徹底解説!テニスラケットのプラチナスペックとは?黄金スペックと何が違うの?
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今回はラケットの話です。
プラチナスペックというのをご存知でしょうか?
実はこれ私も知らなかったんですけど(笑)
今回は黄金スペックと並んで、使われることがある「プラチナスペック」という言葉について、
簡単に解説してみようかと思います。
と、その前に、黄金スペックについても、簡単に解説しておきますね。
プラチナスペックについてすぐ知りたい方は、
下までスクロールさせてください。
プラチナスペックと言われても、
まだそれほど浸透してなくて、ピンと来ない方が多いと思います。
「黄金スペック」という言葉はかなり一般的に使われるようになってきてますけどね。
黄金スペックとは、以下の要件を備えているようなラケットを指します。
フェース面積100平方インチ
重さ300g
バランス320mm
フレーム厚26mm前後
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
黄金スペックの代表格と言えば、間違いなくこのラケット。
バボラ ピュアドライブ
あまりにも人気で売れまくったこのラケットにあやかれと、
各ラケットメーカーは黄金スペックラケットの開発に力を入れてきました。
今では各メーカーに、たくさんの黄金スペックのラケットが存在しますね。
それほどまでに黄金スペックのラケットの登場は衝撃的だったのです。
そもそも黄金スペックが、「黄金」と呼ばれるのは、
「黄金比」という言葉があるように、
「完璧なバランスが取れている」
という意味合いが込められています。
黄金スペックのラケットはそれだけ扱いやすいものであるということです。
そして、今回紹介するプラチナスペックというのは、
この黄金スペックに対する「造語」なんですが、
まだイマイチ定義がはっきりとしてないフワッとしたものかなと思ってます。
最初にこの言葉を使い始めたのは、ウィルソンさんじゃないかと思います。
100平方インチ、280g、最大25mm厚程度のラケットを、
プラチナスペックと称してプロモーションをしたんですね。
この条件が当てはまる他のメーカーのラケットがプラチナスペックと言われているかというとそうでもなく……
黄金スペックという言葉ほど広まらなかったということです。
他のメーカーだと、バボラのピュアドライブチームなんかは、
黄金スペックに準ずる285gと言われるスペックなのですが。
人によってはこのスペックをプラチナスペックと呼んだりもしますが、
それほど一般的にプラチナスペックという言葉が使われることはないかと思います。
まあ、要するに黄金スペックに準ずる少し軽めのバランスよくて使いやすいラケットを、
ラケットメーカーさんや、テニスショップさんがプロモーションのためにそう呼んでいる。
そして、一部のテニス愛好家の間で、プラチナスペックという言葉が使われる。
今現在はその程度のものである。
それがプラチナスペックだと思ってもらえばよいかと思います。
試験には出ません(笑)
同じく◯◯スペックというと、
「大和スペック」
なるものについて過去に記事を書いたことがあります。
こちらもまあ、黄金スペックという言葉ほど一般的ではないですね。
一部の人たちの間でのみ使われているだけかなと思います。
多くの人々に共通の了解となっていない言葉は誤解を生む可能性があるので、
使うときは注意が必要です。
みんながそれを知っているわけではないので、
知ったかぶりして話すと、
「え?何それ?」
と言われるかもしれません。
また、「黄金スペック」という言葉が、今ほど一般的でなかったころ、
「黄金スペック」と同じ意味合いで、「プラチナスペック」という言葉が使われていたこともあるようです。
こちらはラケットハウスキングさんの動画
とまあ、こんな感じで、
いまだにしっかりとした明確な定義があるわけでもないものなので、
誰かが「プラチナスペック」ってこういうことです!
みたいなことを言っても、それが合ってるとか、違うとか言うのは難しいかもしれません。
なので、誰かがバシッと定義してくれたらいいんですけどね。
いかがでしたでしょうか。
結局のところ、「○○スペック」と言われるもので、
一般的に浸透しているのは、
「黄金スペック」
という言葉だけなので、
テニス仲間どうしで話をするときや、
テニスショップでストリンガーさんなどに相談をする際は、
それだけ知っておいてもらえたら十分かと思います。
あんまりマニアックな言葉ばっかり使うと、
まわりからめんどくさい人だと思われてしまうかもしれません(笑)
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