この講座は、
「読むテニスの教材」として、
テニスのレベルアップに役立つ情報や、
テニスの上達法、
テニスの練習法、
最新のテニスグッズ
などを紹介していきます。
スマホで記事をご覧の方は、画面左上にある三本線のボタンをタップしてください。
メニュー画面が開き、調べたい項目に一発でジャンプできます。
今回はラケットの話です。
2021年ウィンブルドンを制したアシュリー・バーティ選手。
Dreams do come true ✨ pic.twitter.com/q0RgY4rQmH
— Ash Barty (@ashbarty) July 10, 2021
決勝のプリスコバ戦では、その体格差をものともしない、
見事なプレーであっという間に頂点にたちました。
身長166cm
バーティ選手って海外の女子選手の中では一際小柄なんですね。
そんな彼女があれほどの活躍を見せられるのは、
卓越した技術とフィジカルの強さ。
あとは、ちょっとだけラケットの力(笑)が関係していると思うので、
今回はアシュリー・バーティ選手のラケットについて書いてみたいと思います。
アシュリー・バーティ選手の仕様するラケットと言えば、
このヘッドのグラビティシリーズ。
このグラビティシリーズは、もともとアレクサンダー・ズベレフ選手の使用するラケットして作られたものでしたが、
Back in the Acapulco final 👏
2019 finalist 🇩🇪 @AlexZverev will go for the title again after defeating Koepfer 6-4, 7-6(5). #AMT2021 pic.twitter.com/2wPW0g4L3i
— ATP Tour (@atptour) March 20, 2021
現在ではズベレフ選手に限らず、多くのヘッド契約プロ選手が使用するラケットとなっています。
最近ではルブレフ選手も使用しているので注目されていますね。
Preparing for Olympic Games pic.twitter.com/N1cyzWoJoz
— Andrey Rublev (@AndreyRublev97) July 16, 2021
ズベレフ選手のラケットについてはこちら。
ルブレフ選手の使用するラケットについてはこちらの記事をご覧ください。
ルブレフ選手はずっと黒塗りのラケットでしたが、
最近になってようやくグラビティの姿が見られました。
さて、今回紹介するバーティ選手の使用するラケット、
ヘッドのグラビティシリーズは、表と裏が異なるカラーという独特なアシンメトリーのデザインを今回も継承。
グリーンとレッドの表と裏だった前作から、グリーンとイエローの表裏にバージョンアップ。
このデザインには正直賛否両論あるようですが(笑)
まあ、そのデザインの話はさておき、
打球感としては選手好みのしっかりボールを自分から打ちに行ける感覚のモデルですね。
バーティ選手が実際に使用しているラケットは、
各選手専用にカスタマイズされたパーソナルラケットの可能性が高いですが、
ベースとなるラケットとしては、女子の選手ですし、
グラビティMPあたりが一番近いのではないかと考えられます。
ヘッドのグラビティシリーズには、
様々なスペックのものがありますが、
個人的にはこのグラビティMPがベストなスペックかなと思ってます。
ヘッド グラビティMP
万人にとって扱いやすい「黄金スペック」と言われるラケットが人気ですが、
黄金スペックのラケットの重さは300gなのに対して、
グラビティMPは295g
そして、ストリングパターンもちょっと珍しい16×20
これはちょっと今までにない新しいタイプのツアーラケットだなと感じています。
トッププロが実際に使うようなラケットでも軽量化が進んでいますし、
今後は300g未満のラケットを男子の選手が持っていることも珍しくなくなるかもしれませんね。
次にバーティ選手の使用するストリングについてです。
バーティ選手が使用するストリングは、
ヘッドのホークタッチ125
ヘッドの契約選手がわりとよく使っているなと感じます。
ラケットの契約はヘッドでもストリングはアルパワーなんて選手が結構いますが、
このホークタッチは評判がいいですね。
ズベレフ選手なんかも使っているそうですし、
最近のポリはルキシロンの独占というほどではなくなってきているようです。
そして、グリップはトーナグリップ。
まあ、定番中の定番ですね。
いかがでしたでしょうか。
アシュリー・バーティ選手の使用するギアをもう一度おさらい。
ヘッド グラビティMP
ヘッド ホークタッチ
トーナグリップ
この記事を読んで、
いいね!と思ってくださった方、
なるほど!と思ってくださった方、
ぜひ下のシェアボタンから
SNSでシェア
してくださいますようお願いいたします。