キルシュバウム マックスパワーラフ 爽快な弾きのポリエステルストリング レビュー まとめ

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はじめに

 

この講座は、

「読むテニスの教材」として、

テニスのレベルアップに役立つ情報や、

テニスの上達法、

テニスの練習法、

最新のテニスグッズ

などを紹介していきます。

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今回はストリングの話です。

 

キルシュバウム

 

その名を聞いて、

「懐かしい!」

と思うのは40代。

 

「何それ?」と思うのは10代かな。

 

キルシュバウムと言えば、20年ほど昔(2000年ごろ)であれば、

トッププロが多数使う定番ポリエステルストリングでした。

ポリエステルと言えば、今も昔もルキシロンがトップブランドですね。

 

今でこそ各テニスメーカーがこぞって開発に取組み、

次々と新商品が登場するポリエステルストリング市場ですが、

かつてはルキシロン以外にポリエステルのストリングはそれほど多くの選択肢がない状態でした。

 

もちろん、ポリエステルストリング自体はたくさんあったのですが、

性能的に信用できるレベルのものは、さほど多くありませんでした。

なので、安物で性能的に満足できないものは「選択肢」に

そもそも入りませんでした。

 

私も無名のポリエステルストリング商品を何度か購入して、

大失敗の経験がいくらかあります。

 

しかし、20年ほど前の当時でも、ルキシロンはたしかに別格に高性能でしたが、

キルシュバウムもかなり高性能なポリエステルでして、

先述のようにトッププロが使っていたというだけでなく、

アマチュアの選手にも人気だったのです。

 

その理由は、価格が比較的リーズナブルであるということ。

やはりこれが大きいですね。

キルシュバウムのストリングはルキシロンよりもかなり割安でした。

 

ルキシロンは良いんですけど、とにかく高かった。

それに見合う性能があるからこそ、今でもルキシロンは高いのですが、

頻繁にストリングを張り替えるプレーヤーにとって、

価格の問題は無視できません。

私のようなアマチュアプレーヤーでさえ、

ちゃんと試合に出るために練習しているころは、

125ゲージのポリエステルストリングであれば、

3日か4日程度で切れていたものです。

 

ごくひと握りのトッププレーヤーのように、

ストリングを無償で提供してもらえるのであれば別ですが、

トッププレーヤーでも、そんなに簡単にストリングを提供してもらえるわけではありません。

世界レベルのプレーヤーでも、ストリング購入は自腹という選手はたくさんいるのです。

 

なので、そんなストリングを自腹で購入するプレーヤーたちに非常に普及が進んでいたのがキルシュバウムでした。

もっともキルシュバウムらしいストリングと言えば、スーパースマッシュ。

 

キルシュバウムと言えばこの透明のイエローのストリングでした。

今思えば、ただただ硬いポリエステルストリングにすぎません。

打感が柔らかくテンション維持性能に優れたポリエステルストリングが当たり前の現在、

スーパースマッシュはもはや過去の商品にすぎないかもしれません。

 

今スーパースマッシュを使っている選手は、

もう何年もスーパースマッシュを使っていて慣れてしまったため変えられないという選手くらいでしょう。

令和のこの時代に新しく使い始めるようなストリングじゃありません。

じゃあ、今使うならどんなストリングかというと、間違いなくこれ!

 

キルシュバウム マックスパワーラフ

 

キルシュバウム マックスパワーラフ

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最近の柔らかいポリエステルストリングの中ではやや硬い感触もしますが、

このストリングの良さはなんと言っても、その弾きの良さ!

 

130ゲージを張ったのにボールが

スコーーン!

と楽に飛びます。

 

130ゲージでも、ボールがあまり飛ばなくてもっさりするような、

太いストリングにありがちな嫌な感じはあまりしません。

もちろん、125ゲージから乗り換えたばかりだと、

それなりにもっさりした感じはするのですが、

それも段々慣れて気にならなくなります。

 

ストリングがすぐ切れるけど、

130ゲージのポリだとあまり飛ばなくて嫌だな、、、

と思っているようなプレーヤーの方は、

ぜひ一度、このマックスパワーラフ130を試してみる価値ありです。

 

ストリングの耐久性をそこまで気にしない方はこちら。

125ゲージがおすすめです。

125ゲージの感覚はボレーヤーにとって最適でしょう。

切れのあるシャープなボールが飛んでいく感覚です。

 

ストロークもストリング表面のエンボス加工で、

引っかかりがよく、スピンがよくかかります。

 

そして、何よりうれしいのはこのカラーリングですね。

シルバー。

ルキシロンのアルパワーを張ってるかのように見えますね。

表面のエンボス加工もあるので、

アルパワーラフに外観はそっくりです。

 

ポリエステルユーザーにとってアルパワーは憧れ。

ただ、最強のポリエステルストリングとの呼び声もある反面、

アルパワーの弱点は、そのテンション維持性能の低さ。

最高のガット LUXILON(ルキシロン)ALUPOWER(アルパワー)レビュー

 

一方のキルシュバウム マックスパワーラフは、

テンション維持性能では、かなり優秀だと思います。

マックスパワーラフの良さは、その爽快な弾きのある打球感なのですが、

張ってから2週間、3週間くらいたって感じるのは、

最初の張りたてのボールのシャープな飛びが、

かなり維持できているなというものです。

なかなか優秀ですよ。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

マックスパワーラフ

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ボールを包み込んで打つような、

コントロール重視のポリというよりは、

弾きがよく、パワーとスピード重視のポリ。

そんな印象のストリングです。

 

キルシュバウムという老舗の存在感を、再度確認した一品です。

 

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