あなたの練習はムダです ピアノレッスンに学ぶテニス練習法
この講座は、
「読むテニスの教材」として、
テニスのレベルアップに役立つ情報や、
テニスの上達法、
テニスの練習法、
最新のテニスグッズ
などを紹介していきます。
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今回は練習方法に関する記事を書きます。
テニススクールに通われている方、みなさんのスクールのレッスンは1回何分ですか?
各スクールによって80分、120分といろいろあると思いますが、一応90分前後というのが相場だと思います。
私も長年テニス業界に携わっていますが、
山にこもって千日回峰みたいなトレーニングをするテニススクールというのはあまり聞いたことがありません。
これに対してピアノのレッスンというのは、何分か?
みなさん、ピアノのレッスンを受けられたことはありますか?
受けたことがあるという方は、女性の方が圧倒的に多いでしょうね。
実は私も昔ピアノを習ってました。
男性では珍しいかもしれませんね。
しかも、小さいころではなく、大学生のときに3年間ぐらい習ってました。
私の腕前は、
「バイエル→ブルグミュラー→ソナチネ→ソナタ」
という日本のピアノ教室の定番コースとも言えるこのプログラムで、ソナチネの途中までやったのですが、、、
ピアノ経験者ならどれぐらいのレベルかおわかりでしょう。
そう、テニススクールで例えるなら、初中級レベルくらいでしょうね(笑)
ベートーヴェンのエリーゼのためにや、ショパンのプレリュードなんかを弾いてました。
私のことを知っている方は「似合わねー!」と言うでしょう。
←覚えとけよ!(笑)
あー、そう、私のピアノの話なんかどうでもいいんですってば。
ピアノのレッスンって、1回何分かという話です。
私の場合、1回30分でした。
週に1回のレッスンです。
おそらく、これぐらいが相場でしょう。
たった30分ですよ。
テニススクールのレッスンの3分の1の時間ですよ。
でもね、このレッスンのおかげでメキメキと上達するもんなんですよ。
なぜか。
簡単なことです。
以下で説明します。
ピアノレッスンの場合、
週に1回30分のレッスンは、1週間の自宅での練習の成果を見せて、先生に簡単な修正をしてもらう場なんですよ。
生徒はそこで習ったことを家に持ち帰って、来週のレッスンに間に合うように家で必死で練習していく。
もし、これで何も練習せずに翌週のレッスンに出ようものなら、
もうボロボロで、先生に怒られ、譜面の角でどつかれる、、、
ことはなかったけど(笑)
練習しなかったのは先生にはお見通しなので、
とっても恥ずかしい思いをするわけです。
テニススクールの場合はどうでしょう?
みなさん、
「来週のレッスンまでに練習しておく」
という発想はありますか?
毎週レッスンのときだけ体を動かすというのは、
ピアノレッスンを受けたことのある人間からすると、
あり得ない感覚なんですよ。
もちろん、
「週に1回のエクササイズ」
「週に1回の楽しみ」
「仲間作り」
のためにテニススクールに来られている方に、
「来週までに練習して来い!」
練習してなかったらラケットでどつきまわすからな!
と言っているのではありません(笑)
それは大きな誤解です。
私のメッセージは、
「上のクラスを目指したい」
「試合で勝てるようになりたい」
という思いを持って練習されている方へのものです。
そんな方はぜひスクールの外でも練習してきてください。
そしてうまくなった姿をぜひ翌週に見せてください。
そんなこと言ったって、
「うちの近くにテニスコートはない。」
「練習相手もいないし、、、」
と言われる方がほとんどでしょう。
では、どうやったら、テニススクール外で練習ができるのでしょうか。
いいですか、
テニスの練習は何もコートでボールを打つだけではありません。
素振りでもいいんです。
YouTubeの動画を見ながら、プロの選手の動きの真似をするだけでもいいんです。
今の時代、テニスの試合なんて、ただでいくらでも見れてしまいます。
その気になれば、練習なんかやろうと思えばいくらでもできるんです。
あー、そうそう、自分で練習するときは、こんな本を読んでおくといいです。
最近読んだんですけど、テニスに限らずこういう感覚で何事も取り組むのって大事です。
絶対損はしないんで、一回目を通してください。
いかがでしたでしょうか。
最近あまりこのカテゴリーの記事を更新できていませんでしたが、
また時間のあるときに技術コラムも書いていきます。
日頃は道具に関する記事がメインになってしまうんですけども、
実はこんな上達に関する記事が本当は書きたい(笑)
だって、自分はラケットコレクターではなく、テニスコーチなんですもの(笑)
この記事がみなさんのテニス上達の一助になれば幸いです。
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