この講座は、
「読むテニスの教材」として、
テニスのレベルアップに役立つ情報や、
テニスの上達法、
テニスの練習法、
最新のテニスグッズ
などを紹介していきます。
今回はラケットの話です。
ヘッドの最新版プレステージシリーズについて最近いくつか記事を書いてました。
プレステージと言えば、ツアーラケットの最高峰、ちょっとむつかしくて使いにくいイメージがないですかね。
いや、実際、プレステージMPなんかを使うと、かなりむつかしいですよ。
ボールをきちんと叩き潰して打てるスイングスピードの速いプレーヤーでないと、ボールが飛びませんし、スピンもかかりません。
プレステージの本当の良さを引き出せるレベルのプレーヤーは限られているということです。
ただ、そんなプレステージシリーズの中にも、非常に扱いやすいスペックのものがあるので、こちらを紹介します。
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HEAD PRESTIGE S
ヘッド プレステージ エス
スペック詳細
重量(ストリング張り無しの場合: | 295 g / 10.4 oz |
ストリングパターン: | 16/19 |
ヘッドサイズ: | 640 cm² / 99 in² |
グリップサイズ: | 1-5 |
バランス: | 325 mm / 0.7 in HL |
長さ: | 685 mm / 27.0 in |
ビーム: | 21,5mm |
競技レベルの選手向けラケットであるヘッドのプレステージシリーズに近年作られたやや優しいスペック。
プレステージと言うと、まっさに思い出すのは、プレステージクラシックという93平方インチのモデル、、、
という方は、もう結構なおっさんですね(笑)
そんなプレステージのイメージを払拭するようなプレステージSのスペック。
ラケットのフェイスサイズは99平方インチと、ちょっと珍しい設計ですね。
重量はプレステージシリーズの中でも特に軽い295gというライトスペック。
ビュンビュン振り回せる気持ちのいいスペックです。
295gと言えば、同じヘッドにラジカルMPがありますが、こちらもいいラケットですね。
個人的にはラジカルMP、めっちゃ好きです。
おすすめラケットランキングの上位にも入っていますので、ぜひこちらの記事もご覧ください。
HEAD(ヘッド)GRAPHENE(グラフィン)360 RADICAL(ラジカル)MP(ミッドプラス エムピー)レビュー
軽いラケットと言えば、フレームが厚くてよく飛ぶモデルばかり。
ラケットの全体重量は軽くしたいけど、ぶっ飛ぶモデルは使いたくないんだと言う方はこれだと思います。
競技レベルの女性プレーヤーや、男性で、プレステージシリーズのハードな打感が好きだけど、プレステージMPや、プレステージPROだとちょっとキツいという方は、このプレステージSがオススメです。
ソフトテニスの出身者なんかにもいいかもしれませんね。
ソフトテニスの出身者はテイクバックが大きく、スイングスピードが速い方が多いのですが、そういった方は、硬式テニスを始めると、「ボールが飛びすぎる」とよく言われます。
ソフトテニスの出身者におすすめのラケットは以前にも記事を書いたことがあるのですが、今回紹介するプレステージSも選択肢の一つでしょう。
HEAD PRESTIGE S
ヘッド プレステージ エス
実際に打ってみると、非常に軽くて、気持ちよくラケットを振り回せる感覚があります。
で、もっとも素晴らしいのはその打感ですね。
ボックス形状のフレームの打感は、やはり気持ちいい。
最近の中厚・ラウンド形状の簡単なラケットに慣れてしまった方にとっては、一周回って新鮮に感じるかもしれません。
やはり、ボックス形状の気持ちよさ、そして21.5mmという薄いフレームが実現する快適なコントロール。
プレステージSはプレステージの良さはのままに、使える層を広げた秀逸なラケットだと思います。
他の似たラケットと比較するなら、
VCORE98の少し軽いタイプとか、
ピュアストライクチーム
なんかが候補に挙げられるかなと思うのですが、、、
どちらのラケットも、やはり形状としては、完全なボックス形状に近いプレステージシリーズとは少し違うかなと思います。
これは好みの問題ですので、どちらが優れているかということではないと思います。
プレステージの打感が好きな方は、他のラケットに浮気したりせず、プレステージの唯一無二の打感を楽しめるプレステージSを使うのがベストではないかと思います。
いかがでしたでしょうか。
HEAD PRESTIGE S
ヘッド プレステージ エス
扱いやすいスペックのツアーラケット。
ボールをしっかり叩きたい方には超おすすめです。
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