この講座は、
「読むテニスの教材」として、
テニスのレベルアップに役立つ情報や、
テニスの上達法、
テニスの練習法、
最新のテニスグッズ
などを紹介していきます。
今回はちょっとだけプチ整形をした話をします。
私のことじゃないよ(笑)
私の持っているバボラ ピュアストライク100の話です。
バボラ ピュアストライク100がどれだけ使い勝手がいい素晴らしいラケットかという話はこちらでしていますので、先に下の記事を読んどいてくださいね。
選ばれたのは綾鷹でした。
さて、そんな使い勝手抜群のピュアストライク100なんですが、
その斬新かつちょっと奇抜なラケットデザインには、賛否両論あるかと思います。
今回はそんなピュアストライク100にちょっとしたカスタマイズをして、
かっこよくしてしまいますよ。
というお話です。
さて、現在のピュアストライク2020モデルははこんな感じですが、
かつてのピュアストライク2017モデルはこんな感じ。
(画像はラケットハウスキングさん提供)
(画像はラケットハウスキングさん提供)
以前も白がベースのモデルだったのですが、かつてのデザインは少し控えめな感じですよね。
(画像はラケットハウスキングさん提供)
さらにその前はこんな感じのデザインでした。
個人的には、かつてのピュアコントロールシリーズのDNAを感じ取れる
この黒に赤のカラーリングが非常に良いと思っていたんですが、
これ以降のピュアストライクシリーズはなぜか白。
というのも、ピュアストライクシリーズの看板選手であるドミニク・ティエム選手が、この白のデザインを取っても気に入っているんだとか。
ピュアストライクシリーズは、このティエム選手がともに開発段階から深くかかわってきたラケットなので、
その意向が色濃く反映されるというのもいたしかたないですね。
ま、そんなわけで、泣こうがわめこうがピュアストライクシリーズはこのカラーリングなのですよ。
ただ、今回の最新ピュアストライクシリーズ、
ラケットのトップ部分の赤い色と、この部分の赤がイマイチだなっていう方は結構多いと思うんですよね。
もちろん、この鮮烈な赤がかっこいいという方もいるので、そこはそれぞれの好みです。
決して、個人的にデザインや、他者の好みを否定する意図はありません。
さて、そんなわけで、これを落ち着いた黒に変えてしまいましょう。
実はこのグロメットの赤い部分を、黒いパーツに変えることができるんです。
(画像はラケットハウスキングさん提供)
ここをですね。
抜き取ります。
(画像はラケットハウスキングさん提供)
で、用意してもらうのは、このパーツ。
(画像はラケットハウスキングさん提供)
交換用のグロメットです。
中にはこんな感じでパーツが入っています。
(画像はラケットハウスキングさん提供)
で、ここがポイントなんですが、この写真のグロメットは、
ピュアストライク2020モデルのものではなく、2017モデルのものなんです。
要するに、このモデルのグロメットですね。
(画像はラケットハウスキングさん提供)
実はこんな感じで、最新版のピュアストライクと、2017年モデルのグロメットには互換性があるのです。
(※上の広告は最新版のグロメットセットなので注意)
2017年のグロメットを装着すると、、、
(画像はラケットハウスキングさん提供)
何とぴったりはまるのです。
(画像はラケットハウスキングさん提供)
サイドとトップのグロメットも剥がしちゃいましょう。
(画像はラケットハウスキングさん提供)
で、2017年モデルのグロメットを付けると、トップもこんなに引き締まったイメージに。
(画像はラケットハウスキングさん提供)
うん、いい感じですね。
(画像はラケットハウスキングさん提供)
ストリングをRPMパワー125にしてみました。
(画像はラケットハウスキングさん提供)
逆サイドはこんな感じ。
(画像はラケットハウスキングさん提供)
お客様後ろはこんな感じです。(美容院風に)
(画像はラケットハウスキングさん提供)
ちょっとグロメットを変えただけで、他の誰も持っていない、オンリーワンなデザインのラケットが誕生です。
ラケットシャフト付近のグロメットがバボラの伝統的な、むき出しのウーファーグロメットになったことで、
多くのトッププロが使っているペイントジョブラケットみたいな仕上がりになりましたね(笑)
バボラの契約プロだと、ラファエル・ナダル選手なんかのラケットのこの部分が現行モデルのグロメットと違う形状だということは、あまりにも有名なのですが、今回カスタマイズしたピュアストライク100も、メーカー特注のモデルみたいな仕上がりになりました。
ラケット大好きなマニアックな人が見ると、あれ?
なんだなんだ?
と好奇の目で見られること間違いなしです。
ちなみに、気になる打感なのですが、
通常グロメットと、
むき出しのウーファーでは、ずいぶんと感触が変わります。
一言で言うと、ウーファーがむき出しの方が、打球感が柔らかく、ボールを打ったときに、
「むにゅん」とボールがラケット面に乗っかる感覚があるのです。
多くのトッププロがむき出しのウーファーのラケットを使い続けるのも納得の、独特なボールをつかむ感覚が生まれます。
今回のカスタマイズ、見た目の問題だけでなく、競技者が求めるボールの「乗り」を得るためにも、
是非とも真似してほしいと思っています。
いかがでしたでしょうか。
今回紹介したピュアストライク100のカスタマイズ。
ピュアストライク100は当講座でも一押しのラケットなので、カスタマイズを特に考えてない方でも、
ぜひ一度試してみたいただきたいラケットです。
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