この講座は、
「読むテニスの教材」として、
テニスのレベルアップに役立つ情報や、
テニスの上達法、
テニスの練習法、
最新のテニスグッズ
などを紹介していきます。
今回はオーバーグリップ(グリップテープ)に関するお話をします。
グリップテープには大きく分けて二種類のものが存在します。
①ウエットタイプのグリップテープ(以下「ウエットグリップ」とします。)
②ドライタイプのグリップテープ(以下「ドライグリップ」とします。)
今回の記事では、両者の違いの解説と、それぞれのメリット・デメリットについてお話をしたいと思います。
最後には、現時点での最強のおすすめのグリップテープについてのお話もします。
ポロリもあるよ。(←ありません。)
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プレーヤーと道具の接点であるグリップテープ(オーバーグリップ)
どんなにいいラケットを使っていたとしても、グリップが滑りそうで、思い切ってラケットを振れないようでは全く意味がありません。
グリップテープがまだ存在しなかった時代、選手たちは、皮でできたグリップを直に握っていました。
汗をかくと滑るので、滑り止めの粉をグリップ部分や手に振りかけたりして使っていたのです。
今ではそういった光景はあまり見られなくなりましたね。
それもこれもグリップテープが普及したおかげです。
ただ、まだまだグリップテープを正しく使えていない方が多すぎます。
グリップテープに関して、ちゃんとした知識を持って、正しく使い、管理するということが、めちゃくちゃ重要です。
ちなみに、正しいグリップテープの巻き方については、こちらの記事をご覧ください。
当講座の人気記事の一つです。
では、ここから、冒頭にお話ししたグリップテープの二つの種類について、順にお話ししましょう。
まず、グリップテープの二つのタイプのうち、多数派を占めるのが、このウエットグリップ。
グリップテープを使う方の9割以上は、このウエットグリップではないでしょうか。
今はまさにウエットグリップ全盛の時代ですね。
ウエットグリップは、その名の通り、表面がしっとりとしていて、手に吸い付くような感覚があります。
滑りにくいので、握力が弱い方でも、しっかりとラケットを握ることができて、スイング中にラケットがすっぽ抜けるのを防止してくれます。
ウエットグリップの定番中の定番と言えば、このグリップ。
ヨネックスのウエットスーパーグリップです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
ウエットグリップほどの数は出回っていませんが、一方のドライグリップも、根強い人気。
ドライグリップは、ウエットグリップと異なり、グリップの表面がサラッとしています。
これだけだと、実際にボールを打つときに手が滑りそうなんですが、手に汗をかいたときにドライグリップはその本領を発揮します。
ウエットグリップよりも吸汗性に優れ、手の汗を吸収してくれるドライグリップ。
そのおかげで、汗をかいてもツルツル滑ることなく、しっかりとグリップを握れるのがドライグリップです。
汗を多くかく方や、夏場の試合などで非常に重宝される存在です。
また、グリップを握ったときに、ウエットグリップのように手にくっつく感じがないので、グリップチェンジが素早くできるという点もメリットです。
そのため、上級者や、プロの選手に非常に支持されているのがドライグリップなのです。
ドライグリップの代名詞と言っていいほどの、定番商品はこちら。
トーナグリップ
ブルーのグリップテープに、赤のエンドテープというのが特徴的です。
トッププロがこぞって使う名品です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
惜しむらくは、その耐久性の弱さ。
もう少し耐久性があればもっといいですけどね。
こんな風にボロボロになっちゃうんですが、その感触は最高のトーナグリップ。
今までウエットグリップしか使ったことがないという方もたくさんおられると思いますが、そういった方に、ぜひ一度使ってみてもらいたいグリップです。
すぐにボロボロになったとしても、このグリップを使いたいという、トーナグリップ中毒者はたくさんいます。
かつて、おすすめのグリップテープに関する記事を書いていたのですが、
あれからさらに私もいろいろなグリップテープを試して、行きついた結論。
ウエットグリップなら、やはりボウブランドはすごいです。
耐久性があって、端の方がボロボロになりにくいです。
他社のグリップよりも、やや値段が高いですが、それだけ耐久性があるので、値段は全然気になりませんね。
ドライグリップなら、タフドライは超絶優秀。
先日タフドライに関する記事を書いたのですが、これコスパ最強ですよ。
最近使ったグリップの中では、これが一番良かったですね。
超おすすめです。
いかがでしたでしょうか。
ウエットグリップとドライグリップの違いはおわかりいただけましたか。
ぜひ、一度今まで使っていないグリップも買って試してみましょう。
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