こじるりの筋トレ発言は正しい!!プロテニス選手の筋トレの話をしよう
この講座は、 「読むテニスの教材」として、
テニスのレベルアップに役立つ情報や、
テニスの上達法、 テニスの練習法、
最新のテニスグッズ などを紹介していきます。
今回は筋トレの話をしましょう。
テニス選手の筋トレの話ね。
筋トレの話って、するの久しぶりじゃないかな、、、
過去にもいろいろ書いたことはあるんですけど、気になる方は過去記事を参考にしてください。
「ステイホーム」
って言われてる今だからこそ、テニスがうまくなりたい方は、家でできるトレーニングを知りたい。
そう思ってこのサイトに来てくださった方もいるかもしれません。
テニス選手の筋トレってむつかしいんですよ。
私も昔色々調べたんですが、これこそが決定版だというものがないんですよね。
ここに来てくださった皆さんも、同じ気持ちかもしれません。
今回はテニスの筋トレについて色々話しておきたいと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。
筋トレと言えば、最近「こじるり」こと小島瑠璃子さんの発言が物議をかもしてるそうですよ。
(渦中の小島瑠璃子さん)
何でも、
「見せるだけの筋トレをしている人の意味が分からない、、、」
的な発言をして、筋トレ愛好家を敵に回してしまったとか(笑)
いやいや、そういう考えの人もいるよ。
まだまだ若くて何にもわからないかわいい女の子が自分の価値観を語っただけじゃん。
そんなに目くじら立てて怒ることかね。
そんなことで怒ってるから脳みそまで筋肉の「脳筋」とかバカにされるわけです。
ちょっとは大人になれと。
最近では、岡村隆史さんのラジオでの発言の揚げ足を取って、謝罪に追い込んだり、みんな新型コロナの影響で、「自粛自粛」でストレスたまってるよね。
岡村隆史さんの発言なんか、どうでもいいじゃん。
嫌なら見なきゃいいんだし。
私も小島瑠璃子さんの発言と違って、岡村隆史さんの発言は「下品で引くな」と思いました。
人として最低な発言だなと思いました。
なので、彼を軽蔑しますし、見たくありません。
以上。
で、いいんじゃないの?
それで、岡村さんが出てる番組の降板のために署名活動するとか、おまえらどんだけ暇なの?
って私は思ってるんですよ。
マックス・ウェーバーの「職業としての学問」という古典の名著があるんですが、マックス・ウェーバーは政治活動にうつつを抜かす学生どもに、
「日々の仕事に帰れ!」
と恫喝するような恐ろしい勢いで演説するんです。
学生にとって真に必要な日々の仕事は、
「勉強」
ですよね。
どうでもいいことにうつつを抜かす暇がどこにある?
マックス・ウェーバーはそう言うわけです。
私はこれが大好きで、いつも人生の指針にしてるんです。
自分の仕事に帰れ。
今自分がやるべき仕事は何か。
それを考えたら、岡村隆史さんの降板に向けて署名する人間なんてどれほどいるよ?
それがおまえの仕事なの?
と思うんですけど。
さ、前置きが長くなりました。
そんなことはさておき、テニスの筋トレの話をしましょうよ。
テニス選手に限った話だと割り切って聞いてくださいね。
小島瑠璃子さんの前述の発言、
「見せるだけの筋トレをしている意味が分からない。」
これは、まさにその通り。
テニスで強くなりたいなら、見せるだけの筋肉など、無駄以外の何物でもないんです。
だって、ボールを強く、安定して打てるために筋トレしてるんでしょ?
