今回は休息法の話です。
休息もトレーニングのうち。
広く言えばトレーニングの話です。
ところが、みなトレーニングというと、走ったり、重いものを持ち上げたりというハードなトレーニングにばかり目を奪われてしまいがちです。
休息がいかに大切かという話を今回してみたいと思います。
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テニス選手の睡眠について語る前に、ちょっと前置き。
「スタンフォード式 最高の睡眠」という本をご存知でしょうか。
最近ベストセラーになっている本です。
興味がある方はぜひ読んでみてください。
価格:1,620円 |
睡眠不足の積み重ねは、まるで借金のようにじわじわとその人を締め付けていくという恐ろしい話です。
そうは言っても忙しい現代人。なかなか自分の思うように寝たいだけ寝るというわけにもいきません。
そこで、量がダメなら質の改善をということで、この本を紹介しようと思いました。
睡眠の質を改善することで、日々のパフォーマンスアップが図れるのに、多くの人が睡眠を軽視しているんですよね。
かく言う私も、かつて選手として全国の試合を回っているとき、睡眠に関しては全く無頓着でした。
日々練習にトレーニングに体を痛めつけているのにも関わらず、十分な睡眠をとれているとはとても言えない状態でした。
毎日の睡眠時間は5時間平均ぐらいだったでしょうか。
仕事をしながら練習をして、トレーニングをして、「もう削れるのは睡眠時間しかない」というふうに思っていました。
ひどいときは試合の前日の夜遅くまで仕事をして、夜行バスで試合会場に向かい、朝から試合なんて強行スケジュールのときもありました。
こんな状態で勝てるわけがないんです。
今の私が5年、6年前の自分に声をかけてやるとすれば、
「もっとトレーニングしろ。」ではありません。
「もっとちゃんと寝ろ。」ですね。
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6時間以下の睡眠時間では、「軽い酩酊状態」に近い状態である。
こんなことが最近言われるようになってきています。
軽く一杯飲んだくらいの状態で試合。
そりゃ勝てませんよね。
まあ、アマチュアのおじさんには、ちょっと飲んだくらいが調子がいい方もいるかもしれませんし、
中には、飲むと手の震えが止まって絶好球が打てるなんてツワモノもいるかもしれませんが(笑)
どこの世界に一杯飲んで競技をやるプロがいるんだという話です。
競技としてテニスをやるなら、酩酊状態はまずい。ちゃんと寝ろということです。
フェデラー選手、錦織選手のようなプロの選手が一体どれくらい寝ているかというと、なんと、
10時間!!!とも言われています。
日々のトレーニングによる筋肉の疲労、神経系の疲労、紫外線によるダメージ。
これらを回復させるためには10時間寝るのも当然なのかもしれません。
ある実験によると、プロのスポーツ選手に毎日10時間寝てもらうと、パフォーマンスが大幅に向上したとか。
ただ、冒頭にもお話した通り、忙しい現代人がこんなに寝るわけにもいきませんよね。
そこで、「量がダメなら質を」ということでこの本の登場なわけです。
価格:1,620円 |
体の深部の温度をうまく調整したり、脳の興奮状態を沈めて、入眠時の体制を万全にすることで、あなたもプロ選手のようなパフォーマンスができる。
かもしれない。
「一生の3分の1は睡眠」とよく言われますが、この一冊で人生の3分の1が変わるなら、読んでみる価値ありだと思います。
よくよく吟味あるべきものなり。
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