アスリートの引退について考える

Pocket

最近20代のアスリートの引退が続いているので、ちょっと記事を書いてみようと思いました。

 

多くの日本人にとって、一番の衝撃はもちろん浅田真央選手の引退でしょうね。

 

とても長い間第一線で活躍し続けていたように思いますが、彼女はまだなんと26歳!!

 

その少し前にも箱根駅伝のスターであった山の神こと柏原竜二選手が引退しましたが、彼の場合も27歳。

 

まだまだやれるんじゃないのか?

 

なんて思う人もいるかもしれませんが、超一流の世界で戦い続けた選手たちです。

 

我々には到底およびもつかないような、それぞれの思いがあるのでしょう。

 

とにかくおつかれさまでした。そして感動をありがとうございましたと言いたいと思います。

 

で、今回何を書こうかなと思ったんですが、20代で引退するアスリートがいる一方で、例えばイチロー選手とか、スキージャンプの葛西選手とか、40代にもかかわらず第一線で活躍する選手もいますよね。

 

「体力の限界・気力の限界」

 

とアスリートは言いますが、「体力の限界・気力の限界」って何なんでしょうね?

 

「体力の限界」という言葉を私が鮮烈に記憶しているのは、千代の富士の引退会見のときの言葉です。

 

当時私は小学生、、、だっけな。あれほど強かった人にも限界が来るのかと子供心に思ったものです。

 

体力の限界、、、実は私がお世話になってるトレーナーさんなんかに言わせると、30代でもまだまだ体力的には全然落ちたりしないとのこと。

 

もちろん、きちんとトレーニングして、体をケアしていることが前提ですけどね。

 

浅田真央選手や、柏原竜二選手に対して「体力の限界」という言葉は不正確で、正確には「ケガで体に限界を感じるようになった」ということかもしれません。

 

本人たちも「ケガさえなければ」という悔しい気持ちがきっとどこかにあったに違いないだろうなと拝察しています。もちろん本当のところは私にもわかりませんけど。

 

そして「気力の限界」についてですが、私はこれについて昔書いたことがあります。

 

体力がないのを気力でカバーするのは可能。しかし、気力がないのを体力でカバーするのは不可能である。

 

ということです。

 

やっぱり最後は自分を前へ前へと進めていく気持ちがあるかどうかなんですよね。

 

まだまだ20代後半という若さであっても、10代からずっと超一流のパフォーマンスを見せ活躍してきた浅田選手、柏原選手、長きにわたってトップであり続けようとしたその気力。

 

それはもう常人には計り知れないものです。

 

その気力が枯渇したとしても、決して不思議ではありません。

 

心からおつかれさまでしたと述べて今回の記事を締めくくりたいと思います。