ゾーンに入るための聖地巡礼法

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はじめに

 

どうも。

読めばテニスがうまくなる」マインドテニス講座管理人の山口泰弘です。

 

この講座は「読むテニスの教材」として、みなさんのテニスのレベルアップに役立つテニスの上達法や、最新のテニスグッズの紹介をしていきます。

 

今回は久しぶりにメンタルの話をしようかなと思います。


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ゾーンに入るとは

 

完全なる集中状態

周囲の動きがゆっくりに見えたりする一流アスリートにおとずれる特別な瞬間です。

 

陸上の朝原宜治選手が、オリンピックのリレーの時に初めてそんな瞬間を感じたという風に言われていたのが印象的だったので覚えているのですが、おそらくどんな競技であっても、真の集中状態に至るとそのような感覚になるのだと思います。

 

しかし、人間は簡単にゾーンになど入らないのです。

人間も動物です。

野生の動物が、一点に集中などしたらまずいわけです。

背後から襲われて気づかないようじゃいけません。

基本的に動物というのは、注意散漫というと語弊がありますが、あちこちに注意を分散させておくような習性が当然にそなわっているのです。

 

では、ゾーンに入れるようにするためにはどうすればいいのでしょうか。

一流のプレーヤーからヒントを探ってみましょう。

 

アンドレ・アガシ選手の聖地巡礼

 

現役時代のアンドレ・アガシ選手の動きに着目してみました。

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アンドレ・アガシ選手と言えば、1990年代、2000年代前半に活躍したスーパースターですが、彼の動きは独特です。

同世代のライバル、ピート・サンプラス選手が悠々とコートを動くのに対して、どこかせかせかと動いている感じなのです。

ただ、今回お伝えしたいところはそこではありません。

 

アガシ選手はポイントごとに毎回同じ場所に行くのです。

 

私はこれを「聖地巡礼法」と呼んでいます。

 

要するに、試合の時に「聖地」「サンクチュアリ」と呼べる場所をコート上に自分で作ります。

そこにタオルを置いておくなどしても良いでしょう。

 

で、ポイントが終わるたびにその場所に行って間をおいてから次のポイントに向かうようにするのです。

それによって気持ちの切り替えであったり、リラックスすることを目指すのです。

 

強い選手は自然とやっていると思います。

これに対して、弱い選手というのは、リードしているときも、劣勢のときも、すぐに次のポイント、次のポイントとせっかちに前のめりにプレーしてしまうのです。

 

あなたは、ポイントとポイントの間を自由に使えるのです。

もちろん時間制限はありますが、時間制限ぎりぎりまでは自分の時間をとればいいのです。

 

聖地で安らぎを得て、気持ちを切り替える。

それを毎回の儀式にしてください。

同じ動作の繰り返しが集中力を高めるのです。

そして、いつしかその中で、ゾーンに入れる瞬間が訪れるはずなのです。

 

イチロー選手のルーティン

 

他の競技でも同じです。

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イチロー選手と言えば、打席に入る前の一連の動作が有名ですね。

毎回必ず同じ動作を同じリズムで行ってから打席に入ります。

 

とにかくルーティンを大切にする。

イチロー選手はそれが結果につながると当然知っているのです。

 

ナダル選手のルーティン

 

話をテニスに戻しますが、ナダル選手も、サーブを打つ前に、

パンツの食い込みを直して、ボールを何度もつく動作をしますね。

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ジョコビッチ選手のルーティン

 

ボールを何度もつくという点ではジョコビッチ選手も似ていますね。

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相当な回数ついていますよね。

 

まとめ

 

とこんな感じでルーティンの話をしましたが、みなさんのルーティンの中に、「聖地」を作ってみてください。

 

よくよく吟味あるべきものなり。

 

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