今回はラケットの話です。
おなじみのラケットピュアアエロなんですが、これにちょっと卑怯なカスタマイズを加えます。
もうすでにピュアアエロ2019が登場しておりますので、こちらの写真のものは前作のものになりますが、この記事の内容は現在でも非常に役に立つものですので、ぜひ最後までお付き合いください。
こちらのピュアアエロ。このラケットの何が利点かというと、、、
その色です。
黄色というか、黄緑がかった色でしょ?
これね、ボールの色と非常に近いんです。
こんな格好の選手がいたらどうですか?
ウェアは黄色、リストバンドも黄色、ストリングも黄色(笑)
どうです?見づらいでしょ(笑)
試合では一瞬の判断が勝負を分けることもあります。
相手にとって、たとえ無意識下であっても、わずかにボールが見づらい瞬間があれば有利なのです。
それについて詳しく書いた記事はこちらをご覧ください。
じゃあ、ピュアアエロは黄色っぽいんで、もうすでに相手にとって見づらいからいいじゃないかというと、甘い!(笑)
今回は「見づらさ」を追及して徹底的にいじってみました。
それがこちら。
BEFORE→AFTER
そう、グリップまで黄緑にしてみました(笑)
ウィルソンのプロオーバーグリップです。
ヨネックスのウエットスーパーグリップでもいいかもしれません。
ちなみになぜ黄色でなく、「黄緑」なのかというと、黄色よりも黄緑の方が、ボールと一体化して見えて見づらいからです。
これは私の独自の研究結果です。
研究って言ったって、グリップ二色並べてみただけですけど(笑)
ちなみにストリングはプロハリケーンツアー。
言わずと知れた黄色のストリング。
振動止めはキモニ-のクエークバスターのイエロー。
で、ひとまずは完成。
完成品とボールを見比べます。
まずフェイス面。
次にスロート部分。
最後にグリップ部分。
いかがでしょうか。
さらなる改善点を思いついたのでメモしておきます。
キモニ-の振動止めは黄緑もあるのでこちらの方が見にくいかもしれません。
あとストリングはソリンコのハイパーGなんかを張れば完璧ですね。
ハイパーGについては、以前記事を書きましたので、ぜひこちらをご覧ください。
そして、ラケット本体についても、最新のピュアアエロはより黄色の部分が多いので、こちらにするべきではないかと。
なぜやらないかというと、同僚のコーチに、「その美的センスはどうなんですか?(笑)」
と言われたからです。
うん確かに、お客様からもそう思われたらまずい。
「あのコーチのラケット、ダセーなと思われたらおしまいです。」(笑)
もひとつ、客商売として、お客様とこのラケットで打ち合いをして、お客様が、なんとなく「ボールが見づらい」と感じていたとしたら、客商売失格です(笑)
お客様に気持ちよくボールを打ってもらう。
それがテニスコーチの仕事ですからね。
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ラケットの色やデザインなんか好きなものを使えばいい。
たしかにそうなんですが、今回お話ししたように、「相手からどう見えるか」ということも考えて道具をチョイスすると面白いですよ。
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