テニスラケット 各メーカーのグリップサイズの話

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はじめに

 

この講座は、

「読むテニスの教材」として、

テニスのレベルアップに役立つ情報や、

テニスの上達法、

テニスの練習法、

最新のテニスグッズ

などを紹介していきます。

 

今回はグリップの話です。

 

ラケットにはグリップサイズというものがあります。

 

通常サイズの表記はグリップエンド部分や、

 

メーカーによっては、ラケットの側面のこの辺りに刻印やシールで表記があるもんなんです。

どのサイズが標準かと言うと、概ね2くらいでしょうね。

男性で手の大きな方なら3

女性や手の小さいジュニア選手などで1

というところでしょうか。

グリップサイズ0というのを出しているメーカーもありますね。

グリップサイズで何が変わる?おすすめのグリップサイズは?

海外だとグリップサイズ4とか5みたいなのもあるのですが、190㎝以上もあるような外国人の選手でも、グリップサイズ2や3だったりと、一概に体が大きい選手が太いものを必ず使うとは言い切れないのです。

ましてや、平均的な体格の日本人の場合、あまり極端に太いグリップサイズ4や5みたいなものには手を出さない方がいいでしょう。

 

ラケットを買うときは、このグリップサイズについても、気をつけて買わないといけません。

ところが、同じグリップサイズ2でも、各ラケットメーカーで若干違いがあるというのをご存知でしょうか?

 

テニスラケットを作っているメーカーは、シェアで言うと、大体7社がメインになります。

 

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

7大テニスラケットメーカー 各メーカーの特徴について

これらの各メーカーごとに、グリップサイズには、本当に微妙なのですが、差が存在します。

まあ、作っているメーカーが世界中あちこちにあるので、統一はむつかしいですよね。

ネジとか、精密機械の部品のような厳密な規格の統一はないですし、今後もそれは必要とされないでしょう。

 

今回の記事は、そんなマニアックな話をしてみたいと思います。

 

各メーカーのグリップサイズの違いについて

 

各メーカーのグリップサイズについて、有名どころを何社か比較してお話してみたいと思います。

 

ま、一応日本人なので、日本製であるヨネックスを標準に考えるとしましょうか。

画像のラケットが古臭いのはあんまり気にしないでください。

手元にこれしかなかった(笑)

同じグリップサイズ2を手に取ってみても、他のメーカーはちょっと感触が違ったりするのです。

ヨネックスと比較した場合、

ヘッド・・・やや細い
プリンス・・・かなり細い

ウィルソン・・・やや太い
バボラ・・・やや太い

という印象です。

 

メジャーで正確に測ったわけではないのですが、握ってみた感覚で、直観的にそうわかります。

 

これは、私自身が経験豊富なテニスラケットオタクだから太さの違いがわかるというわけではなく、どんな方でも、この程度のグリップの太さの違いはわかります。

それこそテニスを始めたばかりの初心者でも、もっと言えば、テニスなんかやったことのない人が握ったって、太さの違いは感じ取れるものなのです。

人間の手はそれほど繊細で鋭敏に出来ているのです。

 

みなさんがラケットを買われるときにはそのあたりの微妙なサイズ感の違いがあるということを、一応頭に入れて置いた方がいいかもしれません。

 

初めてラケットを買う方にとっては、それほど悩まず、標準のグリップサイズ2を買ってしまえばいいと思うんですけどね。

所詮慣れの問題ですから、バボラのグリップサイズ2が太めだろうと、使っているうちにすぐ馴染んできます。

ただ、ずっとプリンスの細めのグリップサイズ2を使っていた方が、急にバボラのグリップサイズ2に変えたりすると、あれ?同じグリップサイズのはずなのに、何か違う。

ということが起こってしまいます。

ラケットの買い替えの際、とくに他のメーカーに乗り換えるときには、注意が必要です。

 

もし、どうしても、ラケットのグリップサイズが気になるという方には、グリップサイズを太くする方法や、細くする方法を過去に書いていますので、こちらの記事を参考にしてください。

 

まずは、グリップサイズを太くカスタマイズする方法についてです。

グリップサイズを太くする方法

太くするのは、割と簡単です。

一番簡単なのは、オーバーグリップを巻くことですが、先の記事では、他の方法も紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

これに対して、細くするのは、結構大変なんですよね。

グリップサイズを細くする方法

先に紹介した記事のグリップを削る手段はもう本当に最後の手段です。

テニスラケットのグリップを細くしたい? キモニー テクニレザーはどうよ?

テクニレザーという商品や、薄いオーバーグリップを巻くという方法もあるので、そちらも試してみてください。

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まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

グリップは道具とプレーヤーの接点ですから、非常に大事です。

自分の納得いくグリップサイズをしっかりと見極めて、快適にプレーができるようにしましょう。

迷ったときは、細い方を買うようにしておきましょう。

先にお話ししたように、細いものを太くするのはむつかしくないですが、太いものを細くするのは大変です。

 

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