この講座は、
「読むテニスの教材」として、
テニスのレベルアップに役立つ情報や、
テニスの上達法、
テニスの練習法、
最新のテニスグッズ
などを紹介していきます。
今回はラケットの話です。
先日、バボラの契約トッププロ選手たちが実際に使用するラケットについて書いてみました。
この記事に書きましたが、トッププロたちが使用するラケットは、こちらのピュアアエロVSツアーというモデルに近いものが実際は多いようです。
ただ、通常のピュアアエロに近いモデルを使う選手も、もちろんたくさんいます。
ピュアアエロに近いモデルを実際に使う選手の筆頭と言えば、何と言ってもラファエル・ナダル選手だと思います。
ナダル選手のラケットについては、こちらの記事を参照してください。
ただ、ナダル選手は、このピュアアエロにカスタマイズを施しており、実際の重量は、ガットを張っていない状態で、318g程度ということらしいです。
となると、ナダル選手が実際に使うラケットは、市販のモデルで言うと、ピュアアエロよりも、ピュアアエロツアーに近いんじゃないか?
と思うのです。
そんなわけで、今回はバボラのピュアアエロツアーについて詳しくお話ししたいと思います。
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バボラ ピュアアエロツアー
通常のピュアアエロよりも15g重たい、315gという設計の、ツアーモデル。
通常のピュアアエロとデザイン的にはほぼ変わらないので、パッと見では、全然わからないかもしれません。
実はちょっとした違いがあるんですけど、気づきますか?
わからない方は、画像をクリックして、よーく見てください。IQ130あれば違いに気づくはず(笑)
重量以外のスペックも通常のピュアアエロとピュアアエロツアーって、ほとんど同じなんですよね。
ラケットの厚みとかに違いがあったりとかではなく、単純に重さだけに違いがあると考えてもらって大丈夫です。
通常のピュアアエロについては、こちらの記事を参照してください。
通常のピュアアエロでも、十分ハードなスペックで、ボールの飛びは抑えられているので、フルスイングを武器とする競技レベルのプレーヤーも、よくこのラケットを使用しています。
ただ、本当にトップレベルのプレーヤーは、相手のボールに打ち負けないように、ラケットの重さを少し増やすためのカスタマイズをしていたりするんですね。
たとえば、こんな感じでラケットのフレームに鉛のテープを貼ったりとか。
あとは、プロの選手なんかがよくやるんですけど、グリップの内部にシリコンを注入して、ラケット全体の重量を上げるというものです。
それにより、ラケットの重量は上がりますが、外からはわからないので、見た目的には300gのピュアアエロの外観であっても、ラケットの本体は325gぐらいあるというようなことが、プロの選手の間では普通に行われています。
なので、プロの選手が使用するラケットをそのまま真似したいのであれば、300gのピュアアエロを購入するよりも、315gのピュアアエロツアーを購入した方が、よっぽどプロのスペックに近いのです。
で、素人が通常のピュアアエロに鉛のテープなんかをペタペタ張り付けて重さを調整しようとしても、微妙なバランスなどが崩れて、ラケット本来の良さが損なわれてしまう可能性があります。
重たいラケットを使いたいのであれば、鉛を貼ったりするのではなく、はじめから重たいモデルを購入した方が無難です。
通常のピュアアエロを現在使用している方、あるいは、今からピュアアエロを買おうかと思っていた方、今よりも一歩先の次元のテニスができるようになるため、少しだけ重たいピュアアエロツアーを使ってみませんか?
ぜひ、このリンクで、ラケットの概要をチェックしてみてください。
海外勢では、最初に紹介したラファエル・ナダル選手を筆頭に、
ジョー・ウィルフリード・ツォンガ選手
サム・クエリー選手
などが、ピュアアエロを使用しています。
国内勢では、
清水悠太選手(小柄ですが切れのあるフットワークで、相手を翻弄する私の大好きな選手です。)
斉藤貴史選手(ユーチューブ動画でも活躍中の斉藤プロ。懇切丁寧な説明に人柄がうかがい知れます。ひそかに応援してます。)
その他にも、列挙するとキリがないほど、多くのトッププロが使用するのが、このピュアアエロというラケットなのです。
ただ、重さに関しては、トップレベルの選手となると、われわれアマチュアのように300gという軽いラケットを使っているとは限りません。
腕に覚えのあるプレーヤーは、一度315gのピュアアエロツアーを選択肢の一つとして入れてみてはいかがでしょうか。
いかがでしたでしょうか。
意外とみんな使っていないピュアアエロツアー。
実はこれこそが、真のプロスペックラケットだったりするのです。
はじめは「重たい」と感じるかもしれませんが、慣れるとその良さを実感してもらえるかと思います。
ぜひ一度試してみてください。
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