この講座は、
「読むテニスの教材」として、
テニスのレベルアップに役立つ情報や、
テニスの上達法、
テニスの練習法、
最新のテニスグッズ
などを紹介していきます。
今回はストリングの話です。
まだあったの?
というくらい昔から存在するバボラのポリエステルストリング。
プロハリケーンをレビューしたいと思います。
もう使っている選手はずいぶん少なくなったんですけど、まだまだカタログに載っている現役商品です。
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BABOLAT PRO HURRICANE バボラ プロハリケーン
商品名 Pro Hurricane 120/125/130/135
品番 BA241104
カラー ナチュラル
素材 ポリエステル
長さ 12m
ゲージ 細ゲージ 1.20、細ゲージ 1.25mm
テクノロジー エクストリーム・フューチャー・ポリマー製法
バボラのロングセラー商品であるポリエステルストリング、プロハリケーン。
最近のポリエステルストリングと比べると、打球感やテンション維持性能的にどうかなと思われる方も多いストリングだとは思います。
最近のポリエステルストリングって、どれもプロハリケーンが発売された頃と比べたら、打球感が柔らかく、テンション維持性能も高くなってきています。
プロハリケーンを実際に張って打ってみると、打球感としては、なんというか乾いた感じで、パサパサという感じです。
最近のポリエステルにあるような、もっちり、しっとり、柔らかく食いつくような打球感を好む方には、全くおすすめできないストリングです。
また、ボールの飛び自体もそこまでよくありません。
ボールをひっぱたいたときもそこまでスピードが出ず、ややロスが発生している印象です。
ただ、そのような打感と、ボールの飛びのため、ハードヒッターで、ガンガンボールをひっぱたくようなプレーヤーには根強い人気なのです。
プロハリケーンを使っていたトッププロの選手と言えば、なんといっても、アメリカのアンディ・ロディック選手が筆頭に挙げられます。
フェデラー選手とのウィンブルドン決勝は伝説とも言える素晴らしい試合でした。
フェデラー選手にもっとも苦杯をなめさせられた最大の被害者とも言えるかもしれませんが(笑)
アンディ・ロディック選手は、当時世界最速だったサーブを中心に、豪快なプレースタイルで、多くのファンを魅了したプレーヤーでした。
そんなアンディ・ロディック選手が使っていたのが、プロハリケーン1.30
ボールを叩き潰して打つハードヒッターが好む打感で、ロディック選手のみならず、多くのトッププレーヤーが使用していました。
ところが、プロハリケーンツアーの登場により、そちらに乗り換える選手が増え、
RPMブラストが登場したことにより、さらに存在感が薄れ、
RPMパワーが出た昨今においては、
もはやカタログの隅という土俵際で、かろうじて現役を貫いているというストリングになりました。
今からテニスを始めるプレーヤーが、あえてこのストリングをお気に入りストリングにしておく理由はありません。
プロハリケーンよりもより優れた性能のポリエステルストリングが今は普通に扱われてますし、プロハリケーンのように古いモデルのストリングはお気に入りにしてたとしても、そのうち廃盤になるかもしれないというリスクがあるからです。
なので、昔からプロハリケーンを使っていて、それに慣れてしまっているから、替えることがなかなかできないと言う方以外には、あまりおすすめするようなストリングではありません。
ただ、この講座では、現在発売されているストリングについて、網羅的に情報を掲載して行こうという方針のため、プロハリケーンについても書いてみました。
BABOLAT PRO HURRICANE バボラ プロハリケーン
BABOLAT PRO HURRICANE バボラ プロハリケーン
200mロールはこちら。
BABOLAT PRO HURRICANE バボラ プロハリケーン
200mのロールでも、定価は29500円とかなりお得です。
ただ、これについても、最近はプロエクストリームというストリングが新たにバボラから発売されたので、「安い」というだけの理由でプロハリケーンを使うことはないかなーという感じです。
BABOLAT PRO HURRICANE バボラ プロハリケーン
200mロール
いかがでしたでしょうか。
超ロングセラーのポリエステルストリングですが、こうして振り返って見てみると、発売からはずいぶん経ってしまって、ポリエステルストリング市場も一変したなーと、おじさんは回顧してしまうのです(笑)
まあ、どんなものか一度試してみようかという方は、下のリンクからどうぞ。
BABOLAT PRO HURRICANE バボラ プロハリケーン
BABOLAT PRO HURRICANE バボラ プロハリケーン
200mロール
ちょっと古いストリングですが、根強いファンがいるのも納得のストリングです。
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