YONEX EZONE100 レビュー
この講座は、
「読むテニスの教材」として、
テニスのレベルアップに役立つ情報や、
テニスの上達法、
テニスの練習法、
最新のテニスグッズ
などを紹介していきます。
今回はラケットの話です。
ヨネックスの最新版EZONE100について書いてみたいと思います。
EZONEシリーズについては以前にもまとめを書きましたので、こちらをご覧下さい。
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YONEX EZONE 100
YONEXの発売する人気のラケットシリーズの一つです。
YONEXのラケットには、人気のシリーズが2つありまして、そのうちの一つがVCOREシリーズ、もう一方が今回紹介するEZONEシリーズです。
両シリーズの比較については、過去にも記事を書きましたので、ぜひこちらを参照してください。
ヨネックスも、今回のEZONEには、相当力を入れているのがうかがえます。
様々な重さや面の大きさのモデルを取り揃え、ラインナップを充実させてきていますからね。
全ラインナップの紹介はこちら。
その中でも、やはり一番人気が出そうなのは、大坂なおみ選手モデルであるEZONE98だと思います。
ですが、このモデルはやはり、かなりハードなスペックなので、一般のユーザーにとって、最も使いやすいモデルとは言いがたいのです。
実はEZONEで使いやすいのはこのモデルです。
EZONE 100
重さバランスの設計は、300g、320mmと、いわゆる黄金スペックモデルです。
ピュアドライブとスペックが非常に似かよっています。
黄金スペックのラケットを使っているプレーヤーにとっては、このモデルへの乗り換えは非常にスムーズだと思われます。
私もピュアドライブを使っているので、このモデルは非常に扱いやすく感じました。
ヨネックス特有の四角っぽいラケットフェイスの形状のためか、スピンは非常にかけやすいです。
そのため、よく飛ぶラケットなのですが、アウトすることがあまりなく、スピンがしっかりかかってボールがコートの中に落ちてくれるという印象でした。
男子のプレーヤーだと98インチのモデルを使っているあるいは、使いたがる選手が多いのですが、この100は男子の選手にももっと愛用者が増えてもいいのではないかと思えるようなモデルでした。
デザインはこんな感じです。
落ち着いた青のデザインで、非常にかっこいいんですね。
EZONEシリーズは昔からデザインがいろいろ変遷してきましたが、前作あたりから青のデザインが定番化してきたような印象ですね。
青のEZONEシリーズ、赤のVCOREシリーズみたいな感じでわかりやすくていいんじゃないかなーと個人的には思っています。←いったい何様なんだ(笑)
というわけで、EZONEシリーズと対極にある、、、ということでもないんですが、同じヨネックスの人気シリーズであるVCOREシリーズのモデルと比較してみたいと思います。
VCORE 100
VCOREシリーズにおいても、男子の競技レベルの選手であれば、一番人気はやはりVCORE98だと思うのですが、VCORE100もいいラケットですよ。
VCORE100
で、このVCORE100とEZONE100を比べた場合なんですが、同じ100平方インチのフェイスサイズでも、ラケットのタイプとしてはまるで違うラケットと言う印象です。
VCORE100は、もうボールを打った瞬間にドカンとボールが飛んでいく感じですね。ボレーなんかがめちゃくちゃしやすい。ダブルスプレーヤーなんかは、これで決まりなんじゃないかと思えるほど、非常に使いやすいラケットです。ストロークなんかも、ボールを軽く打っただけで、自分が思っている以上のスピードのボールがいくので、最初は戸惑ってしまうほどです。
一方のEZONE100の場合、VCORE100ほどのボールの弾きの良さはありませんが、その分少しボールをホールドしてくれるような感覚があって、個人的には、VCORE100よりも、断然コントロールしやすいと感じました。ボールの飛びや、威力なんかで言えばVCORE100ほどではないのですが、それでも男子の選手には十分すぎるくらいのパワーを持ったラケット。このラケットであれば、ダブルスプレーヤーはもちろん、シングルスで、スピンでガンガン相手を圧倒していきたいプレーヤーにもおすすめできるなと感じました。
以上から、ボールスピードやボレーではVCORE100
ストロークや、全体のバランスで言えばEZONE100
というのが私の出した結論です。
バボラ ピュアドライブ
さて、バボラピュアドライブという、非常に使用者が多いラケットとの比較をしておきましょう。
他のメーカーのラケットですが、初心者から競技レベルのプレーヤーまで、使用者が多く、このラケットとの比較をしておくのは、これからEZONE100の購入を考えている方にとって役立つのではないかと考えたからです。
バボラのピュアドライブの場合、ボールを打ったときのラケットの「しなり」が少なく、ボールがドカンと飛ぶような印象です。
最新のピュアドライブ2018は、前作と比べ、ボールのホールドがより長くなったということなのですが、もともと「しなり」があるタイプのラケットではないため、やはりEZONE100なんかと比べると、全然違うラケットという印象です。
バボラのピュアドライブの場合、YONEXのラケットで言えば、EZONE100よりも、むしろVCORE100にボールの飛び方が近いなという感覚です。
少しパワーがあって、飛ぶラケットがいいけれど、ホールドが長くて、スピンがかかりやすいラケットが欲しいという方には、EZONE100は非常に面白い選択になるかと思います。
一方のバボラ、ピュアドライブは、ピュアドライブならでの良さがあるので、結局最終的には好みの問題になりますが、、、
ピュアドライブのレビューはこちらをどうぞ。
間違いなく言えるのは、ピュアドライブとEZONE100では、同じ重さ・バランスの黄金スペックラケットであっても、全然タイプが違うラケットであるということです。
いかがでしたでしょうか。
YONEX EZONE 100
ぜひ、このラケットを使ってみなさんのテニスのスピンレベルと、コントロールレベルを上げてみてください。
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