この講座は、
「読むテニスの教材」として、
テニスのレベルアップに役立つ情報や、
テニスの上達法、
テニスの練習法、
最新のテニスグッズ
などを紹介していきます。
今回はプロテニス界のお話をしたいと思います。
2021年のテニスシーズンが、いよいよ開幕しましたね。
2020年は、テニスのみならず、いろいろなプロスポーツイベントが中止に追い込まれました。
延期となっている東京オリンピックだって、どうなるかわかりません。
なんと、2021年2月現在、世論調査では国民の8割がオリンピック開催に反対という結果に。
そんな中、全豪オープン2021は開催されるというのですから、主催者の努力はどれほどのものだったか。
全豪オープンには、長期に実戦から離脱していた錦織圭選手も出場するということで、期待がかかっています。
その前哨戦ともなるATPカップ。
錦織圭選手の今季初戦は残念ながら黒星。
長期にわたり実戦から離れていた上に、コロナでの隔離措置がとられるという異例の事態の中での初戦。
一方でオフの間には結婚というおめでたいニュースもあっただけに、錦織圭選手に寄せられた期待は大きかったと思います。
しかし、やはり簡単にはいかないものですね。
いきなり厳しい相手というのは確かにありました。
相手は今勢いに乗っている若手のダニル・メドベージェフ選手。
2ー6,4ー6のストレート負け。
メドベージェフ選手に関しては、こちらの記事をご覧ください。
長身からの猛烈な強打。
あんまりかっこいいと思えるフォームではないんですけどね(笑)
バックハンドも独特だし、
「あれって、あの身長だから入るショットじゃないの?」
というショットがたくさんある変わった選手だと思うのですが、やはり強い強い。
まだメドベージェフ選手だって、全開のフルスロットルではないと感じましたが。
良いときのメドベージェフ選手って、うそだろと思ってしまうほど、ミスしないんですよね。
あんなに強打してるのにもかかわらずです。
錦織圭選手にとっては、非常に厳しい相手でした。
ただ、いきなり厳しい相手だとは言っても、今の錦織圭選手のランキングだとこれは仕方ないのでしょうね。
現在の世界ランキングは41位。
トップ10に入ったことのある実績がある選手でも、ちょっと休んだらこうなってしまう厳しい世界。
相変わらずドロー運がアンラッキーと言うような声も聞かれますが、
今の男子テニスのレベルの高さを考えると、誰と対戦してもラッキーなんてことはそうそうないと思います。
昨年の一年だけで、男子のテニス界には、新たな世代のスターが次々に生まれてきています。
昨年台頭してきた若手選手たちの記事はこちらをご覧ください。
BIG3とか、BIG4とか言われた選手たちの次の世代が、確実に実力を付けてきています。
錦織圭選手を実際に破ったムゼッティ選手。
そして、次世代のチャンピオンとの呼び声も高い、シナー(シンネル)選手。
さらに下にはアルカラス選手。
錦織圭選手にグランドスラムをとって欲しいと願う声がたくさんあるのはもちろん承知していますが、それを実現するためには、フェデラー選手や、ナダル選手、ジョコビッチ選手だけでなく、これらの若手選手たちをも退けていかないとけないのです。
そう考えると、なんと過酷な世界なんだと思わされます。
錦織圭選手ももう31歳、、、
ただ、年齢を重ねたことによる経験や、技術の向上は、必ず錦織圭選手にもう一花咲かせてくれるものと思っています。
いかがでしたでしょうか。
コロナ禍でのテニスシーズンの幕開けはどうなるか。
この講座もさらに力を入れて記事を作っていきますので、今後ともよろしくお願いします。
メイン記事はこちら。
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