テニスのグリップテープの厚みを考える 薄いグリップテープと厚いグリップテープ
この講座は、
「読むテニスの教材」として、
テニスのレベルアップに役立つ情報や、
テニスの上達法、
テニスの練習法、
最新のテニスグッズ
などを紹介していきます。
今回はオーバーグリップ(グリップテープ)の話です。
グリップテープには厚みがあります。
薄いグリップテープと厚いグリップテープそれぞれのメリット、デメリットについて考えてみる記事です。
ちなみにおすすめのグリップテープの記事はこちら。
最近ではタフドライもお気に入りな管理人です。
グリップテープには数あれど、その厚みを気にしながら購入している方は少ないはず。
もっとグリップの厚みに対して敏感になりましょう。
自分好みの厚さのグリップテープを見つけるだけで、驚くほど快適にプレーできるようになると思います。
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さて、みなさん、グリップテープの厚みってどれくらいか、ご存知ですか。
だいたい、0.6mmくらいが通常の厚みといったところです。
定番と言えばこれですね。
ヨネックス ウエットスーパーグリップの厚みは0.6㎜
こらが一つの標準になるかと思います。
これが0.5mmとかだと薄く感じますし、逆に0.7mmとかのものを使うと厚く感じます。
たった0.1mmですけど、人間の体というのは、とくに手のひらは敏感で、そんな違いをはっきり感じとれてしまうのです。
したがって、みなさんがグリップテープを変えれば、確実にそれはわかりますし、効果を実感してもらえるかと思います。
厚いグリップだと衝撃吸収性もいいですし、耐久性もいいのですが、反面グリップの角を感じ取りにくくなります。
打球情報が手のひらに伝わりにくいという弱点はあります。
一方の薄いグリップは、打球情報を明確につかめる反面、打球の衝撃がダイレクトに手に来ます。
どちらが好みかはひとそれぞれです。
どちらが正解ということはありません。
ちなみにグリップを太くしたり、細くしたりというのを、グリップテープを用いずにする方法もあるにはあるのですが、決して簡単ではありませんので、一応参考程度にしておいてください。
グリップを太くする方法と細くする方法。
太くするのはまだ簡単ですが、細くするのは大変です。
そんなわけで、上記のような無謀なチャレンジをするのは最後の手段にして、
ひとまず、グリップを細くしたい方には、極薄タイプと呼ばれるグリップテープがおすすめです。
各メーカーが発売している極薄グリップテープをいくつか紹介しておきましょう。
ヨネックス 極薄グリップ
キモニー ハイソフトEX極薄グリップ
バボラ プロスキン
バボラのプロスキンは、薄すぎてペラペラで、巻くのに一苦労でした。
薄いのでシワにもなりやすいですし、決して巻きやすいグリップテープではないです。
おすすめのグリップテープとして紹介したVSオリジナルがすでに相当薄いので、
プロスキンは、それ以上グリップを細くしたい方のみに選んでいただきたい商品です。
お次は厚みのあるグリップテープの紹介です。
キモニーの発売する倍厚グリップ
キモニー 倍厚ウエット
キモニー 倍厚ドライ
なんとこれらは厚みが1.0mmちょっと厚すぎてフカフカしてて、苦手という方もいらっしゃるかもしれませんが、グリップテープを二枚巻いてグリップを太くしているようなプレーヤーにはちょうどいいかもしれません。
巻くだけで簡単にグリップを太くできます。
ちなみに、ジョコビッチ選手や、ナダル選手はグリップを二枚巻いていると言われています。
ナダル選手については現在では違うかもしれませんが、二枚巻きのうわさもありました。
倍厚グリップテープであれば、そのような二枚巻きの手間もコストも省けてしまいます。
日ごろから二枚グリップテープを巻いているという方なんかは、一度この倍厚グリップを試してみてはいかがでしょうか。
キモニーの倍厚ウエットや倍厚ドライほどの厚みはありませんが、ボウブランドのグリップはかなり肉厚です。
BOWBRAND(ボウブランド) オーバーグリップテープ3本巻 ウェットタイプ ホワイト BOW003
ボウブランドはテニス上級者が多く使っているイメージかもしれません。
このグリップは昔もっと厚みがあったのですが、最近になってちょっと薄くなりました。
現在では0.7㎜ということらしいです。
どんなものでも変わると賛否が分かれるものですが、ボウブランド独特の吸い付くようなグリップ感と耐久性は大きく変わっていないので安心してください。
ゴーセンのグリップテープ
望月慎太郎選手が使っているグリップテープとはちょっとちがうかもしれませんが、
ゴーセンのこのグリップはとくに厚いです。
また、ゴーセンのグリップの太さにちょっと似ているこのグリップも激安で、しかも太い。
KPIのグリップテープ
試してみる価値ありかも。
ちなみに、オーバーグリップ(グリップテープ)ではありませんが、元グリップ、リプレイスメントグリップにも、厚さが極端に違う製品がありますので、紹介しておきます。
元グリップだとテクニレザーですね。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
いかがでしたでしょうか。
グリップテープの厚み次第でプレーは変わります。
今までこだわりがなかった方、ぜひいろいろ買って試してみましょう。
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