この講座は、
「読むテニスの教材」として、
テニスのレベルアップに役立つ情報や、
テニスの上達法、
テニスの練習法、
最新のテニスグッズ
などを紹介していきます。
今回はストリングの話をします。
長年テニスギアのブログをしていながら、このストリングに言及していなかったとは……
というスタンダード中のスタンダードモデル。
ゴーセンのミクロスーパー
発売からはもう30年くらい経つ?
もっとかな?
とにかくもうずっと昔からあります(笑)
名前からしてそうですよね。
「ナノ」テクノロジーとか言われる時代に、「ミクロ」(笑)
一昔前の技術な感じがする響きです。
ちなみに、数の単位は、ミクロ>ナノ>ピコ>フェムト>アトです。
技術が進むと、より細かいものまで管理ができるようになるので、ちょっと前はナノテクノロジーが、もてはやされていましたが、
今ではピコ太郎の時代になりましたね。
ま、そんなクソどうでもいいことはさておき、ミクロスーパーの話に戻りましょう。
ミクロスーパー自体は、超ロングセラー商品なので、新鮮な感じはしないという方も多いことでしょう。
新しもの好きの方にとってはもう見向きもしなくなったストリングかもしれません。
ただ、メーカーが未だに廃盤にせずに、ずーーっと継続しているのは、それだけ出来が良いモデルであるということです。
凡庸な商品であれば、数十年の時の流れの中で必ず淘汰されてしまいますが、いまだにミクロスーパーは人気商品。
根強いファンがいるその理由を、今回の記事で書いてみたいと思います。
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ゴーセン ミクロスーパー
何もかもが標準といってもいいバランスの取れたモデル。
なので、テニスを始めたばかりの方が、どんなストリングを張ったらいいかわからないという場合、まずこれを張っておけば間違いないでしょう。
おすすめのガットランキングという記事を過去に書きましたが、こちらの記事でも紹介しています。
動画でも紹介していますので、ぜひこちらも見てください。
動画はラケットハウスキングの桑田さんの動画です。
そんなわけで、ミクロスーパーは、テニスを始めたら、まず最初に一度試してみるべきストリングです。
醤油とんこつラーメンがおいしい店に行って、いきなり黒ゴマ担々麺とか頼まないだろ?
まず、スタンダードのラーメンを注文するじゃない?
それと一緒だよ(笑)
一度ミクロスーパーを張ってから、その後にもっと硬いほうがいいとか、柔らかいほうがいいとか、耐久性が欲しいとかいうリクエストに応じて他のストリングに移行して行けばいいと思います。
例えば、ミクロスーパーじゃ硬いから、もっと柔らかいストリングがいいということになれば、テクニファイバーのバイフェイズとか、
バボラのエクセルをその次に試してみればいいですし、
ミクロスーパー張ったけど、すぐにガット切れちゃったという方は、次に張るのはポリエステルストリングが良いかもしれません。
バボラのRPMシリーズなどがいいかもしれませんね。
ミクロスーパーを食べたけど、もう少し、柔らかい方がいいという方は、次はマロニーちゃんでも食べておきなさい。
最終的にどんなストリングに行き着くかは、プレーヤーの好みの問題ですが、何がスタンダードなのかは、ミクロスーパーを一度張ってみると、よくわかるかと思います。
ラーメン屋でいう、醤油とんこつラーメン
パン屋でいう、食パン
コーヒー屋でいう、レギュラーブレンド
テニス屋でいう、ミクロスーパー
究極のスタンダードってそういうことだ。
さて、ミクロスーパーを実際に打ったレビューを少しだけ。
ストリングの素材・構造としては、ナイロンのモノフィラメントストリングということになります。
ナイロン?モノフィラメント?
わからない方は、こちらの記事を参考にしてください。
モノフィラメントのストリングって、ボールを打つと、「カーン」と弾くような感じで、ボールがラケットにあまり食いつくような感覚はないかと思います。
初めてテニスをして、ミクロスーパーしか打ってみたことがないという方は、違いがまだわからないかもしれませんが、
スタンダードって、そういうことです。
弾きがいいので、ボールがよく飛んで楽かもしれません。
ボレーなんかは、とくに楽に飛ばせるのが快適に感じるのではないでしょうか。
ただ、上級者になると、もっと球が食いついてくれる方がいいかなとか、今度はポン酢をかけて食べてみようかとか、好みが出てきます。
そうなってくるとテニスってもっと面白いですよ。
いかがでしたでしょうか。
GOSEN MICRO SUPER
究極のスタンダードモデル。
入門にして、実は最後に行きつくストリングであるという人もいます。
ずっとこのストリングとともにプレーするという方は、ロールや、まとめ買いがお得です。
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