この講座は、
「読むテニスの教材」として、
テニスのレベルアップに役立つ情報や、
テニスの上達法、
テニスの練習法、
最新のテニスグッズ
などを紹介していきます。
今回はラケットの話です。
この講座では再三紹介している
このラケットをおすすめしている理由は、
過去にもいろいろ書いているのですが、
一番の理由は、
私自身が、選手だったときに、
このラケットの必要性を
痛感したことにあります。
かつて試合に出ていたころ、
なぜ、このラケットを使わなかったのか、
今でもそんな思いがあるので
みなさんに強くおすすめしています。
今回はバボラのピュアドライブを
使いたくなる
そんな話を私自身の体験をまじえて
お話ししましょう。
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かつて私が選手だったとき。
もうずいぶん前の話になりますが、
２０１０年ごろのことです。
当時、
日本全国のＪＯＰトーナメントを、
月に一回から二回のペースで
回っていました。
そのときの相棒はこちら。
ヨネックスのｔｉ８０
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【中古】ヨネックス URD Ti 80 MPYONEX URD Ti 80 MP(UL3)【中古 テニスラケット】 価格:4,400円 |
ヨネックスの契約選手が
数多く使用していたモデルです。
フレーム厚が２０mmほどの
いわゆる薄ラケですね。
ボールをしっかりと叩ける
ハードヒッター向けモデル。
当時の私は、
このラケットこそが、
自分に一番合っているラケットだと
信じて使っていました。
重さも３３０ｇくらいありました。
ガット張っていない状態でですよ。
当時のヨネックスのラケットって、
ＳＬとＵＬって区分があったんです。
ラケットのグリップサイズの表記に、
現在ではＧ２とかＧ３とかあるでしょ。
あれが当時は、
ＳＬ２とかＵＬ３とかいう表記なんです。
でＳＬのが同じモデルでも２０ｇくらい重い。
当時の私は、重たい方が、
選手の使うべきモデルだと思ってました。
そんな折、
ヨネックスから、
衝撃的なラケットが登場します。
それがこれ、
ＶＣＯＲＥ９８Ｄ
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【中古／90日保証】Dランク Vコア98D 2011 G2 ヨネックス VCORE 98 D YONEX 硬式テニスラケット 393 価格:3,289円 |
選手向けラケットなのに、
重さが３０５ｇ
最初は全然受け入れられませんでした。
３１０ｇでも軽いのではないかと
思っていた私に、３０５ｇという軽さは
全く受け入れられなかったんですね。
しかも、フレーム厚がやや厚く、
今まで使っていた
ｔｉ８０
よりもよく飛ぶわけです。
こんなもん、
選手がまともに使いはしないのでは？
はじめは非常に懐疑的に見ていました。
ところが、
実際に使ってみると、
ボールの威力がまるで変り、
スイングもしやすいわけです。
ラケットの扱いがしやすいので、
相手のスピードボールにも、
素早く対応できます。
驚きました。
なぜ今まで、
自分の身の丈に合っていない
むつかしいラケットを使っていたのか
と後悔しました。
かつては５７ポンドくらいで
張っていたガットも、
５０ポンド前後で張るようになりました。
昔では考えられないセッティングです。
そんな経験もあり、
現在では、
ある程度ラケット自体に
パワーを求めるようになりました。
それがピュアドライブを使う一番の理由です。
かつての私はラケットのテイクバックが大きく、
大きなタメを作ってハードヒットをするスタイルでした。
しかし、
今はテイクバックをコンパクトにしながら、
いかに早いタイミングで相手に返球するか
ということを考えています。
そのため、
小さいスイングでも
大きなパワーが出せるような
ラケットが必要となりました。
飛ばない、
薄いラケットに慣れていた私にとって、
この新しいラケットと
ストリングのセッティングに慣れるまでは、
かなり時間がかかりました。
いや、まだ、
今でも自分が思うように
自由に使いこなせてはいないのかもしれません。
それでも現代のテニスの世界は、
これで勝負しないといけないのです。
そうでなくては勝てない。
そんな時代になっています。
最近の選手、
とくにジュニア選手達がやたらと強いのは、
ラケットの進化の影響も大きいです。
の登場はテニスを大きく変えたと言えます。
それまでは、
プロ＝飛ばないラケット
というのが定説でした。
いわゆる「三種の神器」と言われた、
プリンスのグラファイト、
ウィルソンのプロスタッフ、
ヘッドのプレステージ
といったラケットに代表されるように、
上級者はきちんと
スイートスポットで
ボールを捉えないと
うまくボールを飛ばせないような
ラケットを使うのが普通でした。
しかし、
バボラのピュアドライブの登場は
この傾向をガラリと変えました。
スイートスポットを多少外しても、
ボールが力強く飛び、
打った感触も、衝撃が少なく柔らかい。
そんなラケットが主流になります。
上級者でも軽くて厚みがあり、
楽にボールを飛ばせるラケット
を使うようになっていきました。
そういった傾向が始まったのは、
やはりピュアドライブの発売からですね。
三種の神器と言われたラケットの重さは、
だいたいどれも、
約３３０ｇ
ラケットのフレームの厚みは、
２０ｍｍ前後
これに対して、
バボラのピュアドライブの重さは
３００ｇ
厚みは最大２６ｍｍ
というスペック。
これにより、何が起きたか。
全く筋トレをしていない
ヒョロヒョロの中学生のような選手でも、
相当なスピードボール
を打てるようになったのです。
筋トレなどしなくても、
技術のみで、
ある程度スピードが出せてしまう。
私が筋トレで向上させたフィジカルの強さも、
ラケットの進化の前では、
大したアドバンテージではなくなってしまったのです。
重くて、
硬くて
飛ばない
ラケットを必死で振り回して、
ボールを打っていたかつての私。
その球を、
軽くてよく飛ぶラケットで、
簡単に打ち返す高校生のトップジュニア選手。
こんな光景が日常茶飯になっていったのです。
私も道具の進化を早く受け入れて、
変わらなくてはならなかったのです。
私は道具の変化を、
柔軟に受け入れたのではなく、
渋々受け入れざるを得なくなったにすぎません。
今もまだ、
新しいラケットとの格闘は続いています。
長年使っていたラケットに、
どうしても体は慣れていますからね。
これから、テニスを始める方、
今現在テニスをしていて、
もっとうまくなりたい方、
やはり、これからは、
進化した最先端の道具を使わないとダメですよ。
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バボラ ピュアドライブ 2018（Babolat PURE DRIVE）300g BF101334/101335 硬式テニスラケット 価格:14,480円 |
ぜひ体感してください。
いかがでしたでしょうか。
私がピュアドライブをおすすめする理由。
にもその理由は書いていますが、
ぜひみなさんも、
一度この最高のラケットを使ってみてください。
 |
価格:500円 |
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