今回は久しぶりに戦術の話をしようかと思います。
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シングルスの試合と言っても団体戦だったんですけどね。
そこで久しぶりに試合をしてみていろいろ感じたことがあったので、書いてみようかと思います。
試合を終えてまず思ったのは、ほとんど練習していない割には動けたなと(笑)
38歳、ケガしなくてよかったなと(笑)
一方で、ちゃんと練習すればまだまだ行けるなという気持ちにもなりました。
そんなわけで、最近またちょっとずつですが練習をするようになりました。
主にサーブ練習のみですけどね。
さて、試合の最中に感じたことは、やはり、「派手なショットを狙っても決まりはしないな」ということでした。
堅実につなぐべきところはつないで地味なポイントを積み重ねていかないと、勝てないと感じましたね。
試合はエースの数ではなく、ミスの数で決まる。
これはどのレベルのテニスにおいても真理だと思います。
プロの試合でもスーパーショットなんて試合の中ではごくわずかです。
でも、ちょっと待てとあなたは思うかもしれません。
スポーツニュースなんかで錦織圭選手のプレーを見てるとすごいショットを連発するじゃないかと思うかもしれません。
バックハンドでライン際ギリギリへのダウンザライン、、、
いや、あれ、ハイライトだからね(笑)
多くのポイントは、地味なポイントなんです。
その積み重ねです。
以前にもそんな記事を書きました。
こちらをぜひ参照してください。
https://mindtennis.net/2018/08/18/mind/
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地味なポイントも派手なポイントも1点。
テニスにはスリーポイントシュートもなければ、満塁ホームランもありません。
確率の低い強打を繰り返しているアマチュアを見ると、言っちゃ悪いですが、間抜けだなと思うのです。
野球で言えば、同点で迎えた9回裏の攻撃、1アウト満塁の一打逆転のチャンスで、特大場外ホームランを狙っているような滑稽さを感じるのです。
そんな派手に決めなくていい。犠牲フライで勝てるんです
いいですか。
テニスの基本には堅い守りがあります。
堅守速攻
これをキーワードにしてください。
まず、手堅いディフェンスがあってこそです。
多くのトッププロが猛烈なショットを打っているように見えますが、彼らの根本には鉄壁の守りがあります。
守備を犠牲にして攻撃をしているトッププロなんかいません。
トッププロなら、アンディー・マレー選手のテニスが最もいい例でしょう。
https://mindtennis.net/2016/09/15/post-469/
(過去記事です。ぜひ参照してください。)
われわれもそこから学ばないといけないのです。
守備をおろそかにしてはいけません。
ゴールキーパーが攻撃に参加しているサッカーチームがどうやって勝つというんですか。
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ここに紹介してある本は全米テニス協会の本です。
こういう本は日本の本よりもアメリカの本の方が一歩先を行っているように思われます。
こちらもぜひ読んでみてください。
よくよく吟味あるべきものなり。
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