アンドレイ・ルブレフ選手の使用するラケット
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今回はラケットの話です。
テニス界期待の星と言われる新世代のナンバーワン候補の一人、
アンドレイ・ルブレフ選手。
東京オリンピックでは、錦織圭選手とも対戦。
錦織圭選手がストレート勝ちをおさめました。
錦織圭選手があまりにも絶好調だったというのもありますが、
東京の夏はあまりにも暑すぎた?
今回はそんなアンドレイ・ルブレフ選手のラケットについて書いてみたいと思います。
一時期は、黒塗りのラケットを使っていたルブレフ選手。
Into the second week of @AustralianOpen 🇦🇺 Hope to see all the spectators very soon🖤 #AusOpen #Melbourne pic.twitter.com/NTRr4XhWgj
— Andrey Rublev (@AndreyRublev97) February 13, 2021
ヘッド グラビティを使っていることが公になりましたね。
まあ、目ざとい一部のラケットマニア達にはすでにお見通しだったようですが。
黒塗りのラケットをプロの選手が使っているときには、必ず何らかの事情があります。
選手が好き好んでラケットを真っ黒に塗りたいと思っても、
それを契約しているメーカーが許すはずがありません。
メーカーは、自社のラケットを有力選手が使って活躍することで、
ラケットのプロモーションをしたいわけですから、
何のラケットだかわからなくなるような黒塗りラケットを選手に使わせたくなどないのです。
え?
ロジャー・フェデラー選手や、ノバク・ジョコビッチ選手が真っ黒なラケットを使ってるだろうって?
あ、これはこういう真っ黒なデザインなだけですね。
鮮やかなカラーリングのラケットが多い中で、
こういう黒一色って逆に目立っていい宣伝になったと思います。
ジョコビッチ選手のモデルは限定カラーのモデルということですね。
では、それ以外で真っ黒なラケットを使っている選手には、一体どんな事情があるかというと、
契約しているメーカーのラケットと別のメーカーのラケットを使うときに、
黒塗りのラケットを使ったりします。
なぜなら、バボラのラケットを使用する契約の選手が、
突然YONEXのラケットを持って試合に現れたら契約違反でしょう。
しかし、選手としては、他のラケットをこっそりと試してみたい。
そんなときに黒塗りのラケットになったりするんですね。
実は最近こんな記事を書いていました。
望月慎太郎選手のラケット。
望月慎太郎選手が真っ黒なラケットを持っていたので、
何だこりゃと思って調べてみたんですね。
気になる方は、ぜひリンクの記事も読んでみてください。
さて、そんなわけで、メーカーや選手は、
ラケットを変える際に苦肉の策として、
黒塗りのラケットで目立たないようにして他社ラケットを使ってたりするんですけど、
逆に目立つんだよな(笑)
また、メーカーが開発中の新製品をテストする際に黒塗りのラケットを選手に持たせることもあります。
まだ公にできない、あるいは決まっていないデザインのラケット。
エクスペリメンタルと呼ばれたりします。
「実験」というくらいの意味合いですね。
メーカーとしては、選手が謎のラケットを使っていることで、
注目を集めさせておいて、プロモーションの効果を狙うという感じですかね。
ま、今回のルブレフ選手に関しても、
長らく黒塗りのラケットを使っていたせいで、
すっかり目立つ形になってしまいました。
では、ルブレフ選手が実際に使用するラケットのセッティングについて見てみましょう。
市販のグラビティシリーズの中でも最高峰のスペックと言われるグラビティ プロはこんな感じです。
ルブレフ選手のパーソナルスペックについては、
まだ明らかになっていないようですね、、、
有名な海外のサイトとかをのぞいてもちょっとわかりませんでした。
ただ、ストリングについては、
ルキシロンのアドレナリン130を使っていたようです。
まあ、もともとはウィルソンのラケットを使っていたので、
ルキシロンを使っているのは自然かなと思ったんですが、
なぜにアドレナリン?とちょっと驚きました。
ルキシロンならアルパワーを使うのがトップ選手のお約束とも言っていいくらいなのに、
しかも、このアルパワー、昔は125ゲージしかなかったのに、
最近はゲージもいろいろあって選択肢が増えました。
ひと昔前までなら、アルパワーだと125ゲージしかないので、
130ゲージを使いたい選手は他のストリングというのもよく聞く話だったのですが。
おそらく、ルブレフ選手の場合、ラケットの契約が付く前のジュニアの頃からアドレナリンを使っていた。
なぜなら、アドレナリンは、ルキシロンの中でも比較的安く、コスパに優れたストリングなので。
そして、今現在も昔から使っている慣れ親しんだストリングから変えられずにいる。
というストーリーが一番しっくりくるかなと。
そう思ってみていたら、
なんと最近ストリングをヘッドのリンクスツアーに変えたのではないかという話が。
これもうわかんねぇな(笑)
ストリングの色合いもアドレナリンとリンクスツアーって、
遠目だとあんまりわからないかも、、、
しかし、まあ、ストリングパターンの細かいラケットに、
130のポリなんて、おじさんが打ったら骨折しそうなセッティングです(笑)
ルブレフ選手を見る限り、そんなにパワーがありそうなムキムキの体格ではないんですけどね。
直近のデータを見ると、アンドレイ・ルブレフ選手のBMIは、
身長188cm
体重75kg
なので、21ぐらいですね。
これ、昔のサイトをいろいろ見ていると、ルブレフ選手の体重って、
どんどん変わっているのがわかるんですよ。
65kg→70kg→75kgと、徐々に増えているように見えます。
筋トレで体重を増やしたとみるべきなんですかね。
まあ、188cmで75kgというのも、相当細いですよ。
まだまだ若手なので、これからどんどん変わってくるかもしれませんね。
いかがでしたでしょうか。
アンドレイ・ルブレフ選手のギアたちをおさらい。
ヘッド グラビティ プロ
(ルブレフ選手の使用するラケットの中身はパーソナルスペックの可能性大)
ルキシロン アドレナリン
ヘッド リンクス ツアー
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