケットで、飛びを抑え、

自らのパワーを制御するという考えが常識だったのです。

しかし、現在ではピュアドライブのような厚ラケを筋骨隆々の巨人のようなプレーヤーが当たり前のように使っています。

厚ラケなんて昔は上級者は使いませんでしたし、

アマチュアでも厚ラケなんてのは持ってたら初心者みたいで舐められるような時代があったのです。

そんな時代を変えたのは、何と言ってもポリエステルストリングの登場でしょうね。

ポリエステルストリングにより、厚ラケであっても、程よく飛びを抑えながら、かつ、パワーが出せる。

そんなラケットの使い方は一昔前前だと、想像もつきませんでした。

プロレベルのプレーヤーには、薄いラケットを使うクラシカルなタイプと、厚ラケを使う新人類が同居する時代になったのです。

さて、そんなわけで、ラケットの使い方は幅広くなり、選択肢が広がったのですが、

一方で、悩める子羊たちを多数生むことにもなったのです。

これは牛さん。

 

厚いラケットを使っているプレーヤーが、もう少し飛びを抑えるために薄いラケットにしようか、、、

と悩んだり、

薄いラケットを使っているプレーヤーが、

もう少しパワーが欲しいと言って厚いラケットに手を出したりと、

悩みは尽きないわけです。

厚ラケ、薄ラケ結局どうなの

昔は私もクラシカルなタイプ、要は薄いラケットが好きで、

現役時代のラケットはRDti80のようなフレーム厚が20mm程のラケットが相棒でした。

しかし、自分が20代後半に差し掛かった頃に、ピュアドライブがテニス界を席巻し始め、

中学生くらいの子でも、ピュアドライブをブンブン振り回して、すごい球を打ってくるわけです。

焦りを感じた私は、途中からVCOREにスイッチしましたが、

VCOREのようなラケットフレーム厚が最大23mm程度でも、

最初のうちは厚くて、飛びすぎて持て余すような感覚でした。

 

しかし、これも「慣れ」なんですね。

最初は扱いづらいと感じたやや厚めのVCOREでさえ、

2ヶ月、3ヶ月と使っていくうちにしっくりくるものなのです。

今のVCOREのデザイン、かっこいいなぁ、、、

私が使っていたのは初代VCORE(これも当時デザインはすごい気に入ってましたけど)

ラケットの進化についていく?

私は、ラケットの進化についていくということは、厚ラケを使うことが大切と思っていましたが、

実は厚ラケにすればうまくいくとか、そんな単純なものではないと最近になってとくに強く思うのです。

 

薄いラケットでも、ポリエステルのストリングを緩く張るなどすれば、

同じようにパワーを出せますし、

逆に厚ラケを使っていてもハイテンションでストリングを張ればコントロール感は出せます。

要は、ラケットとストリングの組み合わせで何とでもなるし、慣れの問題もあるので、

厚ラケ⇔薄ラケとラケットをスイッチしたところで、

奇跡のようにうまくなれるなんてことはないと言うのが答えです。

残念ですけどね。

 

ラケットを変えるだけでうまく行くと期待していたあなたにとっては残念過ぎる回答かもしれませんね。

ストリングでの調整を検討すること

さて、色々お話してきましたが、ストリングの張り方次第というのもあるし、慣れの問題もあるので、

1ヶ月程度(頻度にもよりますが)本気で練習すれば、

身体はラケットに順応するでしょう。

最近のラケットで言えば、ピュアアエロ⇔BLADEのような思い切ったラケット変更も、

別にそう大した問題ではないのです。

同じスイングをして同じくらいのボールの飛距離、回転量を出すのは、

ピュアアエロ、BLADEのようなフレーム厚の異なるラケットであってもストリングの調整で十分可能だと思っています。

だからこそプロの選手でも厚ラケと薄ラケ、どちらも使うタイプがいるのだと思います。

 

アマチュアでもラケットの変更で悩んだら、頼りになるストリンガーに依頼して、

まずは元のラケットと近い感覚で振り抜けるセッティングにならないか相談してみてはどうでしょうか。

そして、じわじわと身体を慣らしていく。

もちろん、厚ラケに極端なローテンションで張ってむちゃくちゃ飛ぶ設定を、薄いラケットでやってくれと言っても無理だとは思いますけどね。

 

たった一度の試打会程度では、その辺の「慣れ」は生まれないので、そこだけで判断はしないこと。

本気でラケットを変えるなら、

一度購入して、じっくり打ち込むくらいの時間は必要ですよ。

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

ラケットを変えるだけで、こんなにもうまくなりました!

と言って、適当にラケットの広告リンクを貼ってれば、

私は儲かるのですが、実はそんなものではありません。

厚ラケ⇔薄ラケと考えるのではなく、ストリングも併せていろいろ試してみてください。

 

この記事を読んで、

いいね!と思ってくださった方、

なるほど!と思ってくださった方、

ぜひ下のシェアボタンから

SNSでシェア

してくださいますようお願いいたします。


スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA