「読めばテニスがうまくなる」
この講座は「読むテニスの教材」として、みなさんのテニスのレベルアップに役立つテニスの上達法や、最新のテニスグッズの紹介をしていきます。
今回はストリングに関する記事です。
ヨネックスの人気商品、ポリツアープロ。
【12Mカット品】ヨネックス ポリツアープロ(1.20mm/125mm/130mm) Yonex Poly Tour Pro (1.20mm/125mm/130mm)PTP 価格:880円 |
そして、今回紹介するもう一つの商品がポリツアーストライク。
【12Mカット品】ヨネックス ポリツアー ストライク (1.20mm/1.25mm/1.30mm) 硬式テニスガット ポリエステルガット(YONEX PolyTour Strike) 価格:1,480円 |
男子で言えば、若手のホープ、デニス・シャポバロフ選手が使用していますね。
そして、何と言っても、女子のスーパースター、大坂なおみ選手が使用を開始したことでも話題になっています。
今回の記事ではポリツアープロ・ポリツアーストライクのそれぞれの良さについて書いてみたいと思います。
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まずは、ポリツアープロ。
【12Mカット品】ヨネックス ポリツアープロ(1.20mm/125mm/130mm) Yonex Poly Tour Pro (1.20mm/125mm/130mm)PTP 価格:880円 |
なぜこのストリングがそれほどまでに人気なのかということですが、まず、その柔らかさがポイントとなります。
以前ポリストリングの記事でこんなことを書きました。
https://mindtennis.net/2019/03/30/string-11/
ルキシロンの4Gに関する記事なのですが、最近のポリエステルストリングはもう「柔らかくて当たり前」なんですね。
そんな中でもとくに柔らかいという評価を得られるストリングなのですから、ポリエステルストリングの中でも相当柔らかい部類に入ると思います。
実際に打ってみると、肘にも優しいですし、いい意味でポリらしくない感触のするストリングだと思います。
ポリエステルストリングは硬くて嫌だという先入観を持っていらっしゃる方や、ジュニア選手などで、ナイロンストリングからポリストリングに移行しようかと考えている方にもおすすめできるストリングです。
そして、このストリングのもう一つのメリットが、抜群のコントロール性能。
ボールを打った瞬間に、ボールと接触したストリングの部分のみが、ボールを包み込むようにたわんでくれるような印象なのです。
ここが、ルキシロンのストリングなどと大きく違う点かもしれません。
以前ルキシロンのストリングについて記事を書いたことがあります。
先ほどの4Gに関する記事もそうですし、下のリンクにあるオリジナルやアルパワーに関する記事もぜひお読みください。
https://mindtennis.net/2019/03/26/string-9/
https://mindtennis.net/2019/03/26/string-10/
ポリツアープロがこれらルキシロンの製品と明らかに違うなと思われる点、
それは、ルキシロンが、ボールを打った時に、ストリング全体が柔らかくたわむのに対して、ポリツアープロは当たった場所だけがたわむ。
かつて、バボラのプロハリケーンが発売されたときだっと思いますが、「ポケット効果」という言葉が宣伝文句にありました。
ボールとストリングが当たった場所が、まるでポケットのようにたわむ。
ポリツアープロにはこの「ポケット効果」という言葉のイメージがぴったりなのです。
これは全く個人的な感覚の問題かもしれませんが、ポリツアープロの方が、ルキシロンよりも、当たった場所がはっきりとわかるような感覚なのです。
もちろん、ルキシロンの製品はストリング全体がたわむようなイメージだからこそ人気であると言えるのですが。
最終的には好みの問題です。
当たった場所がはっきりとわかる方がいいのか、それともストリング全体がたわんで、よりパワフルな弾力が得られる方が良いのか。
ともかく、ポリツアープロをお試しいただけると、その効果は実感できると思います。
ぜひ、こちらをお試しください。
【12Mカット品】ヨネックス ポリツアープロ(1.20mm/125mm/130mm) Yonex Poly Tour Pro (1.20mm/125mm/130mm)PTP 価格:880円 |