本当にトップのプロの選手の身体って、テニスをするためだけに設計された完成品になっています。
世界のトップになる人にムダなんかあるはずがないんですよ。
なので、トッププロの選手を見れば、どんな身体になればいいか、はっきりとわかります。
みなさんは、トッププロの選手がどんな身体をしているか、見たことがありますか。
ラッキーなことに、テニスは試合中に選手がベンチで着替えなんかをするので、選手がどんな身体をしているか、よくわかります。
この点は野球選手なんかと全然違うところですよね。例えばイチロー選手がどんな身体をしているか見たいと思っても、イチロー選手が試合中に球場で脱ぐことはあり得ないじゃないですか。
ところが、テニスの場合、プロの選手の身体を観察する機会があるわけです、そこでよく見てみると、、、
ドラゴンボールの孫悟空のように、大きく丸く張り出した肩はしていないのです。なで肩の選手もいるくらい、肩回りに筋肉がムキムキについているということはありません。
また、北斗の拳のケンシロウのように、腹筋がボコボコに割れているということもありません。
テニス選手のお腹というのは別にぶよぶよではありませんが、割れるほどに脂肪をそぎ落としているものでもないんです。
ロジャー・フェデラー選手や、錦織圭選手がコートサイドで着替えをするときに上半身裸になったのを見てみても、別に「かっこいい身体」ではないんですよ。
「かっこいい身体」というと、定義が曖昧ですね。
じゃあ、例えば、ギリシャ彫刻だったり、ドラゴンボールや北斗の拳のような筋骨隆々で、脂肪が一切ないようなムキムキの身体を、
「かっこいい身体」と定義しましょうか。
そうすると、テニスの選手でかっこいい身体の選手なんかいませんよ。
テニスの選手は、瞬発力だけでなく、持久力もいりますし、バランスの取れた身体にしかなり得ないからです。
かっこいい身体となるのは、一般にスポーツなら、体操の選手か、陸上の短距離の選手でしょうね。
要るするに、瞬発力に特化したような競技を極めると、漫画のようなかっこいい身体にはなります。
テニスで瞬発力だけ極めて、時速250キロのサーブが打てたとしても、3セット、5セットを戦い抜ける持久力がなければ、チャンピオンにはなりえません。
テニス選手でトップになりたければ、かっこいい身体にはならないことを目指した方がいいんです。
他の競技の例でも、例えば、ボクサーとかは意外とスリムでムキムキではないんです。
無駄に筋肉付けて体重が増えて階級が上がったら絶対に勝てないですからね。彼らは階級制ですから。
あとはプロレスラーとか相撲取りって、本来は筋肉ムキムキなんですけど、相手の打撃から身体を守るために、脂肪もたくさん付けてます。
プロレスラーの高田延彦さんは、夜中にガムシロップのボトルを一本のみほしていたそうですよ。
脂肪を付けて太るためとはいえ、常軌を逸していますよね。もちろんこれはテニス選手には全く関係のない身体の作り方です。
格闘技系は、ちゃんと脂肪も付けないといけないんで、お腹がぷよぷよしてるのは普通なんです。
だからかっこいい体とはいえないかもしれませんが、彼らはめちゃくちゃ強いです。
で、テニスでもし仮に、一般的に言われている「かっこいい身体」になるとどうなるか?
というと、私のようになります。
実は私、昔ジムでめちゃくちゃ筋トレしたことがありまして、ボディービルダーとは言いませんが、フィジークコンテスト出場者並みの身体をしていた時期があるんです。
で、テニスが強かったかと言えばノー(笑)
筋肉で身体は重いし、可動域は狭いし。
ボディービルダーって、わきの下の筋肉が付きすぎて、いつも腕が少し横に浮いてたりするじゃないですか。
あんな感じ(笑)
足は遅いし、持久力もないし、こんなんでテニス勝てるわけないだろ!
となるわけです。
ただ、筋トレにはまる理由はわかるんですよ。
筋トレってすぐに成果が出ます。
「筋トレは裏切らない」
という言葉が流行しましたが、本当です。
筋トレは裏切りません、絶対に成果が出るんですよ。
だからハマる。
楽しくなる。
それに対して、対人競技であるテニスはいくら練習しても勝てない時期というのは誰にでもあるんです。
そのときに成果が出ないからと逃げてはダメなんです。
ましてや、筋トレに逃げるなんて、絶対にダメ。
競技のためのトレーニングから逸脱して筋トレにうつつを抜かしてはだめです。
テニス選手はテニスの練習をする。
これしか方法はないと思ってください。
ところが、最近コロナウィルスの問題で、どこもテニス場は閉鎖。
家でなんとか練習なりトレーニングするしかない。
そう思われている方は多いかと思います。
なので、過去記事になりますが、私が考えるテニスコートでなくてもできるトレーニングを紹介しておしまいにします。
過去記事ですがこちらを参考にしてください。
テニスでこれだけは正しいと言えるトレーニング
テニスのフットワークに効く〇〇〇〇トレーニング
いかがでしたでしょうか。
結論
小島瑠璃子はかわいい。
いや、うそうそ(笑)
テニスに必要な筋トレをシタマエ!
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