この講座は、
「読むテニスの教材」として、
テニスのレベルアップに役立つ情報や、
テニスの上達法、
テニスの練習法、
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などを紹介していきます。
今回は世界のトッププロが持つフォアハンドストロークのお話をします。
以前サーブについては、世界最速サーブのことを記事にしてみたことがあるのですが。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
世界最速の時速263kmという異次元のサーブを放ったサミュエル・グロス選手です。
残念ながら早々と引退してしまいました。
大好きだったのでもっと活躍を見たかったのですが、世界最速のサーブをもってしても、チャンピオンになれるわけではないのです。
厳しい世界ですよね。
ただ、世界最速のサーブっていうのは、それだけで憧れますよね。
すごい名誉なことだと思うのです。
もちろん、サーブはスピードだけでなく、コースや確率、スピン量などいろんな要素があるので、最速のサーブ=最高に優れたサーブというわけではないんですね。
フォアハンドのストロークも同じことです。
世界最高のフォアハンドストロークを打つのは誰?
と言われても、ランキングを付けるのがちょっとむつかしいんですよね。
単純にスピードだけでもダメですし、スピン量?深さ?コース?とか考えだすと、基準を立てるのがむつかしいのです。
そこで今回は、錦織圭選手が語った世界最高のフォアハンドストロークを持つ選手について書いてみたいと思います。
やっぱり、実際に対戦して受けている選手が語ると説得力が違いますね。
そんなわけで、世界最高のフォアハンドストロークを持つトップ3の選手を見てみましょう。
みなさんのお気に入りの選手は入っているでしょうか?
元世界ランク3位のファン・マルティン・デル=ポトロ選手(アルゼンチン)
Cuando preguntás pero sabés que sí 😜 pic.twitter.com/lOpGiFI5Cg
— Juan M. del Potro (@delpotrojuan) November 5, 2019
錦織圭選手に限らず、数多くのトッププロが口をそろえて言うのは、デルポトロ選手のフォアハンドが自分にもあれば、、、ということなんだそうです。
コートに立つとひと際大きく見えるデルポトロ選手。
198cmという長身です。
ただ、男子のトッププロであれば、デルポトロ選手くらいの身長の選手も決して珍しくないのですが、身長よりも大きく見えるのは肩幅だったり、筋肉の付き方のせいなんでしょうか。
鍛え上げられた肉体から放たれるフォアハンドは迫力抜群。
少し薄いグリップのように見えるんですが、あれぐらい背が高くて、上から打ちおろせるような選手であれば、厚いグリップでグリグリ回転をかけることなど必要ないのかもしれません。
さて、そんなデル・ポトロ選手のラケットについて書いたのがこちらです。
デルポトロ選手のラケットは、ちょっと特殊!?
われわれ一般人が使うラケットとは異次元のものなので、ぜひリンクの記事を一度読んでみてください。
きっと驚かれることと思います。
2人目はラファエル・ナダル選手(スペイン)
まあ、ナダル選手の名が挙がるのは、当たり前と言ってもいいかもしれません。
スピンの回転量では、世界トップクラス。
1分間に4800回転という数字を叩き出したこともあるそのフォアはまさに脅威。
ナダル選手をクレーの絶対王者たらしめているのは、あのフォアハンドがあってこそだと思います。
バウンド後に強烈に跳ね上がる重たいボールを打ち返すのは、トッププロであってもそう簡単にはいかないのです。
そんなナダル選手が使用するラケットはこちら。
ピュアアエロは、男子の選手がこぞって使用する名器ですね。
今回紹介する3選手のうち、アマチュアのプレーヤーが真似できるラケットは、このナダル選手が使用するラケットだけだと思います。
錦織圭選手によると、世界トップのフォアハンドストローク3人目は元世界ランク5位のF・ゴンサレス選手(チリ)だと明かしたそうです。
引退してからずいぶん経つ選手なのですが、いまだに伝説として語られることの多い、ゴンザレス選手のフォアハンド。
こちらはナダル選手のようなスピン量ではなく、驚異的なスピードがウリ。
テレビ画面で見ていても、明らかに異次元のスピードを見せるゴンザレス選手のフォアハンド。
実際に打ち合いをしたら、恐怖さえ感じるほどのスピードではないかと思います。
いかがでしたでしょうか。
フォアハンドのベスト3いかがだったでしょうか?
ただ、ここから見てわかるように、ベスト3にフェデラー選手も、
ジョコビッチ選手もマレー選手も、ワウリンカ選手もいないわけです。
テニスはフォアハンドだけで決まるものではないということですね。
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