この講座は、
「読むテニスの教材」として、
テニスのレベルアップに役立つ情報や、
テニスの上達法、
テニスの練習法、
最新のテニスグッズ
などを紹介していきます。
今回はラケットの話です。
全仏オープンテニス2020で大活躍したウーゴ・ガストン選手。
一体誰だ!この選手?
と思った方も多いでしょう。
なんせ、ランキングはまだ200位台。
みなさんが知らないのも当然です。
私は、当然テニスサイトを運営する人間として、知らなかっ、、ったわけでは、、ごにょごにょ、、(笑)
今回の快進撃に一番驚いたのは、他でもないウーゴ・ガストン選手自身かもしれませんね。
さて、今回はそんなウーゴ・ガストン選手の使用するラケットやガット(ストリング)について書いてみたいと思います。
ウーゴ・ガストン選手 (Hugo Gaston)
Un match marathon entre Thiem et Gaston, l’élimination de Halep et Zverev, le début du tournoi junior…
La journée d’hier en 10 chiffres 📝👇#RolandGarros
— Roland-Garros (@rolandgarros) October 5, 2020
今回の全仏オープンテニス2020での活躍で、一気にブレークスルーした20歳の若手プレーヤーです。
身長わずか173㎝
男子のプロテニスプレーヤーとしては、相当小柄な選手ですね。
フランス トゥールーズ出身 左利き 両手打ちバックハンド
どこか日本の西岡良仁選手を彷彿とさせるスタイルなんですよね。
で、実際今回の全仏オープンテニス2020では、西岡選手と対戦し、ガストン選手が勝利しています。
西岡良仁選手は、初戦で、アリアシム選手を破って、勢いに乗っていただけにとても残念です。
アリアシム選手に勝つなんて、本当にすごいと思っていたんですが、、、
いや、それ以上に残念なのは、西岡良仁選手、私は大好きなんですけど、ガストン選手との対戦では、冷静さを欠いて、自分を見失いかけているような感じに見えたことです。
自分と同じような感じの選手、そして、ランキングは遥かに下位の選手の勢いにイラついてしまったのか、西岡良仁選手の本当の良さはこんなもんではないと見ていてヤキモキしてしまいました。
とても残念です。
ただ、その後のウーゴ・ガストン選手の快進撃を見ていると、西岡良仁選手を破ったのも、決してまぐれなどではないと思わされました。
しかし、フランスの選手って、本当に個性的ですね。
フランス人って、「一般にフランス人てこんな感じの人です」っていうのが、非常に難しいものです。
なんせ移民が多い国なんで、白人系もいれば、アフリカ系もいますし、ベトナムや中国系のアジア人もたくさんいます。
まさに人種のるつぼといった感じの国なのです。
テニスプレーヤーでも、フランス人と言えば、ガスケ選手のような見た目の選手もいれば、モンフィス選手や、ツォンガ選手のような選手もいるのです。
本当に人種が多様な国です。
また、プレースタイルも個性的な選手だらけ。
先に紹介したガスケ選手も独特の打ち方ですし、ピエール・ユーグ・エルベール選手のサーブなんかも個性的。
過去にはファブリス・サントロ選手のような魔術師と言われるプレースタイルを生み出したりとフランスの選手はどこまでも個性的。
個人的にはシリル・ソルニエ選手の世界最強ではないかというスライスが大好きでした。
また、セバスチャン・グロージャン選手とか、アルノー・クレマン選手など、170㎝そこそこのトッププレーヤーを輩出しているのも見逃せません。
フランスの選手にとっては、背が低いのもまた個性で、ハンデなどではなく、自分の武器ぐらいに思っているのではないかと感じさせられます。
ウーゴ・ガストン選手も、背は低いものの、バキバキに鍛えられた上半身と、それを動かすエンジンである下半身の強さが半端ではないです。
先日ディエゴ・シュワルツマン選手についても書きましたが、背が低くても活躍している選手って、結局フィジカルが尋常ではないんですよね。
ウーゴ・ガストン選手のプレーを見ていると、背が低いことを全くハンデと感じさせない機敏なフットワークと足の速さ。
そして、190㎝台の大柄なプレーヤーたちにも打ち負けないフィジカルの強さ。
ドロップショットを打ちまくる個性的な戦略。
などなど、本当にフランス人のプレーヤーらしい個性が見て取れました。
さて、そんなウーゴ・ガストン選手の使用するラケットはこちら。
Wilson BLADE ウィルソン ブレード 16×19
男子のトッププロ選手には圧倒的に18×20の方が多数派と言われる状況なんですが、
ウーゴ・ガストン選手が使用するのは16×19のタイプのようです。
同じ形状のラケットであっても、ストリングパターンの違いで、まるで違うラケットになってしまうのです。
小柄なウーゴ・ガストン選手選手が16×19のラケットをチョイスしているのは、非常に合理的だと感じました。
まあ、小柄と言っても、ウーゴ・ガストン選手のフィジカルの強さなら18×20のラケットを使っていても、別に違和感はないんですけどね。
正直、リサーチしてみてもハッキリとはわからないのですが、ウィルソンのラケットを使っているということは、ルキシロンではないかと思っています。
画像からすると、色合い的にはこれかな、、、
ルキシロン 4G
まだ20歳の若手ですし、世代的にはルキシロンを使っていても、アルパワーではなく、4Gというのもよくある話です。
まだ、この辺はハッキリとわかっていないので、わかり次第追記します。
テンションもわかり次第追記します。
「追記します」と言って忘れている場合がほとんどなんですけどね(笑)
ウェアはアシックスですね。
最近海外の選手でも、ウェアやシューズをアシックスにする選手は非常に多いですね。
日本人としては、アシックスを使用している海外選手には非常に好感が持てます。
私の持っているアベノマスクを一枚あげたいくらいです。
シューズは、アシックスって、ほんとに性能高いですよ。
同じフランスのモンフィス選手もアシックスでしたね。
いかがでしたでしょうか。
残念ながら、全仏ではドミニク・ティエム選手に敗れてしまいましたが、今勢いに乗っているティエム選手をあと一歩のところまで追い詰めた実力は本物です。
ウーゴ・ガストン選手、これから注目のプレーヤーとなりそうです。
ラケットはウィルソンのBLADE 98 16×19 です。 1
ストリングはひとまずこれを使ってみましょうか。
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