この講座は、
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今回はストリングの話です。
YONEX POLY TOUR PRO
写真を見て、あれ?
と思った方も多いかもしれません。
ポリツアープロと言えば、
鮮やかなフラッシュイエローのカラーが定番ですよね。
↑こちらはあのニック・キリオス選手使用という120ゲージ。
やっぱり細いポリって気持ちいです。
さて、今回私が使ったのはポリツアープロのブルー。
そして、ゲージは125だったのですが、
一般的なフラッシュイエローのポリツアープロと比較して感じたことがあるので、
今回はそんな話をゆるりとしていこうかと思っています。
ヒマでヒマで、とくに話を聞いてるわけではないけど、
とりあえずテレビで徹子の部屋にでもチャンネルをしておこうか
というくらいヒマな方はぜひ最後までお付き合いください。
ポリツアープロ125 ブルー
実際に張ってみるとこんな感じですね。
何度も言いますが、ピュアアエロに張るもんじゃないね。
このブルーのカラーは、おそらく、
EZONEシリーズとの相性を考えて発売されたカラー。
そんなメーカーの事情などお構いなしで張ってみたらこんな感じに。
小さいころから親に、
「ちゃんと人の話を聞きなさい」
と言われて育てられてきましたが、
その言いつけを守らなかった人間の末路みたいなラケットに。
この組み合わせはちょっと不格好なので、
さっさとストリングを切るまで練習にいそしまなくては、、、
とがんばって3週間。
ようやくストリングが切れてくれました。
別に義務にかられてやったわけではないですが、
ポリツアープロのイエローとの比較のために、
テスターとして、身を呈した感じになりました。
さて、張りたてから、切れる直前まで、
打感をテストしながら感じたことをレポートしみたいと思います。
ポリツアープロ 125 ブルー
まず、打感です。
一般的なフラッシュイエローのポリツアープロとはまるで別物です。
かつて、イエローとグラファイト(黒)カラーの比較をしたこともありますが、
イエローとブルーもまた全然別物ですよ。
でね、打感のことはこのリンクの記事あたりを参照してもらえたらいいんですが、
耐久性や、テンション維持性能について感じたことがあったので、
この記事で追記してみようと思います。
まずテンション維持性能ね。
これについては、ストリングの表面がなんかツルツルとして柔らかいせいか、
ノッチ(ストリングの交差する部分にできる溝)が早くできて、
どんどん削れていく感じでした。
ポリツアーファイアとかもそうでしたが、
ツルツルしたストリングの宿命なんですかね。
張りたての打感はすごく好きなのですが、
ノッチがすぐにできて劣化が早いせいか、
ストリングの旬の時期は短いような気がしました。
張りたての打感は柔らかいんですけど、
1週間くらいするとカンカンした感じになるんですよね。
そんなわけで、テンション維持性能で見ると、
通常のフラッシュイエローのポリツアープロの方が優れているのではないかと感じました。
また、耐久性もノッチが早く進んでいくことを考えると、
やはりイエローと比べて若干ですが弱いかなと思いました。
ただ、ストリング自体がブルーの場合柔らかく、弾力があるので、
もうちょっとでストリングが切れるかもしれないというくらい、
溝が大きく、深くなったとこからも相当持ちました。
昔のポリエステルストリング、
第一世代とか、第二世代とか言われるような古いポリの場合、
ノッチがストリング断面の半分くらいまで進んでしまうと、
そこから打球時にバチンと急に切れてしまうようなこともあったのですが、
最近の柔らかいポリって、ノッチが断面の4分の1くらいまで進んで、
首の皮一枚くらいになっても意外と持ってくれたりするんですよね。
あれ?
おじさんのパワーがなくなって、衰えてきただけ?
ともかく、ポリツアープロブルーのテンション維持性能、耐久性は、
イエローと比べるとちょっと落ちるかなという印象でした。
プロの選手たちがこぞってフラッシュイエローのカラーを選択してるのも納得です。
まあ、彼ら、彼女らのレベルになれば、
ストリングが劣化するまで使うことなどありえず、
常に張りたての気持ちいいところを打てるので、
フラッシュイエローのカラーだろうと、
ブルーのカラーだろうと関係ないでしょうけどね。
我々アマチュアはそうはいきません。
テンション維持性能なんかも気にするならやはり王道のイエロー
テンション維持性能よりは、打球感の瞬間的な心地よさ、
持っているラケットのカラーとの相性で選ぶというのであればブルー
といったところですかね。
いかがでしたでしょうか。
同じストリングでもカラーによって微妙な違いがあります。
その違いは打ってみないとなかなかわからないので、
言葉にして説明するのは難しいのですが、
このブログでは、なるべくそのあたりをわかりやすく解説していきたいと思っています。
ぜひ、別の記事もご覧ください。
なお、レビューはあくまで個人の感想ですので、
その点はご容赦ください。
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