もちろん、トッププロが使用するのは、「安いから」ではありません。
彼らはメーカーからただでストリングを提供してもらう立場ですから、ストリングの価格がいくらだろうと関係ありません。
良いものを使う。ただそれだけです。
トッププロが、安い商品なのにこのストリングを使っているのは、この商品がたしかに優れているからこそです。
彼らは高い商品の方が性能がいいなら、間違いなくそちらを選ぶからです。
実際、このポリツアープロの評価は、世界レベルでも非常に高いのです。
ストリングフォーラムという国際的なストリングの評価機関があるのですが、そこで2014年に総合評価が1位となっています。
これ、すごいことですよ。
ここで評価の対象となったのは、ルキシロンとか、バボラとか、少しマイナーなメーカーだと、シグナムプロとかありとあらゆる世界中のストリングですから。
その中で堂々の第一位。
その性能は確かなものだと思います。
ポリツアーストライク
【12Mカット品】ヨネックス ポリツアー ストライク (1.20mm/1.25mm/1.30mm) 硬式テニスガット ポリエステルガット(YONEX PolyTour Strike) 価格:1,480円 |
ブラックのカラーがとにかく強そうに見えるストリングですが、見た目がかっこいいだけではありません。もちろん。
2019年、大坂なおみ選手がこのストリングとともに全豪オープンを制しました。
それにより一気に脚光を浴びたストリングなのですが、もともとこのストリングの性能は非常に評価が高かったのです。
実際に打ってみると、ポリツアープロよりは飛ばないような感覚があります。
ポリツアープロよりも明らかにかたい印象なのです。
しかし、ひとたびハードヒッターがボールを叩き潰すように打つと、そのボールは鋭く、バウンド後にボールがギュンと伸びるような印象なのです。
大坂なおみ選手が使っているのもうなずけます。
彼女のようなパワーヒッターがこのストリングを使えば、その性能はフルに使いこなせることでしょう。
ただ、一般のユーザーレベルであれば、ポリツアープロの方が良いストリングに感じるかもしれません。
このポリツアーストライクを使えるのは、男子の競技レベルの選手で、厚い当たりでボールを潰せる選手かなといったところです。
スイングスピードに自信のある方は、ぜひ一度使ってみることをおすすめします。
【12Mカット品】ヨネックス ポリツアー ストライク (1.20mm/1.25mm/1.30mm) 硬式テニスガット ポリエステルガット(YONEX PolyTour Strike) 価格:1,480円 |
さて、このポリツアープロと、ポリツアーストライクの比較については、過去に
という記事で詳しく紹介しました。
https://mindtennis.net/2019/01/28/string-6/
ぜひこちらも読んでいただきたいと思います。
大坂なおみ選手自身、あるいは元コーチのサーシャ・バイン氏が語っているストリングのレビューが非常にわかりやすいと思います。
ポリツアープロの方がコントロールに優れているが、ポリツアーストライクの方がボールの威力が上がる。
たしかにその通りなのだと思います。
大坂なおみ選手はポリツアープロからポリツアーストライクに変更することで見事成功をおさめました。
ただ、先ほども書きましたが、ポリツアーストライクの本当の性能を引き出せるためには、ある程度スイングのスピードが必要だということです。
いかがでしたでしょうか。
ポリツアープロ、ポリツアーストライク、どちらも非常に優れたストリングです。
ぜひ一度下のリンクから購入してみて下さい。
ポリツアープロ
【12Mカット品】ヨネックス ポリツアープロ(1.20mm/125mm/130mm) Yonex Poly Tour Pro (1.20mm/125mm/130mm)PTP 価格:880円 |
ポリツアーストライク
【12Mカット品】ヨネックス ポリツアー ストライク (1.20mm/1.25mm/1.30mm) 硬式テニスガット ポリエステルガット(YONEX PolyTour Strike) 価格:1,480円 |
よくよく吟味あるべきものなり。
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