感覚を鍛えることは無限

Pocket

はじめに

 

この講座は、

「読むテニスの教材」として、

テニスのレベルアップに役立つ情報や、

テニスの上達法、

テニスの練習法、

最新のテニスグッズ

などを紹介していきます。

 

今回はマインドというか、

心構えというか、

テニスに対する考え方のお話しします。

 

今この記事を読んでくださっている方は、

テニスがうまくなりたい。

そう思って、

このサイトを見つけてくださったのだと思います。

どうしたらテニスがうまくなれるのか。

 

今回はそんな話をしようと思います。


スポンサーリンク

 

感覚を鍛えるのは無限

 

「筋力には限界があっても、

感覚を鍛えることに関しては無限。」

これはハンマー投げの室伏選手が

筋力のピークを過ぎたときに語った言葉です。

 

室伏広治 ゾーンの入り方

ゾーンの入り方 (集英社新書) [ 室伏広治 ]

価格:902円
(2019/12/2 14:11時点)
感想(2件)

ゾーンに入るためにどうするか

という記事を過去に書いてます。

ゾーンに入るための方法

こちらもぜひ参考のためご覧ください。

 

室伏選手は、

筋力のピークが過ぎたと感じてから、

技術を磨くための

独特のトレーニングなどを取り入れて、

見事に結果を出すわけです。

 

年を取ったから

うまくなることはもう無理かもしれない

なんて思わないでください。

 

「才のともしきや、

学ぶことの晩(おそ)きや、

暇のなきやによりて、

思ひくづをれて止(とどま)ることなかれ。」

本居宣長

 

これは私の好きな言葉です。

「才能がないとか、

年を取って始めたことだからとか、

時間がないとかを理由に

あきらめるんじゃない。」

本居宣長先生はそう言っているのです。

本居宣長(上巻)改版 (新潮文庫) [ 小林秀雄(文芸評論家) ]

価格:825円
(2019/12/9 11:22時点)
感想(2件)

何歳でも関係ないんです。

 

感覚は無限に鍛えられます。

 

脳は無限に鍛えられます。

 

私もかつて、

自分が試合に出場していたころは

必死で練習していました。

 

しかし、引退して、

コーチの仕事に専念するようになってからは、

まるで練習しなくなってしまっていました。

 

ラケットを握るのはレッスンのときだけ。

自分はもうテニスコーチとして

人に指導するだけの最低限の技術はあるから、

あとは理論を勉強したり、

うまく物事をわかりやすく伝えるための

言葉の勉強をするだけでいい

と思っていました。

 

練習したところで、

現役選手のように

強くなれるわけではないんだから。

 

そんな言い訳を自分の心の中でして、

まったく練習しないことを

正当化していました。

 

それでも、

コーチをしていて、

お客様から、

クレームをいただくことなど

ありませんでした。

 

「コーチ、テニス下手ですね。」

なんて言われることはありません。

 

レッスンで生徒さんと

打ち合いをするときに

ボロボロとミスをするほど

下手になったりしません。

 

たとえ全く練習しなかったとしてもです。

 

しかし、

先ほどの室伏選手の言葉を聞いて、

ハッとさせられたんですね。

 

感覚を鍛え、

技術を磨くことは無限にできるのに、

なぜそれをやろうとしないのだろうと。

 

たしかに、

私が、今からめちゃくちゃたくさん練習したとしても、

おそらく試合でインカレ選手や実業団の選手と

渡り合えることはもうないのかもしれません。

 

練習して技術がついても、

走りこんだり、

筋力トレーニングをしたりはしていないので、

「強さ」は得られないかもしれません。

 

しかし、

「うまさ」に関しては、

これからまだまだ向上することができる。

 

私はまだまだうまくなれる。

 

練習を必死でしたのに、

うまくならないのであれば

惨めな思いをする。

 

それを逃れるための口実として、

自分は練習しなくなってしまっただけ

ではないか。

 

やるべきことはたくさんありますから、

現役選手のときほど長時間練習はできません。

 

それでも、

1日10分の練習でもいい、

感覚を磨き続けて、

1日にほんの一歩の前進でいい。

 

これからもっとうまくなりたい

と思うようになりました。

 

これを読んで下さっているみなさんは、

テニスがうまくなりたい

と思って、

ここまで読んでくださっているはずです。

 

必ずうまくなれます。

 

感覚を日々鍛え続ける。

 

そこに年齢は一切関係ありません。

 

手の感覚を研ぎ澄ます

 

テニスは手の感覚が命のスポーツです。

室伏広治さんだけでなく、

かつて、イチロー選手も、

感覚を研ぎ澄ますことの重要性

について語っていました。

イチロー・インタヴューズ (文春新書) [ 石田 雄太 ]

価格:1,320円
(2019/12/2 14:19時点)
感想(11件)

己の手の感覚を極限まで磨き上げる。

 

そう考えると、

「スポーツ選手の寿命なんて短い」

とよく言いますが、

スポーツを極めることは、

一生続く修行のようなものです。

 

この記事を、

ここまで読んでくださったみなさんとは、

この思いを共有できそうな気がしています。

 

普段は、

おすすめラケットランキング

https://mindtennis.net/2019/01/03/racket-30/

とか、道具の話がほとんどですが、

本当は、

道具よりも、こんなマインドの話を

みなさんにもっと伝えられたらいいな

と思っています。

 

そういう思いでこの講座を

続けてるんですが、

アクセスが集まるのは、

まあ、大抵、道具に関する記事です(笑)

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

この記事を読んで、

いいね!

と思ってくださった方、

なるほど!

と思ってくださった方、

ぜひ下のシェアボタンから

SNSでシェア

してくださいますよう

お願いいたします。


スポンサーリンク