マインドフルネスについて語ろう その1
タイトルの「マインドフルネス」という言葉、みなさん聞いたことありますか?
これを実践することはテニスのメンタルにおいても必ず役に立つと思います。
今回の記事はこのマインドフルネスについて2回に分けて書いてみたいと思います。
マインドフルネス。
最近これが欧米のトップエリートの間で流行っていると話題なんですよ。
マインドフルネスに関する本が、本屋さんのビジネス書のコーナーなんかに平積みしてあるのを最近よく見かけるようになりました。
マインドフルネスというのは、まあ、誤解を恐れず一言で言ってしまえば、「瞑想」です。
瞑想というと宗教っぽい感じがしますが、そこに宗教的な要素は全くありません。
何らかの教義があったり、何か信仰心を持って瞑想するようなうさんくさいものではありません。
なので、興味があれば、みなさんにも本屋さんで関連書籍をぜひ読んでみてもらいたいですし、アマゾンなんかで検索してみてもらいたいなと思ってます。
いろんな本が出てはいますが、簡単に説明すると、
とにかく、姿勢よく座って、目を閉じ、雑念を消し、静かに息をします。
ここで大切なのが、
「現在に集中すること。」
なんです。
大人になると、感情のうちの大半が、
「過去の後悔」と「未来の不安」
に支配されるようになります。
まあ、生きてるんだから当然と言えば当然ですけどね。
ただ、これはですね、パソコンや、スマホなんかでも、使っていないプログラムやアプリが立ち上がっている状態で、動作が重いときがあるでしょ?
それと一緒なんですよ。
脳の使える容量は限られているのに、過去のこととか、未来のこととか、考えてもしょうがない無駄なものが立ち上がって、脳の働きを鈍らせてしまう。
だからをれをクリアにしてしまおうというのがマインドフルネスの考えなんですよ。
一日2分でもいいのでやってみるとよいかもしれません。
で、このマインドフルネスなんですが、小さい子供なんかにやらせる必要はないんですよ。
小さい子供には現在しかないからです。
うらやましいですけど、大人はそうはいきません。
だから意識して、現在に集中しないといけないんです。
私ももちろん、いろいろ将来のことを考えて不安になることもあるのですが、そんなことよりもまず今できることを精一杯やって、努力し続けなくてはいけないんです。
がむしゃらに突き進んでいる感覚ではあるんですが、その中で、少し心を落ち着かせて、冷静になれる時間がマインドフルネスに使う一日わずか5分の時間なんです。
マインドフルネスをうまく生活に取り入れることができれば心にとっても体にとってもよい休息になると思います。
私がマインドフルネスの実践として毎日やっていることについて次回の記事で書いてみたいと思います。