TECNIFIBRE NRG² テクニファイバー エヌアールジースクエア レビュー
この講座は、
「読むテニスの教材」として、
テニスのレベルアップに役立つ情報や、
テニスの上達法、
テニスの練習法、
最新のテニスグッズ
などを紹介していきます。
今回はストリングの話です。
TECNIFIBRE NRG
テクニファイバー エヌアールジー スクエア
少し変わった名前のストリングですね。
本来の表記は「NRG²」なんですけど、いちいち入力するのがめんどくさいので(笑)
という個人的な事情で、
「NRG」とさてていただいています。
テクニファイバーのナイロンストリングについては、いろいろ記事を今まで書いてきました。
その中でも最高峰の性能を持つバイフェイズ
そして、もっともリーズナブルなストリングであるマルチフィール。
こちらのマルチフィールなんかはコストパフォーマンスでは最高レベルだと思います。
ただ、もうすこしストリングにお金をかけてもいいという方は、今回紹介するNRGを使ってみてはいかがでしょうか。
では、どんなストリングなのか、紹介していきます。
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TECNIFIBRE NRG テクニファイバー エヌアールジー スクエア
素材:ナイロン ポリウレタン
カラー:ナチュラル
定価:3000円
テクニファイバーのナイロンストリングと言えば、やはり、柔らかい打感がウリのマルチストリング構造。
ストリング(ガット)を作っているメーカーというのはたくさんあるのですが、テクニファイバーほど、マルチストリングにこだわりを持って製造しているメーカーはあまりないのではないかなと思うほど。
※マルチストリングの意味についてはこちらの記事を参考にしてください。
ただ、テクニファイバーのナイロンストリングの柔らかさの秘密はマルチフィラメント構造ということだけではありません。
実は、ナイロンとは別にポリウレタンが使われていることが、打感に大きな影響を与えているのです。
ポリウレタン独特の「ぺちょ」というような、ボールがガットに食いつく感覚。
このホールド感が、打感の柔らかさだけでなく、ボールのコントロール性能につながっているのです。
ボールがすぐにラケットから弾かれてしまうと、ボールというのはコントロールしにくいものなのですが、テクニファイバーのストリングは、その独特の技術で、ボールがやわらかくラケット面に吸い付くような感覚を生み出しているのです。
ほんのちょっとしたことなんですが、この一瞬のホールドに救われるプレーヤーはたくさんいます。
とくに、ほんのわずかなボールコントロールの差が勝負の行方を分ける競技レベルの高い層には、この違いは非常に大事なのです。
そして、このNRGは、テクニファイバーのナイロンストリングの中でも、柔らかいホールド感が心地よく、ボールをしっかりとコントロールできる製品になっています。
「ハードヒッター向け」という風にメーカーのカタログにも書いてあるのですが、ハードヒッターというのは、強く打つボールが自分の狙ったところに行かないと安心してハードヒットできません。
そのため、このNRGは、コントロール性能に非常に長けている仕様になっています。
メーカー自体が、ハードヒッターを想定した打感だとしているだけに、ポリとのハイブリッドはおもしろい打感になりそうです。
同じテクニファイバーの発売するブラックコードなんかと組み合わせると、ブラックコードの持つスピン性能と、NRGの持つ柔らかな打球感が相乗効果となって、力を発揮できるかと思います。
テクニファイバー ブラックコードについてはこちら。
ハイブリッドについては、こちらの記事を参考にしてください。
NRGには、カラーバリエーションはとくになくて、「ナチュラルカラーのみ」というとこも、上級者のハードヒッター向けっぽい演出だと私は思ってるんですね。
本物のナチュラルガットって、色付きのものはないんですけど、それに似せた作りなのかなという印象です。
これだと、ハイブリッドで使ったときも、ナチュラルガットとのハイブリッドであるかのように見えるのでいいかもしれません。
ナチュラルカラーしかないというのは、なかなかストイックな感じでいいじゃないですか。
TECNIFIBRE NRG テクニファイバー エヌアールジー スクエア
ストイックな上級者向けナイロン。
ハードヒッターはぜひ試してみる価値ありです。
ハードヒッターならロールで持ってなくてどうすんだ?
いかがでしたでしょうか。
TECNIFIBRE NRG テクニファイバー エヌアールジー スクエア
まずは、こちらで一本お試しください。
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