この講座は、
「読むテニスの教材」として、
テニスのレベルアップに役立つ情報や、
テニスの上達法、
テニスの練習法、
最新のテニスグッズ
などを紹介していきます。
今回はラケットの話です。
バボラの超人気ラケットと言えば、ピュアドライブとピュアアエロなんですが、
「プロの選手が実際に使っているラケットは、これらのラケットとは程遠い場合がある。」
というとみなさんは驚かれるかもしれません。
実際にテニスラケットメーカーの公式サイトでも、
「契約プロ選手は特別にカスタマイズされたラケットを使用している場合があります。」
などという注意書きがあったりします。
バボラの場合、プロの選手が使用するラケットは、最新のピュアアエロやピュアドライブのカラーリングだったりするのですが、中身は全然違う別のラケットということがよくあります。
で、その肝心の中身なんですが、どんな中身になっているかというと、そこにはプロ御用達とも呼べるものが存在するのです。
そのラケットが次に紹介するピュアアエロVSツアーです。
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ピュアアエロVSツアー
重さ320g
最近のラケットとしてはかなり重いですね。
しかも、通常のピュアアエロと違って、フレームのサイドの厚みが極端に薄いんですよ。
で、通常のピュアアエロの場合、このフレームのサイドの形状が丸みを帯びたラウンド形状なんですが、このピュアアエロVSツアーの場合、断面が四角っぽいボックス形状になっています。
それにより、ボールの飛びはかなり抑えられます。
重い・飛ばない
しかし、打感が良くて、コントロールがしやすい。
これがプロ選手の多くが使用するラケットの正体です。
ピュアアエロVSツアー
実はこれこそがプロの使用するラケットだったというオチです。
さて、そんなピュアアエロVSツアーに近いラケットを使用していると言われるプロの選手は、こんなにもたくさんいます。
オジェ・アリアシム選手
ライアン・ハリソン選手
ジャック・ソック選手
フェデリコ・デルボニス選手
彼らはかつてピュアコントロールであったり、ピュアストームと呼ばれた薄いフレームのラケットをジュニア時代に使用していたようなプレーヤーたちです。
残念ながらピュアコントロールもピュアストームも、現在は廃版となってしまったので、
彼らが使用するラケットはピュアアエロVSツアーの体裁を取らざるを得ないということになっているわけです。
ところが、ピュアアエロVSツアーというむつかしいスペックのラケットは一般にはなかなか売れません。
なので、今後は後継機種が出ない模様です。
バボラの公式サイトを見ても、最新のピュアアエロのカラーで、ピュアアエロVSツアーというモデルは掲載されていません。
最新のピュアアエロのカラーリングはこれですが、
ピュアエロVSツアーは、このカラーです。
またピュアエロVSに関しては、今までのモデルと全く違ったラケットに刷新されます。
それが次に紹介するピュアエロVSです。
ピュアアエロVS
過去にこのラケットに関しては記事を書いていますので、こちらも参照してください。
限定販売で非常に話題となったピュアドライブVSに続けとばかりにピュアアエロの限定モデルとして、ピュアアエロVSが登場。
先ほど紹介したオジェ・アリアシム選手も現在使用しているラケットをよくよく見てみると、このピュアエロVSらしきラウンド形状のものにラケットを変えているんですね。
アリアシム選手にとって、長年使ってきたラケットを変えるのは、相当勇気がいったはずです。
それを乗り越えてラケットを変えてきたのですから、新たなピュアエロVSには、相当期待できるなと思って見ています。
それに、一般のユーザーにとっても、この最新のピュアアエロVSは非常に扱いやすいスペック。
ピュアアエロVS
と言うわけで、バボラの今後の方針としては、ピュアアエロVSツアーなどという一部のトッププロにしかまともに使えないような極端なスペックのものは、今後はそっと封印していく(笑)のだと思われます。
が、それでも、プロの選手が使っているようなハードスペックのラケットが使いたいという方は、かなりたくさんいらっしゃるかと思います。
そういった方に向けたラケットが、次に紹介するピュアストライクツアー
ピュアストライクツアー
そんなわけでピュアアエロVSツアーを使っていたような、プロレベルのプレーヤーたちが今後行きつくのは、このピュアストライクツアーかなといったところです。
かつてはピュアストライクシリーズもピュアストライクVSツアーという名のハードスペックモデルがあったのですが、今後はピュアストライクツアーがその後継となる模様です。
こちらも重さは320gということですから、実際にプロの選手が使っているスペックに非常に近いものだと言えると思います。
ピュアストライクツアー
腕に覚えのあるプレーヤーは、ぜひこちらを使ってみてください。
いかがでしたでしょうか。
今回は、プロの選手が使っているラケットに近い市販ラケットを紹介させていただきました。
軽いラケットをカスタマイズして重くしてもいいのですが、
例えば、最近のピュアドライブのようにカスタマイズが非常にむつかしいラケットもありまして、、、
この写真ね。
鉛のテープを貼っているんですけど、ラケット表面にあるイボイボの凹凸のせいで、貼れる位置がわずかしかないのです(汗)
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
ということで、重たいラケットが欲しい方は、はじめから重たいラケットを買った方がいいです。
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