この講座は、
「読むテニスの教材」として、
テニスのレベルアップに役立つ情報や、
テニスの上達法、
テニスの練習法、
最新のテニスグッズ
などを紹介していきます。
今回はストリングの話です。
ちょっと古いストリングですが、バボラのリベンジについて書いてみたいと思います。
かつては非常に人気があるストリングだったのですが、もう発売からずいぶん経っているため、使っている選手も少なくなってきてはいます。
ただ、それでも、今だ多くのファンを持つストリング、改めて張って打ってみたのでそのレビューを書いてみたいと思います。
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今さらながら、バボラ リベンジ を張ってみました。
今さらながらと書いたのは、このリベンジというストリング、めちゃくちゃいいストリングなんですが、もうすでに発売されてからずいぶんと経ち、バボラのホームページ上の商品カタログからもすでに消えてしまった商品になってしまいました。
新製品が発売されると淘汰されていく旧モデルの運命。
しかし、このバボラのリベンジには多くの愛用者がいたのです。
今日はそんなリベンジを張ってみた感想を書いてみたいと思います。
バボラ ピュアドライブ2018にリベンジの130ゲージを51ポンドで張ってみました。
柔らかい打感はさすがの一言。
ストリング自体がヘナヘナと柔らかく、ボールを打つと、ペチョという感じがするストリングです。
ヨネックスのポリツアーファイアが非常に近い感覚だと思います。
色が赤いからそう感じるのかもしれませんが、ペチョっていう独特の感触は非常に似ていると思います。
テクニファイバーのレッドコードは、同じ赤いストリングでも、もうすこし芯があってコシがある感じなのですが、リベンジにはそれがないのです。
リベンジはフニャフニャで、非常に柔らかな感じです。
その反面、表面が柔らかすぎて、あまり耐久性がなく、すぐにストリングが削れて行くような気がします。
ポリですが、耐久性はあまり期待できないかもしれません。
同じバボラならRPMブラストなんかの耐久性と比べるとだいぶ落ちる気がします。
しかし、それでも柔らかい感触を求めるプレーヤー、肘に優しいポリを求めるプレーヤーには非常におすすめです。
そして、柔らかくしっとりしたストリングの表面のせいか、スナップバックがあまり大きく起こらず、ストリングが元の位置に戻りきらないことも多いです。
スナップバックについては、こちらの記事をご覧ください。
リベンジの場合、ストリング同士の交点、すなわち、縦糸と横糸が交わっている部分の摩擦係数が非常に高いような気がします。
先に書いたように、ストリングの表面がどこかこう、「しっとり」しているというか、ツルツルの表面なんですけど、滑るわけではない表面なんですよね。
そんなわけで、丸みを帯びた八角形のストリングであるRPMブラストや、表面が「サラッ」とした感じのRPMパワーのようなスナップバックが起こらないのだと思います。
RPMパワーのドライな感じの表面は独特だったので、こちらの記事を参考にしてください。
さて、そんなわけでリベンジの場合、ストリングがまるでナイロンストリングのようにヨレたままになってしまうこともしばしば。
ポリエステルストリングの良さって、打球時にストリングがヨレヨレになってしまったりしないので、ポイントごとにガットを元に指で戻すような作業がいらないところにもあると思うのですが、リベンジの場合、ちょっと指で戻す作業が必要な場合があります。
この辺はちょっと弱点かなと感じています。
あと、このリベンジって、やっぱり飛ばないですよ。
ぺちょっという柔らかい打感ということは、やはりボールのエネルギーを吸収していると思います。
ボールを打つときにちょっとしたロスが発生している感じなのだと思います。
その分ボールの勢いが落ちるので、コントロールがしやすいというのは間違いないんですけどね。
このコントロールしているような感覚、ボールをつかんでいるような感覚が好きで、いまだにこのストリングを使っているという選手は、結構いるんです。
あと問題の赤い色、、、
最新のピュアストライクとかに張ればよかったんですが、、、
ピュアドライブに張ってしまうとこんな感じです。
青いラケットに赤いストリングを張るというのは、美的センスとしていかがなものかという人もいるでしょう。
この色を許せるかどうかは、その人の人間としての器の大きさによるかと思います(笑)
おれは許せん(笑)
いかがでしたでしょうか。
やはり現在では、旧モデルらしい弱点が見え隠れしますが、旧モデルだけあって、かなりお得に購入できます。
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この安さなら購入もアリではないでしょうか。
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