この講座は、
「読むテニスの教材」として、
テニスのレベルアップに役立つ情報や、
テニスの上達法、
テニスの練習法、
最新のテニスグッズ
などを紹介していきます。
今回はラケットの話です。
ヨネックスのEZONE100が非常に評判がいいのですが、
今回はそんなEZONE100を使用する男子のトッププロについて話してみたいと思います。
キャスパー・ルード選手をみなさんはご存知でしょうか。
ヨネックスの契約選手としてホームページに出ていたので、気になって調べてみました。
全米オープン2020にも出場していますね。
今後の活躍が期待されるノルウェー出身の若手選手です。
キャスパー・ルード(Casper Ruud、1998年12月22日 – )は、ノルウェー・オスロ出身の男子プロテニス選手。ATPツアーではシングルス1勝を挙げている。自己最高ランキングはシングルス34位。身長183cm。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。
Wikipediaより
ヨネックスは最近東欧や、北欧にまで販路を拡大していますね。
しかも、以前はヨネックスというと、女子選手ばかりが使用しているイメージだったのですが、最近は男子の選手にも人気です。
フルカチュ(ホルカシュ)選手など、若手の選手や、ジュニアの選手の間にも、ヨネックスは静かなブームとなりつつあるようです。
あ、そうそう、エルベール選手もヨネックスの選手でしたね。
さて、今回はまだあまり日本では知られていないキャスパー・ルード選手の使用するラケットについて書いてみたいと思います。
キャスパー・ルード選手の使用するテニスラケットはこちらです。
EZONE100
男子の選手って、あまりこのEZONE100は使いませんね。
どちらかと言うと、EZONEなら98の方が男子選手には人気てす。
EZONE98と言えば、大坂なおみ選手使用モデルとしても有名ですね。
男性や、パワフルな女性に人気のEZONE98ではなく、あえてEZONE100を使用しているキャスパー・ルード選手。
もう、気になって仕方がないので、今回はいろいろと調べて記事にしてます。
EZONE100って、個人的には、もっと売れてもおかしくないラケットだと思うんですよ。
このラケットって黄金スペックですし、バボラで言うとピュアドライブやピュアアエロに相当する王道のモデルという感じなんですけどね。
黄金スペックについてはこちら。
EZONE100を使用する男子のプレーヤーってもっともっと増えてもいいなーと思うんですけど。
なぜ、男子のプレーヤーにあまりEZONE100の使用者がいないかということですが、まあ、同じ黄金スペックのラケットであれば、ピュアドライブやピュアアエロを使うプレーヤーが多いということもあるでしょうね。
なんせ、これらは元祖黄金スペックですからね。
また、ヨネックスのラケットのラインナップを見ると、EZONE98やVCORE98などの優れたラケットが存在するので、EZONE100はどうしてもその存在感が薄くなりがちです。
あと、男子の選手特有の事情ですが、重たいツアーラケットを使おうとする男子の見栄もあるかもしれません。
重たいラケットの方が男らしくて強そうとかね(笑)
ボウリングで14ポンドの球でいいのに、16ポンドの球を使うとか、そういう心境と似ているかもしれません(笑)
98と100なら、98のがかっこいい!
その程度の理由で98を使っている方がもしいれば、最高の余地ありです。
日本のトッププロでも、佐藤文平選手がこのシリーズを使っていたのを記憶しています。
やはり、このラケットの本当の良さを見抜いているプレーヤーは使うのでしょう。
EZONE100は海外での評価もめちゃくちゃ高いです。
ただ、人の評価ではなく、自分自身の評価でEZONE100を使ってみてもらいたいと思います。
キャスパー・ルード選手の使用するストリングについてなんですが、これが、またオリジナリティ溢れるチョイス。
縦糸がポリツアースピン1.25ゲージ
横糸がポリツアープロ1.30ゲージ。
どちらもヨネックスのストリングの中で非常に人気のポリエステルストリングですが、この両者をハイブリッドで張っている選手は非常に珍しいです。
というか、ポリとポリのハイブリッド自体が非常に珍しいんですけどね。
ハイブリッドと言えば、大抵の場合、ナチュラルガットとポリエステルストリングのハイブリッドが通常です。
ハイブリッドについて、詳しくはこちら。
キャスパー・ルード選手の使うストリングはこちら。
いかがでしたでしょうか。
ラケットも、ストリングも自分らしさを持った個性的な若手プレーヤー、キャスパー・ルード選手、ぜひ今後注目してみてください。
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