マインドフルネスについて語ろう その2

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前回の記事の続きです。

 

今回はマインドフルネスの実践として私がやっていることについて書いてみたいと思います。

 

マインドフルネスというのは、本来部屋の中で静かな環境を整えて行うものだと思うのですが、私は風呂の中で、呼吸法を実践するなどしています。

 

部屋の中でやるのもいいんですが、一人で落ち着いた環境の中でとなると、風呂はなかなかいい環境なんですよね。

 

昔は風呂の中で本を読んだりすることもありましたが、最近は風呂の中でまであくせくと努力するのはやめて、オンとオフの切り替えを大事にするようにしています。

 

とにかく風呂の中では深く呼吸をすることに重点をおいています。

 

本はそのあと心が落ち着いた状態で読めばいいかなという感じです。

 

もちろん今でもときどき、明日までにどうしても読みたい本があったり、問題集をやってて気持ちが乗っているときは風呂の中で勉強したりもしますけどね。

 

まあ、その日によりけりです。

 

あとは朝に10分だけやる字の練習。

 

落ち着いてゆっくりと字を書くと集中力が高まって良いという話を聞いたことがあります。

 

これは一種の写経に近いかな。

 

とまあこんな感じで、私の場合、マインドフルネスと言っても、本来のマインドフルネスのあり方である瞑想からはちょっと違うものを生活に取り入れてます。

 

マインドフルネスを実践しているというよりは、「マインドフルネス的な考え方」を実践しているという感じですね。

 

生活の中で無理なくマインドフルネスを実践していけばいいかなというぐらいに考えています。

 

この考えの元には、私が、おととしに「永平寺に行った経験」から得たものがあるんです。

 

知っている方には余計な説明となるかもしれませんが、永平寺というのは、福井県の山中にある日本一厳しいとも言われる禅寺です。

 

私は2014年の年末、とくに雪深い日に一泊二日の体験修行をそこでしてきました。

 

永平寺では、生活のすべてにルールがあり、生きることすべてが修行、生きること、生活のすべてが禅という感じなんですね。

 

お寺の中を歩くときの姿勢や、食事をいただくときの作法にまで事細かに決まりごとがあるんです。

 

生活のすべてに無駄がなく、その所作は合理的で美しい。

 

これには感銘を受けました。

 

自分の精神を高めるために、特別なことをする必要はない。

 

常日頃の生活を引き締めていけば心は鍛えていけるのではないか。と感じさせられました。

 

とある永平寺の僧はこう語っています。

 

「禅でなくても何にでも全力で打ち込むことそれが無になること」であると。

 

ではまた。