スマッシュがうまくなるには
今回はスマッシュに関する記事です。
スマッシュを試合でミスしてしまう。
そこから一気に崩れてしまった、、、
よくある話です。
ふわりとネット際に上がった、大、大、大、チャンスボール!!!!
キターーーーー!!!!
と思って強打したら、ラケットのフレームに当たって、ボールは大気圏外に、、、
よくある話です。
そんな残念なあなたにお知らせがあります。
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スマッシュが打てるチャンスボール、これって実はめちゃくちゃ難しい球なんですよ。
え??
チャンスボールなのに、なんで??
簡単な球じゃないの??
って思ったあなた。
まだまだこのチャンスボールの特性について十分理解できてるとは言えません。
スマッシュを打つときのチャンスボールはテニスの中で唯一の特性があります。
それは何か。
高く上がったチャンスボールは地面に向けて、「加速しながら」落下してきている。
これってスマッシュのときだけなんですよ。
ストロークのときも、ボレーのときも、相手の球は、相手が打った瞬間が一番速い。
当然ですね。
初速が一番速いのです。
相手が打ったボールは空気抵抗を受けながら、徐々に減速してあなたに向かってきています。
これに対して、スマッシュのとき、ボールはどんどん加速しているんです。
高いところから落下してくる球はどんどん加速していき、あなたが打とうとしているまさにその瞬間、ボールはかなりのスピードになっています。
ちなみに、だいたいの計算ですが、10mの高さから落下してくる物体の速度はおよそ時速50kmです。
普通に走ってる車ぐらいのスピードですよ。
車ぐらいのスピードで、さらに加速してきているボールを打つことを考えてみてください。
大振りしていて当たらないのは明白ですね。
スマッシュが苦手な人ほど、ラケットをブンブン大きく振り回して打ってしまうんですよ。
そんなに大振りしなくても、コンパクトにスイングしてコースをつけば決まるのに、、、
ということです。
よくよく吟味あるべきものなり。
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