TECNIFIBRE HDMX テクニファイバー エイチディーエムエックス レビュー
この講座は、
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などを紹介していきます。
今回はストリングの話です。
前の記事で、テクニファイバーのDURAMIXについて書いたのですが、
今回の記事で紹介するストリングはその上位互換機種みたいなもんですね。
TECNIFIBRE HDMX テクニファイバー エイチディーエムエックス
ナイロンとポリエステルとポリウレタンを融合する高い技術が生み出したテクニファイバーならではのストリング。
テクニファイバー社は、このタイプのストリングを、HYBRID 3Dと呼んでいるようです。
そんなおつまみ三種盛りみたいなおいしい話があるのかという話なんですが、
このテクニファイバー エイチディーエムエックスは期待を裏切らない性能です。
では、どんなストリングか見てみましょう。
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TECNIFIBRE HDMX テクニファイバー エイチディーエムエックス
素材:ナイロン ポリエステル ポリウレタン
構造:マルチフィラメント
ゲージ:1.25mm 1.30mm 1.35㎜
定価:2800円
ナイロン ポリエステル ポリウレタンという異素材三種をハイブリッドした構造の珍しいストリング。
テクニファイバー以外ではこんなストリングを見ることはまずないですね。
テクニファイバーのストリング製造技術の高さを物語る逸品です。
で、以前に紹介した同じナイロン ポリエステル ポリウレタンのハイブリッドストリングであるデュラミックス
こちらのストリングもHYBRID 3Dというジャンルになるわけですが、
こちらとどう違うかという話です。
実際に使ってみた印象では、やはり上位機種であるこのHDMXの方が柔らかい印象を受けました。
ただ、それは打感の好みの問題があるので、単純に高いHDMXの方がいいガットだというつもりはありません。
むしろ、ハードヒッターで、よりボールをつぶせるような感覚が欲しい方にはDURAMIXの方が向いているかもしれません。
ざっくり言うと、HDMXの方がより高級なナイロンマルチストリングのような柔らかい感覚。
DURAMIXの方が、今どきのポリエステルストリングのように硬い中にも少し柔らかさがあるような感覚。
でしょうか。
マルチストリングの意味が分からない方はこちらの記事をご覧ください。
そんなわけで、より柔らかい打感を好むタイプだけど、耐久性も少し欲しいなという方は、このHDMXの方がいいのではないでしょうか。
TECNIFIBRE HDMX テクニファイバー エイチディーエムエックス
カラーは鮮やかなイエローです。
イエローのストリングって、こんなメリットもあるんでいいですよ(笑)
黄色いラケットに黄色いストリングという使い方の提案です(笑)
TECNIFIBRE HDMX テクニファイバー エイチディーエムエックス
ストリングとしては非常に柔らかいながらも耐久性があるので、ナイロンストリングだとすぐ切れてしまうけど、ポリエステルはかたいから好きじゃないという方は、一度試してみる価値ありだと思います。
また、ポリエステルを現在使っている方でも、肘や手首の故障で、硬いストリングを使いたくない場合、例えば、現在使っているポリのストリングを縦糸にしたまま、このHDMXの方を横糸にハイブリッドで使うなどというのもいいかもしれません。
ハイブリッドの場合、横糸が柔らかくなっただけで、打感がまるで変りますから、手首、肘に痛みがある方はそんな方法もおすすめですよ。
また、深刻な痛みを抱えているプレーヤーであれば、縦横ともこのストリングというのも一つの選択肢です。
TECNIFIBRE HDMX テクニファイバー エイチディーエムエックス
ゲージも1.25㎜ 1.30㎜ 1.35㎜と選択肢がありますので、例えば頻繁にストリングを切ってしまうようなプレーヤーであれば、太めのゲージを選択することで、ポリエステルストリングほどではないにしても耐久性を確保することができます。
そういった頻繁に張替えをするプレーヤーであれば、このロールストリングを持っておくべきでしょう。
いかがでしたでしょうか。
TECNIFIBRE HDMX テクニファイバー エイチディーエムエックス
テクニファイバーならではの高い技術が生み出した
ちょっと珍しいストリングの性能を、ぜひ一度試してみてください。
ロールはこちら。
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