多角形ストリングの定番 テクニファイバー ブラックコード 評価 レビュー まとめ
「読めばテニスがうまくなる」
この講座は、
「読むテニスの教材」として、
テニスのレベルアップに役立つ情報や、
テニスの上達法、テニスの練習法、
最新のテニスグッズなどを紹介していきます。
今回はストリング（ガット）の話です。
多角形ストリング
と言われてみなさんはピンきますか？
どういったものかイメージがわくでしょうか。
今回の記事では、
その多角形ストリングについてと、
定番の商品について詳しくお話しします。
スポンサーリンク
ストリングの断面は通常円形をしています。
このような形なんですね。
しかし、多角形ストリングと言われるストリングは、
この断面が文字通り多角形なのです。
なぜ多角形ののかというと、
ボールを打つときに、
ボールの表面をガリガリとこすることで、
よりスピンがかかりやすくする仕組みだということです。
断面の形状については、
この商品のパッケージの写真がわかりやすいですね。
ヨネックス ポリツアースピン
 |
【12Mカット品】ヨネックス ポリツアースピン(1.20mm/1.25mm) 硬式テニス ポリエステル ガット(Yonex Poly Tour Spin )PTGSPN 価格:880円 |
このストリングは断面が５角形です。
以前このポリツアースピンについては、
記事を書いたことがあります。
というか、ヨネックスのポリストリングは、
私もお気に入りなので、
全種類レビューを過去に書いています。
興味のある方は捜してください。
で、今回は多角形ストリングの、
定番中の定番と言えるものを見てみましょう。
現在多くの選手に、
多角形ストリングが広まった
きっかけ
を作ったとも言っていいストリングがこれ。
テクニファイバー ブラックコード
 |
テクニファイバー（Tecnifibre） テニスガット 単張り ブラックコード（BLACK CODE） 128 ブラック TFG505 価格:1,650円 |
多角形ストリングの代表格とも言っていいストリング。
このストリング以前にも、
多角形ストリングはすでに発売されていました。
しかし、このブラックコードが発売されてから、
プロの選手の使用率が一気に高まったのです。
その要因としては、
やはりこのストリングの柔らかさ。
通常多角形のストリングは、
ストリングに角があるので、
余計に硬く感じてしまうものです。
ちょっと尖った、
キンキンした打感というか、
先入観がそう感じさせるのかもしれませんが、
やはり硬いのは間違いない。
ポリエステルストリングの硬さに加えて、
多角形ストリングの硬さとなると、
ちょっと嫌な打感になりそうなものですが、
このブラックコードは違いました。
多角形ストリングにもかかわらず、
柔らかいのです。
このブラックコードは、
テクニファイバーの契約選手だけでなく、
多くの選手がその評判を聞いて、
こぞって使うようになった名品です。
それゆえ、
このブラックコードの進化版として、
後に発売された
ブラックコード４Ｓ
 |
【12Mカット品】テクニファイバー ブラックコード4S (120/125/130) 硬式テニス ポリエステル ガット(TECNIFIBRE BLACK CODE 4S 12M)【2015年5月登録】 価格:830円 |
こちらが登場した後も、
ブラックコードは、
相変わらずの定番商品として、
カタログに載っています。
やはり定番商品というのには、
支持され続けていることに、
それなりの理由があります。
ぜひみなさんも一度この定番を試してみてください。
|
テクニファイバー（Tecnifibre） テニスガット 単張り ブラックコード（BLACK CODE） 128 ブラック TFG505 価格:1,650円 |
もう一つ、おまけの話。
ブラックコードの登場以来、
プロ選手のストリング事情が、
ずいぶん変わりました。
ちょっとしたことにすぎないとも言えますが、
ブラックコードは、ストリングのカラーが、
文字通り、ブラックなわけです。
真っ黒なストリング。
これは私がテニスを始めた２０年以上も前の話ですが、
当時は、まだ色付きのストリングなんてのは、
ほとんどありませんでした。
あっても、例えば、ピンクとか派手な色は、
選手が使うようなものではなく、
エンジョイのプレーヤーが遊びで使うもの
というくらいの認識でしかありませんでした。
いわゆるキワモノだったわけです。
選手でありながら、
色付きのストリングを使ってるなんて、
ちょっとダサい
それくらいの感覚でした。
なぜなら、当時はまだ、
ポリエステルストリングさえ、
そこまでメジャーではなく、
プロの選手と言えばナチュラルガット。
ナチュラルガットは色なんてついてませんから、
うまい人＝無色のストリング
のイメージが勝手にできていたのです。
ところが、ポリエステルストリングが普及し、
ブラックコードのような真っ黒なストリング、
さらには、ブラックコードと同じく、
テクニファイバーから同じ時期に発売された、
レッドコード（これは文字通り 赤です）
などが出てきます。
 |
テクニファイバー（Tecnifibre） テニスガット 単張り プロ レッド コード（PRO RED CODE） 120 レッド TFG500 価格:1,450円 |
これらのストリングを使う選手が増え、
カラーのストリング＝ダサい
ということは全くなくなりました。
むしろ、
カラーのストリングってかっこいい
というくらい、
ストリングに対する価値観は変わったかもしれませんね。
ブラックコードは、ストリング業界に、
そんな影響も与えた歴史的ストリングだと思います。
いかがでしたでしょうか。
ひとまず、多角形ストリングの定番を、
一度使ってみませんか？
テクニファイバー ブラックコード
|
テクニファイバー（Tecnifibre） テニスガット 単張り ブラックコード（BLACK CODE） 128 ブラック TFG505 価格:1,650円 |
よくよく吟味あるべきものなり。
この記事を読んでいいね！と思ってくださった方、なるほどと思ってくださった方、ぜひ下のシェアボタンからＳＮＳでシェアしてくださいますようお願いいたします。
スポンサーリンク
